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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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第21期留学奨学生、募集開始[2024年08月21日(Wed)]
ひらめき第21期留学奨学生、募集開始!ひらめき
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業による、2024年度第21期留学奨学生の募集が始まりました!(給付型奨学金)

日本やアジア諸国の聴覚障害者の社会的地域の向上、聴覚障害者コミュニティやろう教育機関等の発展を担うろう者・難聴者・(一部のきこえる人)の海外留学を支援します!

飛行機大学・大学院進学コース飛行機
 /ろう者・難聴者…学位【学士・修士・博士】取得を目指す
 /聞こえる人…学位【博士ーろう教育、または手話言語学に限る】取得を目指す


飛行機キャリアアップコース飛行機
 /ろう者・難聴者…専門性を高めたい社会人向け

応募〆切:2024年11月25日(月)

*応募書類には、外国語(英語等)の証明(英検やTOEIC,TOEFL等の結果)の添付が
 必要になります
*渡航後の語学研修サポートは行っていません。

募集詳細は、第21期生募集のページをご覧ください。
21st_Flyer-1.jpg
*第21期留学奨学生募集要項チラシ(印刷用)

たくさんのご応募、お待ちしています。


かわいい
奨学金説明会&オンライン座談会&個別相談かわいい
9月〜11月に留学奨学金説明会を兼ねて、オンライン座談会”留学奨学生に聞いてみよう!”を兼ねて、今年も開催します。(日程調整中)
海外留学を経験した奨学生たちが体験談などを交えて、参加者の方々と気軽な雰囲気でお話していきます。みなさんからのちょっとした疑問など、直接、留学経験者に聞いてみませんか?
個別相談も受け付けています。

事業担当 根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 10:00 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
2024年7月「韓国語能力試験(TOPIK)」森本恵実(20期生)生活記録[2024年08月08日(Thu)]
みなさん、こんにちは。7月分の生活記録を書きます。

ただいま夏季休暇中です。
7月14日、韓国語能力試験(TOPIK)があり、2年ぶりに受験しました。
語学堂留学に行く前である2022年7月に受けたのが最後でした。

日常生活で使う韓国語と試験のための韓国語は大きな差があるように思いました。
この2年間で韓国語能力試験(TOPIK)の勉強にはあまり触れていませんでした。
試験の中でよく扱われる題材の知識やそれに関連する単語をたくさん覚えなければなりません。
そのため期末試験が終わり次第、試験対策の勉強に取り掛かりました。
しかし、想像以上の準備不足を痛感しました。

前置きが長くなってしまいましたが、
韓国語能力試験(TOPIK)とは何か、簡単に説明していきたいと思います。

韓国語能力試験(TOPIK)とは?
韓国政府が認定する機関で韓国語を母国語としない人が受ける試験のことです
韓国の企業や大学などで語学力の評価基準として用いられます。
レベルは1級〜6級まであります。TOPIKTとTOPIKUに分けられ、
TOPIKTが1級と2級の初級、TOPIKUが3級〜6級の中上級レベルに対応しています。

ここからは、私が受験したTOPIKUについて、掘り下げていきますね。

TOPIKUの問題は大きく分けて、「聴解」「作文」「読解」の3つとなります。

「聴解」:50問のリスニング問題を解く試験です。
耳の聞こえない人は事前に特別申請をすることで、各個人に合った代替方法を提供してくださいます。
私の場合は重度障害のため、スプリクトによる代替試験を受けました。

「作文」:韓国語の文章を論理的に書く力を求められます。
全部で4問あり、前半は文中の穴埋め問題、後半は図やグラフの結果の整理、
主題に応じて自分の考えを600〜700字を書きなさいといった問題になります。
先日私が受けた時は、「企業の社会的責任」について600字ほど書かなければなりませんでした。
日本語で書くのも結構ムズカシイ…(泣)

「読解」:50問の問題を70分で解きます。
本当に時間との戦いなので、速読しながら内容を理解する力が求められます。

簡潔ですが、このような試験問題となっています。
日本では1年に3回、韓国では1年に6回の受験が可能です。
もし興味のある方いらっしゃいましたら、ぜひ挑戦してみてください!

【TMI】
7月末、韓国人ろう者たちとチョナンから1時間ほどの離島である、
ホド島に行ってきました。船に乗って向かいました。

※ピンク○で囲んでいる島に行きました。
ホド島.jpeg

※船に乗る前の写真

ホド島2.jpeg

ほんの短い時間でしたが、
海で遊んだりサムギョプサル(BBQ?)を食べたりしてゆっくり過ごせました。

以上です。
Posted by 森本 at 17:32 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2024年7月「初めてオンラインじゃない学会に行きました」金本小夜(19期生)[2024年08月08日(Thu)]
みなさんこんにちは。
とうとう8月に入りましたね。
オリンピックも始まりましたが皆さん見ているでしょうか?私は基本ネットでニュースを見る派ですが、今年のオリンピックは開会式の演出の賛否やセーヌ河の水質、「無課金おじさん」など試合結果以外のキーワードがてんこ盛りで、興味深くニュースを追いかけております。日本は審判の微妙な判断に泣かされながらも序盤から金が多く、頑張っているようですね!

8月の序盤には、今年初めに申し込んだうちの最後の学会がありました。今回は初めてオンラインではない学会で、ロンドンの西側にあるブリストルという町まで出掛けていったのですが、やはりリアルでの学会の良さは色々な人と知り合えることで、とても豊かな経験ができたと思います。私も一応発表はしましたが、今回はフェミニズムに焦点を当てた、少し専門外な内容だったので、勉強不足を痛感しました。それでも会場からの質問や意見交換のおかげで、自分の原稿の問題点や掘り下げる点が見えてきたのはやはりリアルならではだなぁと思いました!
一方で現場に行ってみると、会場の設備の良し悪しというのが補聴器に随分影響するなというのも久しぶりにひしひしと感じました…。ヒアリングループがあっても時々不調になって切れてしまったり、機材トラブルで字幕が出なかったりと、たくさん情報があるのはわかっているのに受け取れないというのはなかなか歯がゆいですね。
ちなみに先日、私が長く愛用していたGroup TranscribeというMicrosoftから出ていた字幕アプリまでサービスを終了してしまい、今回使えなかったのは残念でした。これ、時間無制限で利用できて、精度もかなり良かったのですごく残念なんですよね。Otter.aiも使っていますが、こっちは時間制限があるので、ちみちみ惜しんで使わざるを得ず…。もしも英語字幕アプリでいいものご存知の方いたら教えてください。

今回の写真はブリストルの町です。運河がたくさんある可愛い港町で、昔は波止場からアメリカ行きの船も出ていたそう。(何日かかるんだろう)IMG_9602.jpeg
Posted by 金本 at 06:30 | 奨学生生活記録 | この記事のURL