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聴覚障害者留学(〜2026.03.31)
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜[2025年06月27日(Fri)]
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜

日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業は、2004年にスタートして20年が過ぎました。これまでに計28名が海外留学を修了し、帰国後、留学で学んだ分野を中心に、ろう教育や情報コミュニケーション支援、相談支援、専門研究など各分野で当事者リーダーの一人として活躍しています。そんな奨学生たちの様子を不定期にご紹介していこうと思います。

●鈴木美彩さん(18期生)●
コカ・コーラ社への新グローバルサインの開発・贈呈プロジェクトに参画

Suzuki.png

ギャロデット大学とコカ・コーラ社の協働による新企業ロゴへの取り組みに対して、学生代表の4名のうちの一人として鈴木18期生が参画しました。1年かけて開発された新デザインは、「COKE」がASLで視覚的に表現されています。
Check it out!

Coca-Cola_Gallaudet_1.jpg
プレスリリース(動画を含む)はこちらから
https://www.prnewswire.com/news-releases/gallaudet-university-students-create-global-sign-name-for-coca-cola-302450068.html

             
かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2025年度第22期生、募集中
・大学・大学院進学コース
・キャリアアップコース
応募〆切 2025年7月10日(木)

お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本 at 16:59 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜[2025年06月27日(Fri)]
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜

日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業は、2004年にスタートして20年が過ぎました。これまでに計28名が海外留学を修了し、帰国後、留学で学んだ分野を中心に、ろう教育や情報コミュニケーション支援、相談支援、専門研究など各分野で当事者リーダーの一人として活躍しています。そんな奨学生たちの様子を不定期にご紹介していこうと思います。

●山田茉侑さん(13期生)●
7/13「ろう・難聴児の早期支援講演会」に登壇します
Mayu1.png

難聴児の手話療育体制整備に関する研究主催。
『ろう・難聴児の保護者への支援のあり方−テテキサス州“デフメンター”の実践から−』というテーマで話をします。日本での導入を参加者のみなさんと一緒に考えていきます。

・参加方法:東京会場(関西学院大学丸の内キャンパス)
      オンライン(Zoomウェビナー)
・参加費 :参加費無料
・申込〆切:7/9(水)(事前申込み要)

参加申込はこちらから→https://forms.gle/KG54K7D7FZDfJc9eA

Mayu デフメンターチラシ.png
*画像をクリックすると開催案内のページに移動します

             
かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2025年度第22期生、募集中
・大学・大学院進学コース
・キャリアアップコース
応募〆切 2025年7月10日(木)

お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本 at 08:09 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう![2025年06月11日(Wed)]
オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう!<第2回>を開催しました

海外留学や留学奨学金事業をもっと知ってもらおうと留学奨学生と行なうオンライン座談会。去る6月8日(日)午前、ハイブリットで実施しました。大阪・天満橋にある大阪府立男女共同参画・青少年センターからの会場参加とZoomミーティングからのオンライン参加合わせて、計10名の方々にご参加いただきました。

0608.jpg
留学奨学金事業の説明と22期募集説明は秋山理事が担当、応募〆切は7/10です!


テーマ「ろう×留学 私にも海外留学はできる」
進行役を太田琢磨1期生、奨学生からは現在カナダのスプロットショーカレッジへ留学中の菅原鑑20期生が参加し、参加者から寄せられた質問への回答を中心に進めました。

Ota2-1.png
進行役を担当した太田1期生、自身の経験も含めて座談会を進行

●「キャリアアップ留学」菅原20期生を迎えて
「キャリアアップコースで留学を決めたのは、これまで教員として10年間働いてきた経験があり、短期間で海外の特別支援教育について集中的に学びたかったからである。カナダでは、障害の有無にかかわらず共に学ぶインクルーシブ教育が実践されており、以前夏休みに語学留学で訪れたバンクーバーで、集中して学べる環境を探した。さまざまな留学エージェントから情報を得たうえで、コース内容、期間、英語力の要件などを考慮し、スプロットショーカレッジへの出願を決めた。英語については、IELTS試驗対策をオンラインで約半年間学習した。留学後も授業後に自主的に英語学校へ通い、英語学習を継続している。学生時代は聞こえる人と一緒の学校とろう学校の両方を経験しており、それぞれの良さも知っている。カナダで実際の教育現場を見て、日本にもその良い点を持ち帰りたいと考えている。やりたいと思ったことには、今のうちにチャレンジすることが大切である。英語力は後からでも十分に伸ばすことができる。だからこそ皆さんにも自信を持って、まずはチャレンジしてほしい。」とアドバイスしました。
Sugawara4-1.png
カナダから菅原20期生

当日寄せられたいくつかの質問の中から。
授業はパワーポイントやUDトーク、口形読み取りを併用しながら、クラスメイトとのディスカッションは口形読み取りや筆談で学んでいる。カナダの学校はインクルーシブ教育が進んでいるので、障害者と接した経験のある人がたくさんいて、とても理解があるとのこと。カナダではインクルーシブな環境を作ることが共通認識されているのですね。

22期生応募〆切は、7月10日(木)です。
応募の準備は進んでいますか?不明な点等あれば、下記にいつでもご連絡ください。
本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
(ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

22期生募集の詳細はこちら https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1530
たくさんのご応募をお待ちしています。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本 at 21:00 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2025年5月 バンクーバーでの生活�D 菅原鑑(20期)[2025年06月07日(Sat)]
皆さん、こんにちは!
いつも学校の様子を伝えているので、今回はDeafに関わるイベントに参加してきたのでその様子を伝えさせてください。
ASLを学びたいと思い、コミュニティを探していたら、毎週金曜日にASLを使う方達がショッピングモールのフードコートに集まるという情報を手にしました。そこに向かったところ、様々な手話使用者が参加しており、僕の輪も少しずつ広がってきました。
そして、そこで知り合った友人から、イベントのお知らせをもらったので参加してきました。Deafコミュニティを広げるためのイベントで「Deaf Deaf World」という名前がつけられていました。
ここでは、様々なワークショップがあり、誰もが参加自由ですが、一切声を使用しない「Voice Off Event」となっていました。
会場の様子は写真で伝えた方が早いと思うので、何枚か載せていきます。
IMG_1873.jpeg
デフアーティストコーナーで様々な絵が展示されたり、販売したりされていました。とても素敵な絵がたくさんありました。
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ゲームコーナーでは、ASLにチャレンジするコーナーもあり、ASLが初めての人も楽しみながら学ぶ様子が見られました。
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その他、チャリティーのブースもあり、Deafコミュニティを広げるためにどんな活動をしているかの紹介や、募金活動も行っていました。
小さい子どもから大人まで色々な方が参加しており、あっちこっちでASLが飛び交っていました。とても楽しい時間となったので、皆さんにも今回はぜひ紹介しようと思い、投稿させていただきました。
僕は、まだASL初心者なので、もっともっと会話の中に入り、少しずつ習得していきたいと思います。
それでは、5月のカナダ生活の様子を今回も紹介します!

�@ONE OK LOCKがバンクーバーを訪れたのでライブに参加マイク
IMG_1338.jpeg
すごい近い距離で迫力満点でした。
�Aバンクーバー美術館を訪問🖼️
IMG_0421.jpeg
月に1回、無料入館日があり、その日を狙って行ってきました。様々な芸術的アートがたくさんあり、日本では見られないようなものが見られて、とても新鮮でした。
バンクーバーは、だいぶ暖かくなってきており、半袖で過ごす日も増えてきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、健康第一で研究の方も引き続き頑張っていきたいと思います。皆さんも体調にはお気をつけください。

Posted by 菅原 at 16:35 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2025年5月「書いてばっかりのここ最近です…」金本小夜(19期生)[2025年06月06日(Fri)]
みなさんこんにちは。
この間日本に一時帰国していた知人が、夏場の日本の湿気だけは嫌だとこぼしていましたが、そういえばそろそろ梅雨の時期ですね。
イギリスは多少暖かい日が増えて気温も20−25℃前後、最近はニワトコやカウスリップという花が咲いていて、相変わらず自然の中を歩くのが楽しいです。

最近も書いてばかりの毎日ですが、書くことに集中しているととりわけ文学とはなんぞや、批評とはなんぞや、と考えることが多くなっています。
日本で文学を学んでいた際には、「すでに亡くなった作家しか原則扱わない」というのが暗黙の了解としてありましたが(まだ作家が新しい作品を書き続ける場合、突然それまでの作風をガラリと変えて作家本人の評価が大きく変わってしまう可能性があるからです)、例えばリーズ大学の他の博士課程の学生の研究を見ていると、ほぼ全員が現代の、生きている作家を含めた研究を行っており、その扱う作品も紙に書かれた文章から映像作品、舞台作品とさまざま。作品がその時代を反映する文化的産物として扱うCultural Criticismという立場や、歴史的文脈の中で作品がどう機能しているかを扱うNew Historicismという立場に立ったものが多く、批評として引用するものも200年前の哲学者から、先月の一読者のXへの投稿だったりと、形態が多岐に渡っています。私も人の文章の見よう見まねで混乱しながら書いておりますが、この引用の仕方はマル、この参照の仕方は要検討、みたいなことがずっと続いており、日々勉強の毎日です。
今は日常の論文を進める作業の傍らで、今月の学会の原稿もあるので結構メンタルにダメージを受けつつ、頑張っています。大学のメールでも頻繁に「鬱にどう対処する?」みたいな内容のものが回ってくるので、メンタルで苦しむのは私だけではないようです…

一方でインプット作業はいい息抜きで、先月はヴィクトリア&アルバート博物館でd-live!というデフパフォーマンスを行う劇団(企画や脚本制作、監督などは自分たちで行い、役者は外部から招いて行うスタイルみたいなので、劇団、というと語弊があるのかもしれないですが…)の『星の王子さま』の手話劇が行われていたので行ってきました。私は『星の王子さま』は大好きで、本は何度も読みましたが、劇で見るとまたとても新鮮でした。手話を、とても上手にパフォーマンスとして取り入れていて、手話を知らない子供でも、少しずつ手話が学べるようによく工夫されていて、なんだか舞台版絵本を見ている気分になりました。

あとApple TV +で新しくDeaf President Now!(2025) と言うドキュメンタリー映画が出てきたので視聴しました。監督はNyle DiMarco、1988年のギャローデット大学の学長選出問題に関するドキュメンタリーで、当時の映像や、当時活躍した学生代表などのインタビューを交えた、興味深い作品でした。ASLができる人が見たらもっと面白いと思います。このDiMarco監督、他にもNetflixで公開中の、ギャローデット大学の学生の日常を描いたDeaf U(2020)や、メリーランド州のろう学校のフットボールチームについて描かれたAudible(2021)などの制作総指揮を務めており、ろうの視点からろうを描ける数少ない監督として、今後どのような作品を生み出すのか楽しみだなと思っています。

来月は学会の様子など交えて何か書けたらいいなと思っています!

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写真はV&Aの『星の王子さま』舞台です。
Posted by 金本 at 19:41 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2025年5月「留学中の思わぬ再会 –坡州で出会った製本の記憶– 」森本恵実(20期生)生活記録[2025年06月06日(Fri)]
みなさん、こんにちは。5月の生活記録を書きます。
気づけば半袖でも過ごせる日が少しずつ増えてきました。韓国の5月は日差しが強いんですが、湿気が少ないので日本の夏よりも清々しい感じがしました。

ある友達が最近引越ししたため、引越し祝いをしに坡州(パジュ)市へ行ってまいりました。坡州市は、北朝鮮と接する最前線の地域で、ソウルから北西部へ車で約1時間の距離にあります。私は2024年12月末に開設されたGTXという急行鉄道に乗って向かいました。時速はなんと180Kmでソウルから坡州まで約20分で行けるようになりました!

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※2024年12月に開設された急行鉄道「GTX」

チプトゥリ(집들이)という朝鮮時代から続いていると言われている風習があります。チプトゥリとは『引越し祝い』という意味で、引越しした際に、新居のお披露目を兼ねて行うホームパーティーのことです。チプトゥリに招待された客は、引越し祝いの品を持っていかなければなりません。一般的には、洗剤や石鹸、トイレットペーパーなどを持っていきます。この手土産にはそれぞれ意味があり、洗剤や石鹸はその家の運が泡のようにブクブクと現れてくることを願い、トイレットペーパーは紙がスルスルっと出てくるように全てのことがスルスルと解決されることを願う意味があるのだそうです。

また坡州市では、もうひとつ思いがけない出会いがありました。帰り道に立ち寄ったのが、坡州出版都市という場所でした。韓国の出版・印刷関連の産業が集まる場所で、古い製本技術や機械なども一部見学できる施設もありました。印刷された紙が一冊の本として仕上がっていく工程を見ていると、なぜか懐かしい気持ちになりました。

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というのも私は韓国に来る前、日本の大学では視覚伝達デザイン(ビジュアルデザイン)を専攻し、昔の製本技術を実習で体験したことがありました。紙を折って、糸で綴じて、表紙を貼って仕上げるあの作業など、手間がすごくかかるのですが、自分の手で“本を作る”という行為はすごく特別で、今でも記憶に残っていました。今回、韓国でもまったく同じような綴じ方や道具が使われていたことを知って、思わず「日韓でつながってる!」と感じました。

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そして改めて感じたのは、本というメディアが「視覚」に訴える力を強く持っているということです。私たちろう者は、音ではなく視覚を通して情報を受け取る人にとっては、本のレイアウトや紙質、文字の見やすさなどがとても重要になります。今回見た昔の製本技術には、そうした細かな部分にまで“伝えるための工夫”が込められていて、その丁寧さに思わず心を打たれました。

今回の坡州訪問は、観光というよりも、過去の自分の学びと“今の私”を静かに結びつけてくれるような時間でした。韓国に来てからは、新しい言語や文化に触れる日々が続いていたのですが、こうして思いがけず「懐かしさ」と出会う瞬間があることが、留学生活の面白さでもあると感じました。

【TMI】
ちなみに、5月の韓国といえば「薔薇(장미)」の季節。街を歩けば、あちこちに真っ赤なバラが咲いていて、本当にうっとりするほど綺麗でした。学内でも、公園でも、ふとした道端でも、季節の彩りを感じることができました。
バラ.png
※1枚目:崇実大学構内のバラ道。
※左:ソウルの森のカフェで。
※右:家の近くで見つけた1本のバラ。


以上です。
Posted by 森本 at 15:44 | 奨学生生活記録 | この記事のURL