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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2020年3月生活記録【第13期生 橋本重人】[2020年04月08日(Wed)]
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みなさん、こんにちは。新型コロナウイルス が世界180カ国、地域に広がっています。米国の感染者は37万人を超え、世界最多となっています(4月7日時点)。ギャロデット大学では3月11日に学長からの発表で、春休み以降(3月23日)はオンライン形式での開講となりました。その発表から春休みに入るまでの間、私はOSWD(障害学生支援室)でずっと働いていました。案の定、学生や保護者からの問い合わせや連絡が殺到しました。新型コロナウイルスの今後の対応方法やオンラインクラスや課題をどのようにすればいいかの不安事や相談ばかりで、担当教授もOSWDのスタッフも私たち学生もてんやわんやでその対応に追われていました。また、寮生たちは18日(水)までに寮を出なければいけないため、朝から夕方まであちこちの寮の前に車が停まっていました。保護者や親戚が学生を迎えに来ていました(留学生や特別事情のある学生は寮にとどまることができました)。私も春休み中は同学部の友人たちの荷造りを手伝いました。最後に、再会できることを約束して、強く手を握り合って別れました。

春休みが終わった後は、Zoomというビデオ通話ツールでリアルタイムに授業を受けています。やはり教室で授業を受ける雰囲気とは違うため、なかなか慣れません。特に肩が凝ってしまいます。じっと教授や学生の手話を見逃すまいとパソコンの画面とにらめっこするため、ついつい顔を前に傾いてしまいがちです。春休み後の最初の週は「どのタイミングで発言者を見たらいいか」等、みんなでルールを話し合いました。普段は教授を見る、手をあげて指名されるまでは発言しない、教授が学生の名前を言ったら、その学生の画面を注目する等のルールを決めました。自分の写っている画面の背景や服装にも気を使う必要があります。
実際のクラスと違うルールのため、私だけでなく他の学生もみんなクラスが終わった後はくたびれていたようです(個人的にメールのやりとりをして感じました)。精神的に苦しい時もありますが、春学期が終わるまで、残りの1ヶ月のため、クラスメートや友人と励まし合いながらなんとか読み物課題やプロジェクトに取り組んでおります。
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今回は受講しているDifferentiated Instruction(多彩な学習方法)のクラスについて学んだことを書きたいと思います。どの学校でも学習における個人差や特性が多様な児童生徒一人ひとりに、どのように指導をしていくかが課題となっています。その解決策の一つとして、Carol Tomlinson(キャロル・トムリンソン)先生が提唱する多彩な学習方法を取り入れた指導法があります。これは、児童生徒それぞれの多様性に目を向けた、教室での指導法であるとトムリンソン先生は述べています。児童生徒の学習最終目標は同じですが、教員がそれぞれの児童生徒の状況に合わせていくつかの手立てを提供していくという方法です。一斉指導(みんなで同じ学習方法で同じことを学ぶ)とは違います。教室で教員ひとりで同時に違う指導方法で行うのは難しいですよね。その方法を行うには、チームティーチングとして補助の教員を取り入れたり、課題をいくつか用意して児童に選ばせたりするということです。

例を出します。教室に数名の児童がいると想定します。児童みんなは読解力もコミュニケーションモードもそれぞれ違います。そんな児童たちに対して多彩な学習方法を取り入れます。

社会(歴史)の授業です。
ある戦争について生徒グループいくつかに分かれてインターネットで調べもの学習をします。前もって教員は各グループに調べたことをどのように発表するかを伝えます。あるグループは劇で表現する、他のグループはパワーポイントで発表する、もう一つのグループは手話動画を作ります。生徒はやりやすいようなパフォーマンスを選んでグループを作り、仲間と協力しながら作業を取り組みます。

算数の授業です。
児童全員で今日の授業の流れを確認してから、教員が児童を3つのグループに分かれます。実際はグループをそれぞれの算数スキルのレベルで分かれていますが、児童たちに気づかれないようにグループ名を色の名前(青、緑、黄色)にします。青(基本)グループの児童は選択肢のある課題を、緑(中程度)のグループの児童は基本グループの課題に応用問題をいくつかを取り入れて取り組みます。黄色(応用)グループには自分で問題を考える、少し抽象的な課題を出します。


このように、トムリンソン先生は、児童生徒の個人差や特性に応じた教えるべき基礎・基本を本質的な理解や問いなどを用いて明確化し、実際の授業では「contents (学習内容)」、「 process (学習プロセス)」を多様化して、理解を得ているかどうかを「products (成果物)」で評価すると提案しています。多彩な学習方法を行うには、教員は前もって児童生徒の特性を把握する必要があります。そして、どのような内容で、どういった過程で児童生徒が学習していくか、常にチェックします。最後に、最終目標を達成できているかどうか児童生徒の発表、作品やワークシート、ノートなどで評価するという事です。

その多彩な学習方法はすべての授業に当てはまるとは限りません。しかし、私たち教員は様々な指導方法を知り、児童生徒の実態や目的に合わせて柔軟に指導・対応することが求められます。


参考文献はこちらです。
Tomlinson, C. (2017). How to Differentiate Instruction in Academically Diverse Classrooms (3rd ed.). Alexandria, VA: ASCD.
Posted by 橋本 at 11:51 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2020年3月生活記録【第16期生 皆川愛】[2020年04月08日(Wed)]
今月は新型コロナウイルスとろうに関する話題です。

カチンコ動画はこちらより 

 @いまの米国での生活 (0:44)
 A米国ろうコミュニティへの影響と動き (3:07)
 B仮の身体可能性 (7:56)
 Cいま私たちにできること (9:08)


@いまの米国での生活
先月の生活記録を書いた3月初旬、
新型コロナウイルス感染症はアジアを中心に流行していることを目にしてはいたものの、
米国での感染者数は微々たるものであり、遠い世界の出来事と捉えていた人が多かったように思います。
かくいう私も研究室の仕事でロサンゼルスに行っていました
(これについては落ち着いたら記述します。)

ところが3月中盤から米国での情勢は大きく変わりました。
死亡者の報告が各地で出始め、私の通うギャロデット大学も閉鎖になり、
授業や会議は全てオンラインに移行しました。
そんな中でも、は咲くという自然の強さを教えてくれます。
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(スーパーへ買い物の帰りに見た桜)


私の住むワシントンDCと隣接する州では、ロックダウン(首都封鎖)の政策が取られ、
映画館や劇場、居酒屋などは休業、レストランは配達や持ち帰りのみ、
さらにクリニックも休業しています(大きな病院は通常通り運行しています)。

ただし、クリニックは、医療ポータルというネット上で、過去の病歴や治療が閲覧でき、
さらに薬の再処方の依頼をしたり、医師やスタッフにメッセージを送ったりできる制度があり、
継続した医療サービスを提供しているところも多いようです。
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(FollowMyHealthより、薬の再処方のリクエスト画面)


さらに、ソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)といって、
6フィート(約1.8メートル)距離を置くように言われています。飛沫感染を防ぐためです。
先日訪ねたスーパーでは、施設内で人が密集しないように、入れる人数を50人に制限し
かつ人々に距離を置くように勧告していました。
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(スーパーの前で6フィート置きながら並ぶ人々)


A新型コロナウイルスを取り巻くろうコミュニティへの影響と動き
ギャロデット大学が閉鎖したことによる影響をまとめた記事の要点をあげます。
スクリーンショット 2020-04-07 02.02.41.png
(BuzzFeed Newsより)

ギャロデット大学の学生にとって、ろう者同士が交流し、手話で完全にコミュニケーションアクセスできる場所は貴重です。
地元に帰れば、地域にろうの仲間がいなく、家庭において口話のみの生活を強いられ、孤立する学生もたくさんいます
こうした学生のストレス、またメンタルヘルスへの影響は考慮すべきことです。
さらに、ろう者の雇用の場の一つであるギャロデット大学の封鎖によって、
飲食や清掃サービスが不要になるため、雇用を失うろう者も出てきました

当時は、米国連邦や米国疾病予防管理センター "通称CDC”からの情報発信に手話がついておらず、
ろうコミュニティから情報アクセス困難が問題に上がっていました。
そうした声を受けて、3月22日にCDCからろう通訳者による動画発信がなされました。
4月6日現時点で、11本の動画がアップされています。
こちらより(ASLと英語字幕のみ)
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全米ろう連盟は、新型コロナにまつわるろう・難聴・盲ろう者の受診におけるコミュニケーションアクセスに関して医療従事者向けに以下の推奨事項を公表しています。
こちらより(英語のみ)
スクリーンショット 2020-04-07 01.57.28.png

日本でも参考になると思うので、要点を記します。
新型コロナに関連した受診においては、従来の医療サービスとは違う状況にあり、
障害を持つアメリカ人法(ADA)に基づくコミュニケーションの義務付けは猶予される場合があること。
対面の手話通訳は手話通訳者に感染のリスクをもたらすため、ビデオ電話による遠隔通訳サービスの活用が望ましいこと。
通訳不在の場合は、音声スピーチを文字化する翻訳機器やアプリを活用し、コミュニケーションを最大限にすること。
について、勧告しています。

逆に、ろう・難聴・盲ろう者向けの心構えも公表されています。アメリカ手話による解説ビデオもあります。
こちらより(英語・ASLのみ)
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まず、ほとんどの医療従事者はマスクやゴーグル、手袋で感染予防措置を取っており
さらに窓やカーテンの後ろなどの見えない位置から話しかけてくる可能性があること。
入院期間、感染防止の観点から面会が許可されず、ろう者が孤立する可能性があること
それでもなお、自分の医療について自分で決める権利があることを強調し、コミュニケーションを最大限にするためのいくつか役立つであろうアプリやサービスを提示しています。

B の身体可能性 “temporarily able-bodied” (ろう者学の観点から)
ウイルスは身分や地位に関係なく襲ってくきます。
例えば、暗黒の中世として、大疫病と言われたペスト。
これは身分に関係なく、人々のリンパ節を腫らし、皮膚に黒斑を作り、場合によっては死に懲らしめました。
当時は細菌学がまだ発展しておらず、治療法もないため、緩和の当てもなく人類を苦しめたらしました。
医学、医術が発展している現代でさえも、今日世界中で累計130万人を苦しめている/てきた新型コロナウイルス感染症。

世の中、ヒエラルキーで上部階層にいる人は感染しないだろうなんていう言説をたまに聞きます。
医療制度のアクセスで見ればそうかもしれません。
在宅勤務ができる地位にある人間はウイルスの暴露の機会を確かに減らします。
現在、米国に学生として在住する私は、学生としての業務を在宅で全うでき、
買い物もインターネットで注文すれば、完全に外出せずに済んでいます。
しかし、その裏に働いている人がたくさんいることを忘れてはいけないとも思い知らされます。
私たちの市民生活維持のために、物流関係者、工場勤務者、介護者、警察官、医療従事者などは
現地に出向かなければなりません。

今学んでいるろう者学では、仮の身体可能性 “temporarily able body” という言葉がよく使われます。
障害や病気は、どこか「他人のこと」と思っていないだろうか。
それが「自分たちのこと」に誰しもなりうる可能性があるのにというものです。


日本国内における新型コロナウイルスに関連した死亡者数で見れば73名(4月6日現在、厚生労働省発表より)。
今の日本にも、自分は関係ないだろう、そう思ってる人がたくさんいると思います。
今の状況、ヒエラルキーとか年齢とか関係ありません。
ウイルスはどこからとなく、誰に関係なく襲います。

C いま、私たちにできること

私にできることはなんだろうかと、ろうの看護師の立場で、主に厚生労働省の情報を元に新型コロナウイルの手話動画を二つ作成しました。

・新型コロナウイルス(コロナウイルスとは、感染経路、感染〜発症まで、症状と対処方法、予防方法)


・新型コロナウイルスにまつわるカタカナ用語の解説(クラスター、オーバーシュート、ロックダウン)


また、ろうコミュニティを対象にした新型コロナウイルスに関する調査も倫理審査委員会に提出し、準備を進めています。
これについては後日、こちらにも公表させてください。

先月に紹介させていただいた「新型コロナウイルス、情報が届きにくい方(子ども・外国語話者・視覚/聴覚障害等)のサポート・不安のケア」のページの聴覚障害者の欄で、
当初は口話と筆談でのコミュニケーションに限局されていましたが、
手話でのアクセスについて考慮してもらえるように、文章を追加・修正していただきました。
こちらより

現在このようになっています。
スクリーンショット 2020-04-07 09.49.53.png


くれぐれも身体をお大事に、そして、可能な限り外出を控え、自分と、周りの大切な人の健康を守ってくださいね。

<参考文献>

Breckenridge, C. A., & Vogler, C. (2001). The critical limits of embodiement: Disability’s criticism. PUblic Culture 13(3), 349-357.

Cohen, S. K. (2017). Cholera revolts: a class struggle we many not like. Social History 42(2), 162-180.
Posted by 皆川 at 09:18 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2020年3月生活記録【第13期生 山田茉侑】[2020年04月08日(Wed)]
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写真は、Austinにあるアジアタウンの一角にあった くら寿司です。
くら寿司は、アメリカでも展開しています。現地の人に好まれるからなのか、メニューには握り寿司よりも巻物が多かったです。中には、タコスに使われるトルティーヤを使った巻物もありました。価格は一皿280円ほどでかなり高いのですが多くの人で賑わっていました。教育実習で疲れている時に来てはエネルギーをもらっていました。


近況ですが、こちらではコロナウィルスで全面的に自粛ムードになっています。スーパーでは、ティッシュペーパーや石鹸の買い占めが続いており、入手困難で困っています。12週間あった教育実習も、10週目で中止になりました。最後の2週間はテキサスろう学校の乳幼児教育相談に配属される予定でしたが、残念ながらその機会はなくなってしまいました。幸い指定された時間以上に幼稚部クラスで指導したため、教育実習の単位は取れ無事卒業できそうです。しかしボストン大学の同期のうちの何人かは、教育実習が遅くに始まり数週間で休校になったため、単位が取れなく今年卒業できないのではないかと危惧しております。




今月は、テキサスろう学校での見学やインタビューで得た情報を共有したいと思います。




◆ACCESS (Adult Curriculum for Community, Employment, and Social Skills)
高等部卒業後の生徒(18から22歳まで)を対象にしたプログラム。他の学校を卒業したろう生徒もACCESSに入れます。

ACCESSのゴール:職業、生活において自立を目指す

日本のろう学校には、理容、木工、コンピュータなど特定の仕事に特化した専攻科がありますが、ACCESSの場合は職業や生活一般の自立を学ぶという点で異なります。具体的には、調理、パソコンの扱い方、銀行口座、契約、性教育など幅広く自立を促す教育をしているそうです。

ACCESSに入るための入試はありません。
1)高等部を卒業した生徒
2)ろう発達障害の生徒
3)ろう重複障害の生徒
以上の生徒がACCESSに入っております。2)3)の生徒に関しては自身のニーズを認知し説明できるようにするためのサポートをしているそうです。

また、生徒のうち希望者は午前中に仕事に行き、午後に学校で授業を受けられます。その仕事先には、テキサスろう学校のスタッフがジョブコーチとして派遣されております。

数年前までは、ACCESSの修了後の支援が十分ではなかったため、家で一日中テレビを見る生徒もいたそうです。そのため、2018年度から卒業生の住む町と連携を始めるようになり、修了後も働けるよう支援を行うようになったそうです。




◆PIP (Parents Infants Program: 乳幼児教育相談(0-3歳児)
乳幼児教育相談のクラスは毎日あります。4人の先生(ろう2人聴者2人)と、2人のアシスタント(共にろう者)がおります。お子さんは全部で35人ほどおり、半数以上がデフファミリーです。聴者家族でも、ほとんどが3歳になったあとも続けて幼稚部に入学します。その理由として、ろう学校にろうの校長先生や学部長がおり、その上たくさんのろうの先生や生徒といったロールモデルがいるからではないか、とお話ししました。
テキサスろう学校の乳幼児教育相談では、カリフォルニアろう学校と同じように、基本的に保護者がクラスに滞在することはありません。そのためクラス中に通訳者が来ることもないようです。
(TLC, HMS などといった他のろう学校では、保護者同伴でした。)
ろう学校が親支援の一環として家庭訪問できるのは、(つまりテキサスろう学校が支援できる範囲は)学校から45マイル以内です。それ以上は、他の市のEI(Early Intervention:早期教育)が親支援をすることになります。どうしてもテキサスろう学校に通いたい場合は、保護者が自力で通うことになります。
テキサスろう学校では、遠方の早期教育のスタッフへトレーニングやワークショップを提供したり、テレビ電話で向こうの早期教育のクラスに絵本の読み聞かせをしたりして、テキサス州の早期ろう教育を支えているそうです。




◆手話通訳オフィス
テキサスろう学校には、正規雇用の12人の手話通訳士がいます。
子どもたちの中には、午前中は地域の学校に通い、午後にろう学校で授業を受ける子もいます。そのため、午前中ほとんどの手話通訳士は地域の学校へ行き、ろうの子どものいる一般学級で通訳をしているそうです。手話通訳士は正規雇用なので、興味深いのですが、地域の学校への通訳派遣費用は全てろう学校が負担することになります。子どもの「話す・聞く練習をサポートする」と個別の教育支援計画に記載されているためです。




◆保健室
保健室にはろうの看護師がいました。以前、幼稚部の子どもを連れて視力検査をしましたが、看護師のあざやかな子どもの扱い方に感動しました。
アメリカの視力検査では、以下のように文字を使った表を使います。

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何人かの子どもは、文字の形が似ているので「D」と見えているのに「b」と答えたりしていたのです。まだ子どもの中で文字と指文字が対応してないためです。子どもたちの後ろで終始ハラハラしていたのですが、ろうの看護師さんはニッコリと微笑みながら対応していました。後で聞くところによると、わたしが心配していたことは全て杞憂だったようです。バイリンガル教育で育つ子どもの傾向、IQそして年齢を考慮して対応しているそうです。


長くなりましたが、今は大変な時かと思いますので、手洗いうがい、コロナ対策をしっかりして、体調にお気をつけてください。では、来月にまたお会いしましょう。


Posted by 山田 at 05:04 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2020年度留学奨学生の募集開始〈延期〉のお知らせ[2020年04月01日(Wed)]
2020年度留学奨学生の募集開始〈延期〉のお知らせ

新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の世界各地への急速な拡大を踏まえ、
当協会といたしまして、「2020年度日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」において、
以下のような取り扱いで進めることといたしましたので、お知らせいたします。

<2020年度 第17期留学奨学生募集>
 2020年4月1日に予定していました募集の開始を見送ります。
 3ヶ月間様子を見て、2020年7月1日前後に改めて周知いたします。

                  NPO法人日本ASL協会(留学奨学金事業係)
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Posted by 事業担当者 根本和江 at 09:00 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL