2023年9月「1学期を終えて」金本小夜(19期生)[2023年10月08日(Sun)]
みなさまこんにちは。
あっという間に10月ですね。ヨークシャーはだいぶ気温も下がって、ストーブをつける日が増えてきましたが、日本もそろそろ涼しくなってきた頃でしょうか。
私は日本にいた時にはいわゆる秋の味覚が大好きで、里芋の煮転がしや秋茄子の揚げ浸しなどは毎年作っていましたが、イギリスに来ると里芋は見つからないし、茄子も西洋茄子であのとろけるような食感が出ないしで、最近ちょっと和食が恋しくなっています。一応念のため書きますが、イギリスのご飯は世間一般で噂されているほど不味くはありません…!が、食べ物の季節感というものはやはり日本のものだなと感じます。そのうち一時帰国したら、和食をたらふく食べたいです。
さて、こっちに来てから5ヶ月。気がついたら一学期が終わっていました。
新しい友達ができたり、寮でトラブルが発生したり、新しい家を探すのが大変だったり、色々ありましたが、やはり留学の最大の目的で、自分が一番充実感を覚えたのは大学での勉強だったなと思います。
博士課程は修士までと違い、授業がありません。その代わり研究者の卵として、自分で自分のテーマを設定し、一人で勉強します。リーズ大学の場合は月に一回(年に10回)、指導教官との面談があり、自分の研究が正しい方向に進んでいるか、自分が書いたものを読んでもらって、アドバイスを貰います。
でももちろん、1ヶ月のうちの大半は一人で勉強を進めるので、自分が進んでいる方向が合っているのかどうか完全には自信が持てず、いつも不安と背中合わせでした。
直近の面談が実はつい先週あったのですが、そこまで計5回、文字数が少なすぎる、論文としてのフォーマットがなってない、など小さなお小言も含め、書きたい論文計画の全体像は頭に入っているか、その道の大家である人の文献はしっかり読み込めており、活用できているか、などさまざまな点からアドバイスを貰い、先週ようやく「いい方向に進んでいるね」と一言褒めてもらえて本当にホッとしました。
学士、修士、と大学生をやってきた期間は長かったですが、こんなに胃が痛かった一学期もなかったなと思います。
そしてこの指導面談とともに、先週から新学期が始まりました。
初回はオリエンテーションと懇談会で、たくさんの同じ英文科の博士の人たちと知り合いになる機会に恵まれました。英文科はもちろんイギリスの学生がほとんどなのですが、インドや中国の学生もおり、とても国際色豊かです。
また先輩の博士の人たちの話や研究内容が聞けたのも、とても勉強になりました。
リーズは障害/医療方面から分析する文学研究が盛んなこともあり、一般的なバイロンの詩や、ヴィクトリア朝文化の研究だけでなく、障害学から見た性におけるテキストと執筆の間の研究や、病気に関連した現代詩における生と死の描写など、興味深いテーマをたくさん聞けました。
私がデフと文学についての研究をやりたいんだ、と言うと、みんなから聴覚と言語、そして物語との関連はとても興味深い、と言ってもらえたのは嬉しかったです。
これから12月までの短い期間、このメンバーでinduction course(大学のシステムや行事、博士課程の説明をしてくれるオリエンテーションのようなもの)を受けますが、たくさんのことが吸収できたら、と思っています。
写真は今回何をあげようかな、と思っていましたが、ハロウィンも近いので、ヨークの公園の素敵な幽霊の装飾の写真をアップしようと思います。派手な装飾のないさりげなさがイギリスらしくて私はとても好きなのですが、いかがでしょうか?




あっという間に10月ですね。ヨークシャーはだいぶ気温も下がって、ストーブをつける日が増えてきましたが、日本もそろそろ涼しくなってきた頃でしょうか。
私は日本にいた時にはいわゆる秋の味覚が大好きで、里芋の煮転がしや秋茄子の揚げ浸しなどは毎年作っていましたが、イギリスに来ると里芋は見つからないし、茄子も西洋茄子であのとろけるような食感が出ないしで、最近ちょっと和食が恋しくなっています。一応念のため書きますが、イギリスのご飯は世間一般で噂されているほど不味くはありません…!が、食べ物の季節感というものはやはり日本のものだなと感じます。そのうち一時帰国したら、和食をたらふく食べたいです。
さて、こっちに来てから5ヶ月。気がついたら一学期が終わっていました。
新しい友達ができたり、寮でトラブルが発生したり、新しい家を探すのが大変だったり、色々ありましたが、やはり留学の最大の目的で、自分が一番充実感を覚えたのは大学での勉強だったなと思います。
博士課程は修士までと違い、授業がありません。その代わり研究者の卵として、自分で自分のテーマを設定し、一人で勉強します。リーズ大学の場合は月に一回(年に10回)、指導教官との面談があり、自分の研究が正しい方向に進んでいるか、自分が書いたものを読んでもらって、アドバイスを貰います。
でももちろん、1ヶ月のうちの大半は一人で勉強を進めるので、自分が進んでいる方向が合っているのかどうか完全には自信が持てず、いつも不安と背中合わせでした。
直近の面談が実はつい先週あったのですが、そこまで計5回、文字数が少なすぎる、論文としてのフォーマットがなってない、など小さなお小言も含め、書きたい論文計画の全体像は頭に入っているか、その道の大家である人の文献はしっかり読み込めており、活用できているか、などさまざまな点からアドバイスを貰い、先週ようやく「いい方向に進んでいるね」と一言褒めてもらえて本当にホッとしました。
学士、修士、と大学生をやってきた期間は長かったですが、こんなに胃が痛かった一学期もなかったなと思います。
そしてこの指導面談とともに、先週から新学期が始まりました。
初回はオリエンテーションと懇談会で、たくさんの同じ英文科の博士の人たちと知り合いになる機会に恵まれました。英文科はもちろんイギリスの学生がほとんどなのですが、インドや中国の学生もおり、とても国際色豊かです。
また先輩の博士の人たちの話や研究内容が聞けたのも、とても勉強になりました。
リーズは障害/医療方面から分析する文学研究が盛んなこともあり、一般的なバイロンの詩や、ヴィクトリア朝文化の研究だけでなく、障害学から見た性におけるテキストと執筆の間の研究や、病気に関連した現代詩における生と死の描写など、興味深いテーマをたくさん聞けました。
私がデフと文学についての研究をやりたいんだ、と言うと、みんなから聴覚と言語、そして物語との関連はとても興味深い、と言ってもらえたのは嬉しかったです。
これから12月までの短い期間、このメンバーでinduction course(大学のシステムや行事、博士課程の説明をしてくれるオリエンテーションのようなもの)を受けますが、たくさんのことが吸収できたら、と思っています。
写真は今回何をあげようかな、と思っていましたが、ハロウィンも近いので、ヨークの公園の素敵な幽霊の装飾の写真をアップしようと思います。派手な装飾のないさりげなさがイギリスらしくて私はとても好きなのですが、いかがでしょうか?





