NPO法人風・波デザイン代表理事宮崎 道名 氏、理事櫻井 久 氏 [2010年06月13日(Sun)]
地元に誇りと愛を持って大切に!
宮崎 道名 氏(NPO法人風・波デザイン代表理事) 櫻井 久 氏(NPO法人風・波デザイン理事) ![]() 出会隊レポートは、盛岡でまちを元気にしようと地域活動や市民活動で活躍されている方をご紹介するコーナーです。第四回目は、特定非営利活動法人風・波デザイン(以下風・波デザイン)の代表理事宮崎氏と理事櫻井氏をご紹介します。風・波デザインは、地域活性化やまちづくりの担い手の人材育成、コミュニティビジネスの支援等の活動を行っています。また、今年の4月から、いわて県民情報交流センター(アイーナ)6階のNPO活動交流センターを運営され、櫻井氏はセンター長を務めています。 まちづくりという分野で活動しようと思ったきっかけは何ですか? 宮崎氏 新潟の大学に所属していた頃に、誰でも通うことができるフリースクールを設立し活動していました。その時に新潟のまちづくり集団の人達と出会ったのがきっかけです。活動を通じて岩手県の紫波町役場の人達と出会い、支援センターを作るので手伝って欲しいと声をかけられました。 櫻井氏 公民館に勤めていたころ、公民館を利用していた様々な方々から意見をいただいたのがきっかけです。それぞれが「こうだと良いね」と考えるものを実現していくことがまちづくりでした。 風・波デザインの講座特徴を教えてください。 参加者、講師全員が一体となって場を創るということを意識しています。共にその場を共有し受講者と学び合える関係作りや、参加者同士の出会いの場として仲間ができるようにと考えています。 NPO活動交流センターの運営を受託されましたがどのような活動を展開される予定ですか? 公募事業やイベント、ボランティア等の情報を発信し、皆さんが次の活動へと展開できる支援やきっかけをつくり、NPOの活動交流の場としても活用できるシステムを作りたいと考えています。 目指しているまちなど、目標を教えてください。 地域と個人の両者が自立し、自主的に生産的な活動を行い、地域経済が循環し人材が育ち、地域間同士が共存しながら地域の土地など地域資源が利活用できるようなまち、未来の子どもたちへ次につながるような共存型のまちを目指したいです。今頑張っている人が日の目を見ることができるまちです。 活動していく中で常に心がけていることなどありましたらお聞かせ下さい。 宮崎氏 地域づくりに関わったら最後までその土地に関わると考えています。 櫻井氏 人それぞれが持っている想いを尊重しながら活動していくことを大切にしています。 最後に市民の皆さんにメッセージをお願いします。 地元を誇りに思い大切に愛して欲しい。そのお手伝いをなんでもします! 取材後記 今回の取材を通して、自分の住む地域を誇りに思い大切にするからこそ、その地域が元気になるのではと感じました。お忙しい中、本当にありがとうございました。 |