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みたけ五丁目町内会 長澤 凉子 さん [2011年11月26日(Sat)]

町内会で社会参加


みたけ五丁目町内会
会長 長澤 凉子 さん


 第13回は、みたけ五丁目町内会会長の長澤凉子さんをご紹介します。
長澤さんは、女性の社会参画や地位向上のため、市民活動や町内会活動に精力的に取組まれてきました。
これまでに、町内会婦人部部長、もりおか女性の会、みたけ地区活動福祉推進会女性部事務局長、盛岡女性塾、パワーしゃべる6人組、岩手県女性の翼の会初代会長などを務められました。
現在は、みたけ五丁目町内会会長5期10年目を迎え、活躍されています。

■活動を始めたきっかけは何ですか
45歳の時に「死ぬまでになすべきこと」という書籍を読み「何か人に役立つことをしたい。」と思
うようになりました。
その時、ちょうど町内会婦人部部長のお話をいただき、私の社会参加の第一歩を踏み出すこととなりました。

■みたけ五丁目町内会の活動を教えて下さい
みたけ五丁目町内会は、総務部、会計部、文化部、防犯部、福祉部、体育部、環境衛生部から構成され、様々な活動を展開しています。
犯罪や事故の無い明るく住みよいまちを目指して、子供たちの登下校時の見守りを毎日行う「子供110当番警邏」の実施や、青少年の健全育成の観点から更生保護等の講演会も行いました。
また、三世代交流会や、4年に一度行う大運動会「町輪ピック」を通して住民の交流を図っています。
地域福祉の取組みとし以前は、一人暮らしをしている高齢者の見守り活動「シルバーメイト事業」や「ふれあい イキイキ ニコニコ サロン」を行なっています。サロンでは、地域の高齢者がお菓子や漬物などを持ち寄り、カラオケやおしゃべりなどを楽しみながら地域の情報交換をしています。

■みたけ地区の町内会は、女性役員が多いと聞きますが…
リーダー役は男性が務めることがほとんどでしたが、現在は、みたけ地区の7町内会のうち約半数の3名が女性会長です。この数は大いに誇れることだと思います。
かつて、当町内会にはては、「婦人部」が組織されていましたが、「文化部」に変更することで男女共に町内会行事に参加してもらっています。
これからも男女共同参画を進めることでより良い社会、暮らしやすいまちにしていきたいと考えています。

■長澤さんの目指すまちを教えてだください。
今のみたけが、理想だと思います。
子どもたちの安全を守るため知らない人に挨拶をしないよう教育され、地域間の挨拶も減少することもありましたが、登下校時の見守りを実施してからは子供たちの明るい挨拶が聞こえるようになりました。
また、県営スケート場前の道路は、歩道と車道の整理がされていませんでしたが、みたけ住民から歩行者保護の要望の声が盛岡市に届き、緑道が整備されました。とても住みよいまちだと感じています。


■長澤さんの座右の銘を教えて下さい。
「相手を気づかい たすけあい 暮らし易さは 地域の宝!」をキャッチフレーズに取り組んできました。
一人ひとりを尊重し、思いやりと感謝の気持を大切にしたいと思います。

■市民のみなさんにメッセージをお願いします。
「相手を気づかい、助け合う」ことは、暮らしやすさにつながります。住みよい地域を創っていくため、私たちの地域は何が必要で何ができるのか話し合いましょう。そして、お互いを支え合うことができる地域を創っていきましょう。。