全住民調査の対象はなぜ「中学生以上」がよいのか?
[2024年03月01日(Fri)]
住民ニーズ、特に、会議やワークショップなどに参加されない
方々を含めた、地域の多様なニーズを可能な限り網羅的に把握する
ために、「中学生以上全住民調査」をお勧めし、すでにたくさんの
地域で実施され、その集計結果を活用していただいています。
そのことをある地域でお伝えしたところ、下記の質問をいただきました。
(地名を「○○」とした以外は、全文を引用)
川北様
いつもお世話になっております。
改めまして先日は○○のまちづくり協議会設立の為、
ご協力いただきありがとうございました。
昨日振り返りの役員会があり、講演時にご指摘いただいた、
若者向けの追加調査について話し合いがされたところ、
役員から中学生以上としている理由(特に中学生を含める理由)を
知りたいとの意見が上がりました。
防災の担い手やニーズ把握の容易さ等ご講演の中でご説明あったかも
しれませんが、メモ等残っておらす、今一度ご教示いただければ幸いです。
「なぜ中学生以上か?」というご質問には、「なぜ小学生を含めないのか」
「なぜ高校生以上ではないのか」、また「1世帯1回答でいいのでは」という
疑問が含まれているのかもしれませんが、上述の通り、会議やワークショップ等に
参加されない方々からもご意見やニーズを集めるには、また、どこでも課題に
挙げられる「若者の参加」を促すには、世帯主だけが回答する「1世帯1回答」
ではなく「1人1回答」がよいことは、ご理解いただけるかと思います。
そのうえで、こども用の設問を別に設けず、共通の設問として回答を集計・分析
するには、小学生に回答してもらうのは難しいこと、一方、高校生は、
通学範囲が広いことから、地元で実質的に動ける時間を考えると難しいこと、
中学生であれば、意味は理解できること、地域への参加が期待できることに
加えて、昨今では、中学校として地域の課題などへの取り組みを授業等に
取り入れることも進んでいることも挙げられます(中学生には中学校で
調査票を配布・回収し、中学生による集計・分析結果を発表している事例が
ある、と耳にしたことがあります)。
ご参考までに、以下もご参照ください。
https://blog.canpan.info/dede/archive/1433
併せて「ソシオ・マネジメント」第6号のP39-P52も、ぜひご参照ください。
方々を含めた、地域の多様なニーズを可能な限り網羅的に把握する
ために、「中学生以上全住民調査」をお勧めし、すでにたくさんの
地域で実施され、その集計結果を活用していただいています。
そのことをある地域でお伝えしたところ、下記の質問をいただきました。
(地名を「○○」とした以外は、全文を引用)
川北様
いつもお世話になっております。
改めまして先日は○○のまちづくり協議会設立の為、
ご協力いただきありがとうございました。
昨日振り返りの役員会があり、講演時にご指摘いただいた、
若者向けの追加調査について話し合いがされたところ、
役員から中学生以上としている理由(特に中学生を含める理由)を
知りたいとの意見が上がりました。
防災の担い手やニーズ把握の容易さ等ご講演の中でご説明あったかも
しれませんが、メモ等残っておらす、今一度ご教示いただければ幸いです。
「なぜ中学生以上か?」というご質問には、「なぜ小学生を含めないのか」
「なぜ高校生以上ではないのか」、また「1世帯1回答でいいのでは」という
疑問が含まれているのかもしれませんが、上述の通り、会議やワークショップ等に
参加されない方々からもご意見やニーズを集めるには、また、どこでも課題に
挙げられる「若者の参加」を促すには、世帯主だけが回答する「1世帯1回答」
ではなく「1人1回答」がよいことは、ご理解いただけるかと思います。
そのうえで、こども用の設問を別に設けず、共通の設問として回答を集計・分析
するには、小学生に回答してもらうのは難しいこと、一方、高校生は、
通学範囲が広いことから、地元で実質的に動ける時間を考えると難しいこと、
中学生であれば、意味は理解できること、地域への参加が期待できることに
加えて、昨今では、中学校として地域の課題などへの取り組みを授業等に
取り入れることも進んでいることも挙げられます(中学生には中学校で
調査票を配布・回収し、中学生による集計・分析結果を発表している事例が
ある、と耳にしたことがあります)。
ご参考までに、以下もご参照ください。
https://blog.canpan.info/dede/archive/1433
併せて「ソシオ・マネジメント」第6号のP39-P52も、ぜひご参照ください。