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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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12月11日CSRワークショップ@大阪でのお詫び [2008年12月14日(Sun)]
12月11日(木)に大阪市立大学大学院 梅田サテライトで
開催された「地域に根ざす企業がCSRを進めるために」
(主催:宝塚NPOセンター、共催:IIHOE、協力:日本財団)
にご参加くださったみなさま、お忙しい中、長時間の
セミナーにご参加くださり、本当にありがとうございました。

当日は会場が狭く、また、当方の進行管理の不手際から、
みなさまには大変ご迷惑をおかけいたしましたことを
この場をお借りして、深く、お詫び申し上げます。

また、主催者側の時間管理が甘く、みなさまには
短い時間にもかかわらず、熱心にご討議いただいた上で
お寄せいただいたご質問にお答えできず、
本当に申し訳ございませんでした。

私にお寄せいただいた2つの質問について、
以下にお答えいたします。
(続きをご参照ください)
【Q1】ISO26000など、社会責任関連の規格対応について、
中小企業向けのものなど、今後どういう展開に?

国内でも経産省・中小企業庁や経済団体などで、中小企業
向けの「簡易版」を模索する動きが出てくるでしょうが、しかし、
それを待つのではなく、ISO26000の各項目が求める「主旨」を
自社の実態に合わせて確認していく、という積極性こそが、
「自主目標・自主実施・自主検証・自主開示」と、
その運営における「ステークホルダー・エンゲージメント」を求めた
日本経団連案の真髄です。
繰り返しますが、ここで問われている「社会責任」は、
「法令に基づく義務」ではなく、自ら社会との接点や関係の中で
定義すべきものであり、「明確に求められてから答える」のではなく、
「自ら相手と模索して組み立てる」ことが不可欠です。
私たちNPOも同様に、自らの責任について、多様な
ステークホルダーとの対話や巻き込み(エンゲージメント)を通じて
より積極的に定義し、実現できる水準を高められるよう、
がんばりますので、中小企業においても、また、大手企業の
関係会社においても、積極的に進めていただけることを願っています。

【Q2】労働組合は今後、どう対応すべき?

労働組合の社会責任は、「組合員の権利を守る」という共益の
範疇にとどまるのか、それとも「ともに働く人の権利を守る」という
公益にまで及ぶのかは、ぜひ、自らのこれまでのあり方をふりかえり、
今後の役割を再確認するために、しっかり掘り下げていただきたい
ところです。
もし、本当に公益を担うのならば、非正規雇用の人々を襲う痛みを
少しでもやわらげるために、労働組合の業務を委託して働き続けて
いただくといった緊急対策とともに、非正規雇用者が負っている
リスクに対する適正な評価(つまり時給の大幅増額)と補償
(つぐない)を、派遣や請負の業者に求めるとともに、発注者である
企業にも、その確認ができなければ契約しないという、
サプライヤーの「基本的人権」マネジメントが徹底されるよう、
働きかけてください。
その意味では、労働分配率の適正化(たとえば来春の賃上げ)は
もちろん、非正規雇用者が負うリスクに見合う適正な評価の実現と
保証を、春闘の死守条件としていただくことが、労働組合の本質的な
社会責任ではないでしょうか。



なお、これは本来、この場で申し上げることではないことを
承知の上で申し上げますが、当日の会場(大阪市立大学
大学院 梅田サテライト)の管理・運営には、非常に深刻な
問題点がいくつもある、と感じました。

最大の問題は、会議室のレイアウト。
長方形で、後方に窓、前方に白板という配置ですが、
その最前列のさらに前に、入口が1箇所だけあるという構造。
これでは、授業でも講演でも、遅れて入ってこられる方は、
常に発言者の脇を通ることになり、遅れてこられる方にも、
発言者にも、また、途中で電話やトイレなどで退出したいと
感じていらっしゃる着席中の方にも、甚だ不便であることを、
設計者はもちろん、管理運営者は、全く気付いていないの
でしょうか?
昨今では、地震や火災などの不測の事態に対応するため、
小さな会議室でも複数の出入り口を積極的に用意する
(消防法や建築基準法の要求を敢えて超えて)ところが多いのに、
こういう研修室がまだ都心にあることに、正直、とても驚きました。
しかも、扉を開け閉めするたびに、ギィギィ音がする、というのは
明らかに管理の手抜きです。

もう1つは、事務上の対応。事前に発送してお預かり
いただいた荷物について、十分な確認をしていただけないこと。
もちろん、「ホテルや民間の会議室ではないので、そういう
対応はしたくない」と職員さんはおっしゃりたいのでしょう。

しかし、上述のレイアウトの問題も含め、「自分は担当じゃない」
「自分はその責任を負うことになっていない」と逃げても
許されるのは、公務員や、それに順ずる人たちの甘えです。
もっと良い仕事を自ら積極的に行う人たちの集団に
変わっていかないと、公務員やそれに順ずる人たちの給与は
下がり続けますよ。
コメント
川北さん

質問へのご回答ありがとうございます!
労働組合の意味合いがきちんと
「公益」をもたらす考えに拠るものであれば、
正社員の組合員だけでなく
非正規雇用の労働者もも守る仕組みが
できる可能性がありますね。

「労働組合」などの言葉は使いませんが、
ミニ大阪での働き方の選択についても
子ども達と考えていきたいと思います。

#ミニ大阪では、ずっと働ける正社員と
2時間だけ働けるアルバイトという
2通りの働き方がハローワークの子ども達から
提示されていました。
Posted by:こども盆栽松浦  at 2008年12月15日(Mon) 06:42