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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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第21期留学奨学生 応募受付終了[2024年11月26日(Tue)]
第21期留学奨学生 応募受付終了!

11月25日(月)もって、第21期留学奨学生の全コースの応募を締め切りました。
ご応募、誠にありがとうございました。

Jassy.jpg

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 11:56 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2024年10月「10月から11月は資料収集の時間」金本小夜(19期生)[2024年11月09日(Sat)]
こんにちは。
早くも11月ですね。日本もそろそろ寒くなってきた頃でしょうか?ロンドンは10月以降、緩やかに冬に向かっていて、最近は最低気温が10℃に届かなくなりました。気のせいか雨が降る日や霧が出る日も増えて、しばらく青い空を見ていない気がします…

この時期イギリスは10月31日にハロウィンを、11月5日にガイ・フォークスの日を祝います。ガイ・フォークス、聞きなれない名前だと思いますが、彼は17世紀初頭に実在した人物で、ロンドンの国会議事堂を爆破して、国家を転覆させようと計画した一味の一人でした。でもすんでのところで見つかってしまい爆破計画は頓挫、ガイも処刑されてしまいます。ですが、今でもこの日を記念して、(火薬にまつわる日でもあったことから)イギリス中で花火をあげ、かがり火を燃やしてお祝いする風習が残っているのです。
ちなみに面白いルールなのですが、この時期だけイギリスは17時以降、個人の家で焚き火をすることが許されています。ロンドンにいる日本人の知人はこれにかこつけて焚き火をして、毎年焼き芋をすることを楽しみにしているそうで、私もお芋さんをもらうことができました笑(実は焚き火で作った焼き芋を食べたのは初めてかもしれません…!)

勉学の方については、先月、メインの指導教官と話し合い、副指導教官を替えることが決定しました。まだ次の指導教官は決まっていないのですが、もう少しろう文化に理解のある先生になったらいいな、と私からは希望を出しています。
それから指導教官の方針で日本の障害学に関する資料をまとめる課題もあったのですが、いや、日本の資料を集める困難さよ… 国外にいると、いかに資料がデジタル化されていることが便利かを思い知りますね。
これは一時帰国を本格的に考えないといけないな、とカレンダーと睨めっこしているところです。

来月はもう12月。時間が過ぎゆくのは本当にあっという間ですね。
もっと色々な成果を出したい焦りがありますが、自分の気持ちに負けず一歩一歩着実に勉強を進めていけたらと思っています。
Posted by 金本 at 08:20 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2024年10月「Deaf Climbing Timeless」森本恵実(20期生)生活記録[2024年11月08日(Fri)]
2024年10月「Deaf Climbing Timeless」森本恵実(20期生)生活記録

みなさん、こんにちは。
10月分の生活記録を書きます。

私が先日国際手話の受講でお世話になった
チョンウム福祉館の管轄下のもと、ろう者による様々な活動が行われていました。
その中のひとつ、私が加入していたクライミング活動で、
今月はクライミングについて書いていこうと思います。

今年の3月から「Deaf Climbing Timeless」という活動が始動され、
私は7月より加入し、短いながらも3ヶ月間参加してまいりました。

クライミング_2.jpeg

こちらの2つの活動目標のもと、クライミング活動が行われました。

1. クライミング大会に参加し、健聴者による聴覚障害者の認識の改善に図る
2. 各々で身についた技術を、他の聴覚障害者に伝授することで、聴覚障害者がクライミングに対する関心の促進をさせる

1ヶ月に2〜3回ほど集まりがございました。

活動メンバー数について
結成当初は9名でしたが、最終的には13名まで増えました。
そしてある日には、健聴者によるクライミングチームと合同での交流が行われました。

クライミング_1.jpeg

手話通訳者を介し、健聴者の方々とコミュニケーションをとってまいりました。

10月26日(土)には、チョンウム福祉館が開催したオウリム祭りがありました。
オウリムとは、韓国語で「調和」を意味します。

そこでは、
聴覚障害青年の集い&聴覚障害関連体験ブース、
講演&トークコンサート、
聴覚障害者バリスタ全国大会:本選
が行われました。

クライミング.png

オウリム祭りは手話文化祭や学園祭のようなイベントでした。

こういった活動を通じて、特にろう青年たちが積極的に
参加、貢献していくことができる社会へ導いていくことが、
このオウリム祭りの意義なのではないかと思いました。

以上です。
Posted by 森本 at 19:59 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
留学奨学生帰国報告会&奨学金説明会(東京)、開催します![2024年11月01日(Fri)]
留学奨学生帰国報告会&奨学金説明会(東京)、開催します!

帰国報告会第2弾、東京会場&オンラインで開催です!

2022年に米国ギャロデット大学大学院に留学した鈴木美彩18期生が帰国します。大学院で学んだ言語学や留学体験などをお話しします。併せて、奨学金説明会交流なども行います。
これから留学をする/留学を希望している方、アメリカの状況を知りたい方など、多くのみなさまの参加をお待ちしています。

1222.jpg
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東京/2024年12月22日(日)午前9時45分〜12時

会場:東京ボランティア・市民活動センター 10階会議室(A・B)

報告者: 鈴木美彩(米国ギャロデット大学大学院 言語学部修了)
テーマ:「言語学を手話コミュニティでどのように活用するか」      

●鈴木さんからのコメント●
大学時代に手話の社会資源の不足について考える中で、言語としての手話の本質に興味を持ち始めました。言語学を本格的に学ぼうと、ギャロデット大学の言語学部修士課程への進学を決心しました。実際には、言語の本質とは何かを探れば探るほど、その本質はつかみどころのないもののように感じました。しかし、今はそれこそが正しい答えだと思っています。言語が簡単に定義できるものであれば、世界は今よりもずっと安易で魅力に欠けるものになっていたのではないでしょうか。現在は、研究アシスタントや日本手話講師、アメリカ手話講師など実地でインターンを通して研鑽を積んでいます。報告会では、言語学の面白さも含め、手話の社会資源開発や手話教育への応用について報告します。

●鈴木18期生からの手話メッセージ● 追加しました!
Photo2.jpg

参加申込は申込み画面から。クリックすると申込画面に変わります。−12月18日(水)〆切

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1.参加費:無料
2、定 員:会場・オンライン共各50名程度(先着順)
      *定員に余裕がある場合は、〆切後も受付いたします。
3.その他:日本手話で話します。日本語音声通訳、パソコン通訳あり

オンライン視聴(手話映像)あり *回線トラブルの場合はご容赦ください。
*アーカイブ配信ありません。
*当日行う留学報告の発表資料の配布はありません。

Flyer.png*チラシはこちら*


かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2024年度第21期生、現在、募集中!(11/25〆切) 
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

2024年度 第21期生募集要項
21st_Flyer-1.jpg
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1486


協力:
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業留学奨学生同窓会

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 00:41 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL