
2023年1月 第18期生 鈴木美彩 生活記録[2023年02月08日(Wed)]
2023年1月 第18期生 鈴木美彩 生活記録
近況報告
↓動画はコチラから↓
https://youtu.be/U8DvbPTomd0
春学期も始まって既に1ヶ月が経とうとしています。
習慣だった週1の家族とのテレビ電話もなかなかできない日々が続きましたが、ようやくこの前テレビ電話できました。
やはり、第一言語の日本手話で話せる開放感は素晴らしいですし、母の安心感もあって思いっきりおしゃべりを楽しみました。
こういう時間を持てることは、すごく助かります。
秋学期は最終試験で絶対に失敗できないというプレッシャーから試験対策で精一杯な感じだったのですが、春学期はいろいろなことをやっていて、さらに忙しくなったと感じています。
先生の研究においてデータ解析の担当もしたりしています。実際には、本当に、複雑な事務手続きが沢山あるので、まだ始まってもいませんが・・・。全てが終わって開始できたら、その経験もここでお話できたらと思っています。
他にも、健康保険の件で問題発生でそちらの対応にも追われております。実際には秋学期に既に問題は発覚していたのですが、現在いよいよ対面しなくてはならず、問題点の確認や各方面への相談、ときには交渉もしております。アメリカと日本の保険のシステムは本当に全然異なっており、びっくりすることも多いです。
1つずつ解決して、物事がうまく進んでいくようにしたいと思います。
意味+形式=記号
↓動画はコチラから↓
https://youtu.be/PSCs4BqAn-o

この図ですが、認知言語学においてもっとも重要な構造としてラネカー(2013)の本に記載されているものです。
言語というのは、記号の集まりで、記号は意味と形式が合わさってできています。猫という単語を聞いたら、猫という概念が必ず付いてくるように、意味か形式、どちらかが欠けることはありません。この2つは密接不可分の関係にあります。
実際の例に当てはめると、[S] には猫という意味そのものの概念が入ります。猫の概念やイメージは人によって異なります。どんな猫と思い浮かべるか千差万別というわけです。反対に、[P] には同じ言語であれば、同じ物が入ります。つまり、音韻としての形、日本語の [猫] や英語の [CAT] 日本手話、アメリカ手話などが入ります。この2つがつながって、一つの記号を作ります。これが言語の構造だと認知言語学は説明します。
(c) のように複雑な図になると、「白い猫」とか「かわいい白い猫」などとより複雑な記号を作ることができます。
上記のような内容を前学期でも勉強し、今回改めて本を読んで理解を深めていったのですが、ラネカーは言語において重要な構造は3つあると主張しました。意味と形式とあと一つ、3つ目はどこなのか一生懸命探しましたが、本のどこにも書いてありませんでした。もはやお手上げで、授業の議論に参加できないと思ってパニックになりました。オフィスアワーという授業時間外に先生と一対一で面談できる時間が取れるので、予約して先生に直接聞きにいくと、記号と形式があわさって、最後記号になるという部分が3つ目のことだと教えてくれました。深読みしすぎてしまったようです。概念や内容そのものの理解を疑うのではなく、作者やその論文の研究者の言わんとしていることに注目し、理解する必要があったということですね。論文や本の読み方の姿勢で1つ新しく学びました。
近況報告
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https://youtu.be/U8DvbPTomd0
春学期も始まって既に1ヶ月が経とうとしています。
習慣だった週1の家族とのテレビ電話もなかなかできない日々が続きましたが、ようやくこの前テレビ電話できました。
やはり、第一言語の日本手話で話せる開放感は素晴らしいですし、母の安心感もあって思いっきりおしゃべりを楽しみました。
こういう時間を持てることは、すごく助かります。
秋学期は最終試験で絶対に失敗できないというプレッシャーから試験対策で精一杯な感じだったのですが、春学期はいろいろなことをやっていて、さらに忙しくなったと感じています。
先生の研究においてデータ解析の担当もしたりしています。実際には、本当に、複雑な事務手続きが沢山あるので、まだ始まってもいませんが・・・。全てが終わって開始できたら、その経験もここでお話できたらと思っています。
他にも、健康保険の件で問題発生でそちらの対応にも追われております。実際には秋学期に既に問題は発覚していたのですが、現在いよいよ対面しなくてはならず、問題点の確認や各方面への相談、ときには交渉もしております。アメリカと日本の保険のシステムは本当に全然異なっており、びっくりすることも多いです。
1つずつ解決して、物事がうまく進んでいくようにしたいと思います。
意味+形式=記号
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https://youtu.be/PSCs4BqAn-o

この図ですが、認知言語学においてもっとも重要な構造としてラネカー(2013)の本に記載されているものです。
言語というのは、記号の集まりで、記号は意味と形式が合わさってできています。猫という単語を聞いたら、猫という概念が必ず付いてくるように、意味か形式、どちらかが欠けることはありません。この2つは密接不可分の関係にあります。
実際の例に当てはめると、[S] には猫という意味そのものの概念が入ります。猫の概念やイメージは人によって異なります。どんな猫と思い浮かべるか千差万別というわけです。反対に、[P] には同じ言語であれば、同じ物が入ります。つまり、音韻としての形、日本語の [猫] や英語の [CAT] 日本手話、アメリカ手話などが入ります。この2つがつながって、一つの記号を作ります。これが言語の構造だと認知言語学は説明します。
(c) のように複雑な図になると、「白い猫」とか「かわいい白い猫」などとより複雑な記号を作ることができます。
上記のような内容を前学期でも勉強し、今回改めて本を読んで理解を深めていったのですが、ラネカーは言語において重要な構造は3つあると主張しました。意味と形式とあと一つ、3つ目はどこなのか一生懸命探しましたが、本のどこにも書いてありませんでした。もはやお手上げで、授業の議論に参加できないと思ってパニックになりました。オフィスアワーという授業時間外に先生と一対一で面談できる時間が取れるので、予約して先生に直接聞きにいくと、記号と形式があわさって、最後記号になるという部分が3つ目のことだと教えてくれました。深読みしすぎてしまったようです。概念や内容そのものの理解を疑うのではなく、作者やその論文の研究者の言わんとしていることに注目し、理解する必要があったということですね。論文や本の読み方の姿勢で1つ新しく学びました。