• もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
« 2025年10月 | Main | 2025年12月 »
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
第20期 菅原鑑奨学生、帰国[2025年11月24日(Mon)]
第20期 菅原鑑奨学生、帰国

11月21日、第20期の菅原鑑奨学生が留学を修了し、無事に日本に帰国しました。

Kikoku (011).jpg
<JR池袋駅にて>

2024年12月にカナダ・バンクーバーへ留学。スプロットショーカレッジの教育アシスタントコースで、障害の有無や程度にかかわらず、誰もが同じ場所で学ぶインクルーシブ教育を実体験で通して学んできました。
ご支援くださったみなさま、ありがとうございました。

かわいい菅原奨学生の帰国報告会かわいい
 12月14日(日)午前10時30分〜 5005(ごーまるまるごー)/オンライン開催

 *対面参加では、菅原奨学生との交流の時間もあります!
 *参加申込画面(こちらをクリック)

  
事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 15:00 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2025年10月「10月はお休みしてました」金本小夜(19期生)[2025年11月07日(Fri)]
みなさんこんにちは。
11月になりましたね。日本もそろそろ木枯らしが吹く頃でしょうか。ロンドンは、ハロウィンらしき飾りももちろんちらほら見られたのですが、それよりもガイフォークス祭のせいで10月末頃から最近まで花火がバンバン上がっていて夜が賑やかでした。

私事なのですが、実は昨日祖母が他界しました。97歳、大往生でした。とても親しくしていたわけではなかったですが、血のつながった身内が亡くなるのは、この世で自分に連なるものが一つ消えたような、なんだか不思議な感覚で、思いの外ショックを受けている自分にびっくりしています。
私の母方は難聴の家系で、祖母も重度難聴だったのですが、世代もあるのでしょうか、頑なに手話は習わず、最後まで口話で通していました。私が物心ついた時にはもう私の声は届かないくらいには難聴が進行していたので、祖母と直接会った時にはあまり会話らしい会話もできず、手紙でのやり取りで祖母の為人を知ったようなものです。
お互い手話ができていたら、もう少し直接会うことも楽しみになっていたのではないかと思ったりします。

今週は、6月の学会で知り合ったカナダ人の先生から、海を超えて御著書を頂くなどして、ちょっと勉強のモチベーションがアップする出来事もありました。
アレクサンダー・グラハム・ベルの妻、メイベルの伝記で、まだはじめの方を少し読んだだけですが、面白そうな本でとてもワクワクしています。メイベルはアメリカ人ですが、グラハム・ベルの方はイギリスのスコットランドで生まれて、カナダに移住して、アメリカの市民権を獲得した、という経緯があるようで、これは研究で扱う場合にはどの国の人として扱うべきなのか結構悩むところだろうな、などと思ったりします。メイベルが主役の本、ということはろう教育についてもおそらくたくさん書かれているはずで、この先生がその辺りをどう捉えたかも興味があります。

先月も書いた体調不良が少し長引いたので、実は先月半ばから1ヶ月勉強をお休みして療養に専念していました。
遠出もせず、パソコンの画面もあまり見ないようにして、近所を散歩したり料理をしたりとちょっとのんびりしていたおかげか、だいぶ調子が戻ってきたように思います。
そんなこんなで今月からまた勉強再開する予定です。
IMG_7555.jpegIMG_7562.jpeg
Posted by 金本 at 19:38 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2025年10月「秋夕とカフェと勉強の日々」森本恵実(20期生)生活記録[2025年11月07日(Fri)]

 みなさん、こんにちは。10月の生活記録を書きます。
朝は8〜9度、昼間には15度前後と気温差が大きく、寒暖の差を感じる月でした。まだ10月なのにもうダウンジャケットを着るくらい、寒い日もあれば、長袖1枚で出かけられる日もありました。いつも以上に気をつけながら過ごしたおかげで、体調を崩すことなく過ごせました。そして、今月は秋夕があり、1週間ほどの短い休息を挟みつつも、中間考査に向けての勉強に集中する日々が続きました。

◉秋夕(チュソク)
秋夕(チュソク)とは、韓国の旧暦8月15日に行われる、一年で最も重要な祝日の一つです。新羅時代(紀元前356〜935年頃)に始まったとされ、長い歴史を持つ伝統的な祝日だそうです。家族や親戚が故郷に集まって先祖の墓参りをしたり、食事をしたりします。日本でいうお盆のような行事です。

10月_1.jpeg

友達が秋夕(チュソク)でお家に帰った時のご馳走の写真を送ってくださいました。このような感じで、数多くのおかずを用意し家族や親戚とともに食事をしたとのことです。とても豪華ですよね!

私のように韓国に住む外国人にとっては、縁がないため、今回の秋夕(チュソク)では特別な予定は立てず、日頃の疲れを癒しながらゆっくりと過ごしました。

◉中間考査
月の後半には中間考査があり、「日本現代文学と文化」「AIと日本語翻訳」「(外国人のための)学術的文作文」の3科目を受けました。授業の内容を整理しながら準備する過程で、改めて、日本語が持つ豊かな表現をどのように韓国語で表すのか、知るいい機会にもなりました。

23957607.png

「日本現代文学と文化」では、梶井基次郎が執筆した『檸檬』という短編小説を主題とした試験が扱われました。小説中の一部を韓国語に翻訳したり、漢字を適切に読めるかが問われていました。試験結果、『絢爛』の読みを『けいらん』と書いてしまい、正しくは「けんらん」でした。その1箇所のみの減点で惜しくも満点を逃してしまい、少し悔しさが残りました。

私自身、元々漢字は得意な方だったのですが、いくら母語が日本語でも、普段使わない言葉や表記は意外と曖昧なままになっていることに気づき、改めて言語を丁寧に学び直す大切さを知りました。

このように、今月は自分の姿勢を少し客観的に見つめ直し、学びや成長につなげることが多かった1ヶ月だったと思います。来月11月にはTOPIK試験(韓国語能力試験)も控えているため、引き続き日々の積み重ねを大切にしていきたいと思います。

【TMI】
10月もカフェで勉強することが多かったです。基本的にはチェーン店ような格安カフェにたくさん通っていましたが、たまに気分転換でコーヒーもデザートも美味しいカフェにも訪問し、雰囲気がとても良い感じの中でも勉強してきました。いくつか印象に残ったカフェの写真を並べてみました。

10月_2.png

以上です。
Posted by 森本 at 13:54 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
バンクーバー生活I 菅原鑑(20期)[2025年11月06日(Thu)]
みなさん、こんにちは!
今回も実習についての内容をメインに書いていきます。最初の1ヶ月は主に色々なクラスに入って少しずつ支援に入る形でした。そのため、さまざまな障害のある生徒やクラスで経験を積むことができました。10月に入ってからはろう重複の生徒の支援について、毎日を一緒に過ごすようになりました。
彼とのコミュニケーションはASLで行い、日々ASLを学んでいる状態です。まだまだですが、だいぶコミュニケーションが取れるようになってきました。
実際に行っている支援の一部を紹介します。
@1日のスケジュールを確認できるボードの提示
IMG_4106.jpeg

A帰りの準備を自分1人でできるようにするためのTo-doリストの提示
IMG_4112.jpeg
B自分に想いを発信するための代替コミュニケーションAAC(Augmentative and Alternative Communication)の活用
IMG_4111.jpeg

C教師の声を拾うためのFM補聴システムの活用
IMG_4085.jpeg

このようにさまざまな支援をしながら彼の生活における壁が少しでも減らせるようにしています。
日本の特別支援と被るところや異なるところ、インクルーシブ教育の良さや課題などなど、日々考えさせられることがたくさんあります。実習が終わったら、その考察を自分の中でまとめていきたいと思っています。その内容についての発表は、日本ASL協会(JASS)が主催する報告会で伝えさせていただければと思っています。
日にち:12月14日(日)
時間:10:30〜12:15
会場:5005(西日暮里)
テーマ:「カナダと日本のインクルーシブ教育の比較〜ろう重複生徒の支援を通して〜」
ZOOMでの参加も可能ですので、お時間の許す方はぜひご参加ください。僕1人の考えというよりは、皆さんと一緒に考えていける機会になったら良いなと思っています。
今回、カナダの学校での実習を通して何よりも良かったと感じることは、障がいのある人もない人も当たり前のように一緒に過ごす環境を目の当たりにすることができたことです。本当に今回のような経験をさせていただける機会を得られたことに感謝でいっぱいです。

10月の大きなイベントといえばハロウィン!そのため、僕も仮装でイベントを楽しんできました!
↓ハロウィン仮装お化け
IMG_4113.jpeg

他にもパンプキンパッチと呼ばれるパンプキン狩りがあっちこっちで開催されていました。かぼちゃにこんなに囲まれることはないので不思議な体験でした。
↓パンプキンパッチハロウィン
IMG_4105.jpeg

11月は日本に帰ります!帰国まで残り約2週間です。やり残したことがないように最後まで精一杯がんばってきたいと思います。
Posted by 菅原 at 09:43 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
■連載■海外留学奨学金 担当役職員のつぶやき<Part.17>[2025年11月05日(Wed)]
■連載■海外留学奨学金 担当役職員のつぶやき<Part17>

『日本財団聴覚障害者海外留学奨学金』を知って欲しい!と担当理事と事業担当者の2人が、事業のこと、募集のこと等を不定期につぶやいています。

タイトル17.jpg

Nami_吹き出しなし35.jpg留学先への出願開始の1年前には「大学選び」が始まるのよね。ポイントは何だろうか。

Nemo_吹き出しなし35.jpgそうですね、留学目的や留学方法が決まったら、情報収集して、条件に合う大学を探しましょう。

Nami_吹き出しなし35.jpg今はインターネットが使えるから便利よね。でも、情報がたくさん。最新で正確な情報を得たいわ。

Nemo_吹き出しなし35.jpg大学の公式サイトがオススメです。不明点とかは、積極的に直接大学に問合せするとよいですよ。

Nami_吹き出しなし35.jpg米国留学だとEducationUSAセンターという大使館も関わる所があるね。情報提供やアドバイスも無料でもらえるのよね。

Nemo_吹き出しなし35.jpg留学エージェントを利用する方法もありますよ。奨学生の中には希望分野を学べる学校を複数校紹介してもらってコンタクトをした人も。

Nami_吹き出しなし35.jpg留学経験者に相談するとか、上手に情報収集して自分のレベルや学びに合った留学先探しましょう。


かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)


当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 16:50 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜[2025年11月05日(Wed)]
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜

日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業は、2004年にスタートして20年が過ぎました。これまでに計28名が海外留学を修了し、帰国後、留学で学んだ分野を中心に、ろう教育や情報コミュニケーション支援、相談支援、専門研究など各分野で当事者リーダーの一人として活躍しています。そんな奨学生たちの様子を不定期にご紹介しています。

●山亨太さん(2期生)、皆川愛さん(16期生)●
手話版「糖尿病」資料(手話動画)の制作チームの一員として取り組む
2T-16M.jpg

国立がん研究センターがん対策研究所では、障害のある人ががんになっても適切な医療が提供されるよう環境整備の研究を行っています。前号で紹介した手話版「わかりやすい肺がん」に続き、9月17日新たに手話版「糖尿病」が公開されました。この手話版動画の5名からなる制作チームの一員として二人が参画。ろう医療者、ろう通訳者、手話通訳士等が協力し、専門医の査読を経た信頼できる動画情報とのこと

障害のあるがん患者支援ページ
がん対策研究紹介サイト1.jpg
https://plaza.umin.ac.jp/~CanRes/match/match-achievement/

          
かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2026年度第23期生募集は、2026年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)


当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 16:45 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL