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川北秀人on人・組織・地球

「地球上のすべての生命にとって、民主的で調和的な発展のために」を目的に、市民団体(NPO)・社会事業家(ソーシャル・アントレプレナー)や社会責任(CSR)志向の企業のマネジメントの支援や、市民・企業・行政の協働の支援などに奔走する、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者の毎日の、ほんの一部をご紹介します。


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自治体の財政等に関する、ある新聞記者さんからのご質問 [2022年10月06日(Thu)]
以前にお世話になったある新聞記者さんから、とても丁重なご挨拶とともに、
下記のご質問をいただきました。

@1人あたりのハコモノ面積(A市と全国平均)
A既存ハコモノの維持費、更新費用
B既存インフラの更新、維持費用
C既存ハコモノ、インフラの更新、維持費用の1人当たりの
 負担額(A市と全国平均)、A市の場合いくらくらい不足しているか
D歳入に占める税収の割合の全国自治体平均ーなどです。
大変お忙しい中恐縮ですが、ご検討いただけないでしょうか。
急なお願いで申し訳ありません。


順にお答えしていきます。
@1人あたりのハコモノ面積(A市と全国平均)
A既存ハコモノの維持費、更新費用
B既存インフラの更新、維持費用
C既存ハコモノ、インフラの更新、維持費用の1人当たりの
 負担額(A市と全国平均)、A市の場合いくらくらい不足しているか


総務省の「公共施設等総合管理計画」のページ内の
公共施設等総合管理計画の各地方公共団体のホームページにおける公表状況
からリンク先(政令指定市以外の市区町村は、(3)のリンク先から、さらに
各市町村名を選択)を参照すると、各自治体の公共施設等総合管理計画
(名称はさまざまです)が掲出されており、その中に、公共施設(ハコモノも
インフラも)の面積・長さや施設数、維持費や更新に要する費用の推計が
紹介されています。これを、各自治体の人口で割ると、1人あたりの面積や
額が算出できます。
また、自治体によっては、直近数年間の維持・更新費の実績も明記されており、
年平均の維持・更新費用の推計額から、直近の実績額を引くと「不足額」を
示すことができます。
全国平均については、2012年3月発行のため古いものではあるのですが、
同サイト上の「公共施設及びインフラ資産の将来の更新費用の比較分析に
関する調査結果
」(総務省自治財政局財務調査課)によると、
「人口1人あたりの公共施設の延床面積」は3.22uと示されています。

D歳入に占める税収の割合の全国自治体平均

総務省の「地方財政状況調査関係資料」のページ内の
市町村別決算状況調」の各年度分のリンク先を開くと、
「市」(都市別)と「町村」(町村別)の集計表が示されており、
各自治体の歳入の総額は「概況」のシートに、地方税収は「歳入内訳」の
シートに示されています。「市」だけの平均、「町村」だけの平均は、
それぞれの合計額で割り算すればよいのですが、「市区町村の平均」を
求める場合には、「市」と「町村」それぞれの合計額を合算する必要があります。

人口・世帯構成の推移と同様に、財政の推移も、地域にとっては、
とても重要な事項であり、各地に伺う際には、可能な限りお示しできるよう、
資料を準備しています。
みなさんの自治体でも、「地域経営」できる人材を、地域からも、
行政職員の中にも、増やせるよう、こういう項目について学べる機会を
増やしていただけることを願っています。

ご質問くださった記者さん、ありがとうございます!
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