
【留学奨学生同窓会:企画】
3月8日(土)、この日は前日から関東地方の降雪予報が出され、電車の計画運休や高速道路の予防的交通規制が実施されたところもあった程。雪降る中となりましたが、今回新たに加えた視聴会場(東京・国立オリンピック記念青少年総合センター)に同窓会スタッフが集まり、留学体験を実施しました。待望の対面相談の時間も取り入れていましたが、当日の悪天候により参加者全員がオンライン(Zoomミーティング)参加となりました。(参加者:14名)
今回は、これまでの「アメリカ留学体験」から「留学体験」に名称を変更して、留学先が世界に広がったことを意識し、全体の司会進行は牧谷11期生が担当しました。

アイスブレイクは、当日は仕事の都合で欠席となった大西16期生が作成を担当。楽しみながら、留学奨学金事業等のことを知ってもらおうとクイズや◯✕問題で出題。手話やチャットを使いながら進行しました。全問正解だった人はいましたか?

続く、授業体験は、デンマークのFrontrunners(フロントランナーズ)で指導をするFlip Verhelst(フィリップ フェルへルスト)先生をお迎えし、「Can you find your own style of your leadership?」(自分のリーダーシップスタイルを見つけることができますか?)を国際手話でお話し頂きました。リーダーシップは10通りに分類することができ、それぞれに利点や欠点があり、必要な基礎的人格特性がある。チーム内で目標を共有し、相互に対話し、各々が役割を持ち、モチベーションを高めさせ、チームワークを発揮ができる。自分がどのスタイルなのか知ることで、リーダーシップ力を発揮しやすくなる、とのこと。また、Frontrunners(フロントランナーズ)での学習概要についてもご紹介いただきました。参加者とのグループワークも予定していたのですが、時間の関係で今回はやむなく断念。また機会があれば取り入れられたらと思います。

フロントランナーズのフィリップ先生
現奨学生による留学体験では、金本19期生、森本20期生、菅原20期生が大学での様子なども含めた留学生活の一日の様子を紹介し、留学先にいるような目線で見ることができました。参加者からは、海外留学の困難さや克服方法、大学や学部を選んだ理由、留学準備の開始時期など具体的な質問が多く寄せられ、海外留学を目標に掲げている方の多さを感じました。

金本19期生(左) 森本20期生(中央) 菅原20期生(右)
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
今後も留学体験企画を継続して、海外留学への検討のきっかけ作りを行っていければと思います。
会場での様子から

講義中は通訳,フィーダー,資料と役割分担 スタッフ(兼)国際手話通訳を担当した川俣5期生(左)と福島12期生(右)


2025年度第22期生募集は、2025年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
(ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)
当協会ホームページには、


支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。
事業担当:根本