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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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20周年記念誌、公開中![2026年03月17日(Tue)]
20周年記念誌、公開中!

●「学びの20年 ― 世界で学んだろう・難聴者が語る今後のろう社会とこれから」●
2004年にスタートした日本財団聴覚障害者海外奨学金事業は20周年を迎えました。この20年の間に、奨学生たちはそれぞれの分野で研鑽を積み、帰国後は教育、福祉、医療、技術、芸術、政策など、社会のあらゆる場で力を発揮してきました。彼らが海外で学んだのは単なる知識や技術だけではありません。異文化の中で、自らのろう・難聴者としてのアイデンティティを見つめ直し、手話言語の価値を再確認し、社会に新しい視点を共有しようとしてきました。
本記念誌では、10周年記念誌のような個々人の活動報告のような形式ではなく、「専門領域」という切り口から奨学生の軌跡と未来をたどりました。教育や言語研究から福祉・医療、ICT、アートに至るまで、多彩な分野で活動する同窓生が、各テーマごとに座談会形式で集い、それぞれの現場から見える課題と展望を語り合いました。

20周年記念誌チラシ.jpg

<20周年記念誌>
https://www.npojass.org/20th-anniversary

今回は、手話動画(日本語音声通訳付き)による報告です。
記念誌全体(PDF)では、各座談会の内容をお読みいただけます。
PDF版には、2/15の20周年記念式典で展示されたポスターも掲載しています。

春の夜長に、ゆっくりご覧ください。

かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 09:58 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2025年1月「ラストダッシュ」金本小夜(19期生)[2026年03月10日(Tue)]
みなさんこんにちは。
イギリスはだいぶ春めいてきましたが、日本はどうでしょうか?
今年のイギリスは、冬場はとても寒かったのに、2月半ばから急に最高気温が15℃を超える日が続いたりして、いきなり花盛りになりました。その辺に買い物に行くだけでも楽しいです。
今更ですが、桜の木だとずっと思っていた近隣の木が、実はアーモンドの花だということを知りました… そっくりです。

もう今月が実質的に予定していた最後の月なので、先月、今月と図書館や本屋さんで資料蒐集に明け暮れております。
障害学やデフスタディーズ関連の研究書は、ジャンルが新しいこともあり、オンラインで読めるものも多く、コロナ以降のデジタル化のありがたみを感じますが、古い文献や、小説などのいわゆる一次資料はオンラインでは手に入りにくく、安いものなら買ったり、今のうちに読んだり、写真撮ったりしています。
思ったよりも本を買ってしまい、まだ何も始めていませんが、帰国の荷造りが恐ろしいです。
イギリスから日本に荷物を送る方法を調べていますが、どうも船便がないようで、そのことでも頭を抱えています。

研究以外だとやはり文学や芸術関連の場所に行けなくなることがとても寂しく、少しずつですが、文豪の行ったパブや、文豪の家や、芸術家のお屋敷など、これを最後と思って回っています。
ディケンズのようなイギリスを代表する作家の家が案外賃貸でびっくりしたり、幻想的な作風で知られるウォルポールのような作家は私生活では実は穀潰しのぼんぼんだったりと、家を見てわかることも多いです(笑)

写真はサミュエル・ジョンソン(イギリスで最初に画期的な辞書を作った人)が行ったというThe Georgeという古いパブで、フィッシュパイを頼んだ私です。
IMG_9022.jpeg
Posted by 金本 at 22:57 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2026年2月「新学期準備と韓国文化に触れた2月」森本恵実(20期生)生活記録[2026年03月07日(Sat)]


みなさん、こんにちは。2月の生活記録を書きます。
韓国ではまだ寒さが続く季節ですが、少しずつ春の気配も感じられるようになりました。
2月は大学の授業がない期間ではありましたが、
新学期に向けた準備を進めながら、韓国の文化に触れる機会もありました。
今回は、旧正月の様子や大学の授業申請、そして印象に残った出来事について書きたいと思います。



(1)旧正月について
韓国では旧正月という祝日があり、連休になる時期があります。
今年も韓国で旧正月を迎えました。
韓国の旧正月は家族が集まる大切な日で、
トックク(떡국)というお餅が入った料理を食べる風習があります。


202602_1.jpeg


白い餅には「昨年の悪いことを忘れて新しい一年を迎える」という意味があり、
半円形に切られた餅は銭を象徴し、「裕福で健康な一年になりますように」
という願いが込められているそうです。



(2)新学期準備について
韓国では3月から新学期が始まります。そのため、次の学期の授業申請を行いました。
韓国の授業申請は、いわば“受講申請争奪戦”とも言えるものです。

日本の大学では、受講したい科目を申請し、
人気がある場合には抽選で決まることが多いと思います。
しかし韓国の大学では、
「インターネット上で申込ボタンを早く押した順に授業を取得できる」
という仕組みになっており、基本的に先着順です。


そのため受講申請の日には、朝からパソコンの前で待機し、
開始時間と同時にクリックするという光景がよく見られます。
激しい競争の末に、理想の時間割を完成させるのです。


202602_2.jpg
※授業申請画面
202602_3.jpg
※授業申請中のネット接続の待機時間(私は985番目で私の後ろには5718人が待っている状態)


私が在学している崇実大学では、
受講申請の時間が10時から15時までと決められていますが、
実際には10時の開始と同時にほとんどの授業の枠が埋まってしまいます。


私は希望していた授業を2つほど申請することができませんでしたが、
他の授業を選択することで卒業に必要な単位を満たすことができました。
次回が最後の学期になりますが、今回は15単位を取得しました。



(3)ドルチャンチ(돌잔치)への参加
トルチャンチ(돌잔치)は、韓国で赤ちゃんの満1歳の誕生日を盛大に祝う伝統行事です。
親族や知人を招いて食事会を開き、「トルチャビ」と呼ばれる将来占いを行いながら、
子どもの健康と成長を願うパーティーです。
韓国では結婚式のように盛大に行われることも多いそうです。


今回は、韓国とベトナムのろう者の国際夫婦のお子様(息子さん)
のお誕生日祝いに招待していただきました。


202602_5.jpg
202602_4.jpg


トルチャンチのハイライトが「トルチャビ」です。
子どもの前にさまざまな物を並べ、
子どもが最初に何を掴むかによって将来を占うという行事です。

今回の主役であるお子様は、何を選んだのでしょうか?


202602_6.jpg


なんと、法廷や議会などで用いられる「木槌」を選んでいました。
きっと将来はとても頭の良い子に育つのではないかと、会場もとても盛り上がりました。
このように、韓国の文化に触れながら、2月を過ごしました。


今後もこのような文化体験を通して、
韓国社会やろうコミュニティへの理解を深めていきたいと思います。
Posted by 森本 at 09:26 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2025年度20周年記念式典(東京)、開催終了A[2026年03月01日(Sun)]
20周年記念式典(東京)を開催しました

去る2月15日(日)、東京・赤坂にある日本財団ビルを会場に対面開催しました。今回は、準備の都合上、オンライン併用開催ができませんでしたが、遠方からご参加いただいた方を含めて43名にご参加いただきました。

●ポスター発表●
会場に来られなかった同窓生の分も含め、会場には16枚のポスターがずらりと並びました。あちらこらで同窓生を囲んで、活発な交流が続きました。
2015-6-1.jpg
左写真:アートグループ(左から)福島12期生、西12期生、管野3期生
右写真:福祉・早期教育・言語学グループ(左から)鈴木18期生、山2期生

2015-7-1.jpg
左写真:情報保障・クロスグループ(左から)太田1期生、皆川16期生、川俣5期生
右写真:ろう教育グループ(左から)武田4期生、牧谷11期生、大西16期生、菅原20期生


●クイズ●
海外留学にまつわる10問を出題。同窓生からのエピソードトークもあり、会場全体で楽しく盛り上がったひとときとなりました。
2015-8.png


●スペシャルゲストによるミニ講義(オンライン中継)●
テーマ:「ろう者中心の通訳:ろう文化に基づいた解決策」
講 師:Thomas Holcomb教授(米国オーロニ大学)
0215-5-1.png
「文化とは、課題に向き合い、解決策を模索し挑戦する中で形づくられていくもの。ろう者中心の解決策や通訳のあり方をろう文化の視点から考える。通訳を聞こえる人のやり方に合わせるのではなく、ろう者の環境や文化に基づいて見直し、ろう者自身が話し合いに参画してよりよい方法を探っていく。その積み重ねがろう者中心の通訳につながる。」とご講義いただきました。

記念品として20周年特製ファイルを配布しました!
0215-10-1.jpgデザイン担当:鈴木18期生

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

2015-9.JPG
当日、会場に集結した同窓生、指で”期”を表しています。
(左から)太田1期生、山2期生、管野3期生、武田4期生、福永4期生、川俣5期生、中川7期生、牧谷11期生、西12期生、福島12期生、皆川16期生、大西16期生、鈴木18期生、菅原20期生

今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。


かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 18:27 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2025年度20周年記念式典(東京)、開催終了@[2026年03月01日(Sun)]
20周年記念式典(東京)を開催しました

去る2月15日(日)、東京・赤坂にある日本財団ビルを会場に対面開催しました。今回は、準備の都合上、オンライン併用開催ができませんでしたが、遠方からご参加いただいた方を含めて43名にご参加いただきました。
0215-1-1.jpg

●式典●
当日は、日本財団をはじめ、これまで奨学生選考や留学前の国内研修でお世話になってきた全日本ろうあ連盟、全国手話研修センター、Creole for All(クレオール フォー オール)、日本財団元職員の方からご臨席を賜り、式典を挙行しました。また、今回初めて米国大使館からろう・難聴当事者の外交官にもご臨席いただきました。2004年にスタートから20年にわたり事業を継続しご支援くださった日本財団へ、また当協会へ、同窓会から御礼の花束が贈られました。
0215-2.jpg
同窓会の牧谷11期生から武田会長へ贈呈   頂いた花束を事務所受付にディスプレイ 


●座談会●
第1部では、川俣郁美5期生がファシリテーターとなり、事業立ち上げ期から本事業を担当された石井靖乃氏(現:日本財団電話リレーサービス専務理事)にお話を伺いました。ろう児・者のロールモデルとして国際的に活躍する人材、海外の国際支援に携わる人材を育てたいとの思いから、当時全日本ろうあ連盟事務所長であった大杉豊理事(当日はビデオ出演)、当協会と協議を重ね、「ろう・難聴者の留学支援事業」へと発展したとのことです。日本、アジア、世界で活躍する人が増えてほしいと、温かいメッセージが寄せられました。
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左から川俣5期生、石井氏、大杉理事

第2部では、ファシリテーターを鈴木美彩18期生が務め、山亨太2期生と菅原鑑20期生が登壇し、参加者から寄せられた質問に3人それぞれの体験をもとに回答しました。留学前に力を入れた準備、やっておけばよかったことは何かいう質問には、英語・現地手話の習得、情報収集、留学経験者への相談などが挙がりました。
時間の都合で続きはお昼休みのポスター発表で直接交流する形となりました。
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左から鈴木18期生、菅原20期生、山2期生

続きは、次の投稿で。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。


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事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 17:42 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL