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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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プレーパークせたがやで「現場を支える人づくりワークショップ」でした! [2012年06月10日(Sun)]
「子どもたちの遊ぶ環境はこれでいいの?」
1975年に「遊び場を自分たちでつくろう!」と
緑道の一角からスタートし、79年には世田谷区が
国際児童年を記念する事業として「羽根木プレーパーク」
の開設に結びつけ、以来、区内4か所の冒険遊び場を
運営するとともに、全国に同様の場づくりをめざす人たち
にとってモデルであり続けてきたプレーパークせたがや
その中期計画づくりと、中期目標の実現に向けた動きを、
お手伝いしています。

最大の課題は、スタッフの献身的な努力に報いる資金調達と、
現場を支える住民主体の運営体制の維持・拡充。
日本にも、世界にも珍しい事業・団体だからこそ、他のマネや、
一般論ではなく、自ら切り拓いて創りあげるしかありません。

資金調達は、表面的な手法じゃなく、ビジネスモデルの見直しから、
運営体制の維持・拡充は、現場を支える人たちの共感を高めることから。

そのきっかけの一つとして、昨日、年次総会に続いて、
「子どもとワタシと地域の未来を考える
プレーパークの明日を語ろう! すぺしゃる ワークショップ」が
開催され、その進行をお手伝いしました。
会場でお示しした資料を、下記に添付しますね。
1206_PPS_GA_WS.pptx

改めてすごいと感じるのは、現場を支える人たちの年齢層の広さと、
子どもに接する姿勢の深さ。
ただ、創業世代特有の勢いや親密さに、その後の世代(すでに30年以上
経ってるわけですからね。。)が怖気づくのも、まぁ、仕方ないこと。

だからこそ、関心を持ちながら、不安や悩みを感じる人たちを、
どうやって支えながら、一緒に場づくりを続けるか。
これは、生活協同組合や生涯教育活動など、あらゆる分野に共通する
多老国家・日本の課題です。

チャレンジャーだからこそ、課題も大きくのしかかりますが、
前向きに乗り越えていきましょう!
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