CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
« 2019年09月 | Main | 2019年11月 »
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
2019年9月生活記録【第13期生 橋本重人】[2019年10月08日(Tue)]
みなさん、こんにちは。前学期に続けて、今学期もOSWD(Office for Students With Disabilities / 障害学生のためのオフィス)という学生支援室で働かせてもらっています。今は特に盲ろう学生への支援を行っています。今までは、支援機器(拡大器、拡大印刷など)を使って読むことができる盲ろう学生が多かったのですが、今学期は点字教材を必要とする盲ろう学生が増えてきました。

これまではリーディング用テキストをスキャンして当該学生にメールしてきましたが、それを点字文書化するためには、スキャン→PDF化して、Googleドキュメントで読み取った文章のチェック作業を行わないといけません。単語が間違っていたりすることもあるので、私たちスタッフが正誤チェックをするのです。確認作業が終わったら、学生本人に添付ファイルとしてメールします。受け取った学生はそのデータを自動点訳ソフト(JAWS)を使って点字化にして読み始めるという流れになります。

IMG-1867.jpg
⑴テキストをスキャンする。

s_IMG-1897.jpg
⑵PDF化する。

s_IMG-1896.jpg
⑶Goodleドキュメントで文章チェックを行う。

最近は、e-bookといわれる電子書籍が増えてきており、盲ろう学生本人が自ら点字化することができますが、クラスで使うリーディング用テキストがたまたま1990年〜2000年に出版されたもので、まだ電子化されていないものばかりでした。OSWDのスタッフが出版社に電子化するように依頼しても、断られる場合があるそうです。そこで、スタッフが地道にスキャンしたり、文章チェックを行ったりしなければなりません。1冊300〜500ページもあるテキストに対して、完成まで4〜6日はかかります。それでも、クラスはどんどん進んでいってしまうので、必要な分だけ役割分担して行っています。でも、いちばん大変なのは盲ろう学生本人です。ちなみに、2018〜2019年の盲ろう学生は全員で16名だそうです。

IMG-1561.jpgIMG-1598.jpg
電子化されていない教科書の山。


もうひとつ、OSWDが困難に陥っていることはSSP(Support Service Providers / 支援サービス提供者)の数が足りないことです。OSWDが提供しているSSPとは盲ろう学生、車いすのろう学生などの学生生活の支援を行うことです。たとえば、入学してきた盲ろう学生はギャロデット大学にどんな設備があるか(階段、教室、トイレ、郵便局、売店など)、どのような建物があるかを覚えないといけません。SSPの学生と行動を共にして場所を覚えるようになったら自分で行動できるようになります。また、日が沈む頃に視野が極端に狭くなる盲ろう学生のサポートを行うこともあります。SSPの学生が足りずに、そのサービスを利用したくても利用できない学生が数名います。

夜になるとSSPサービスを必要とするアッシャー症候群のろう学生のある出来事に衝撃を受けました。

IMG-1853.jpg   IMG-1855.jpg

こちらです。何か気づきましたか?そうです、スクーターが道路の真ん中に置いてありますね。

2年前あたりからか、アメリカの都市では電動スクーターや自転車を使ってシェアするようになってきています。ワシントンD.C.では、自転車シェア(CapitalBikeshare/LimeBike/Mobike/Spinなど)、電動スクーターシェア(Lime-S/BIRD)、カーシェア(Car2Go/Zipcar)などがあり、最寄り駅から目的地まで距離がある場合などに活用するようになってきています。ギャロデット大学内でもそれを利用する学生があちこち見られます。便利になったことはいいことですが、道の真ん中に置いてあったため、その学生はその存在に気付かずぶつかって転んでしまい、ケガを負ってしまったそうです。


また、車いすの学生がそこを通ることができず途方に暮れてしまうこともあります。悲しいことですね。乗り物をどのように停めたらいいか、その配慮がないことで他の人たちの障壁になってしまいます。


以上のことから、多様な人たちのことが考慮されていない社会は、様々なバリア(障壁)を生み出しています。障害の有無にかかわらず、どんな立場でも、安心して自由に生活をするためには、一人ひとりが様々な人のことを思いやる心をもつことが大切だと思います。

Posted by 橋本 at 09:24 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2019年9月生活記録【第13期生 山田茉侑】[2019年10月08日(Tue)]
s_IMG_4538.jpg

s_IMG_4526.jpg

みなさまこんにちは。写真は、Prudential CenterからMIT(上)とイタリア街(下)方面を見た景色です。地上からは気づかなかったのですが、思っている以上にあたり一面赤煉瓦の建物が群集していました。
いままで通ってきた小道を、記憶をなぞるように上から見ていたら、いろんな感情がこみ上げてきました。ボストンは、わたしにとってすっかり第三の故郷です。



今月は、今学期受講するクラスの一部を紹介したいと思います。
・ASL 5
・Major Research:メインリサーチクラス
・Introduce to Research:リサーチ導入
(他に「日本語初級クラス」と「クラスルーム管理クラス」を受講しています。今月の記事ではそれらのクラスの詳細については割愛します。)


・ASL5クラス
ASLストーリーを作るスキルを磨くためのクラスです。イベントの企画もこのクラスの評価に入ります。つまり、このクラスで学んだことを取り入れたイベントを、ろう学校とBU PUB(驚くなかれ、ボストン大学にはなんと大学のバーがあるのです!)で開催するのです。
例えば、最近学んだVV(Visual Vernacular)で即興でストーリーを作り上げ競争する、などのイベント内容を考えてます。

VVは (1)CL (classifier) (2)ジェスチャー (3)マイム で構成されたもので、できる限り手話単語や音声単語をなくし、観客が“見るだけ“でわかるようにストーリー構成されたものです。
例をあげたいと思います。
こちら、Rob Royの「オリンピック」、すごいです。



CLを減らすと、手話の知らない聴者でも読み取れるようになります。
一方、CLが強いと手話のわからない人には難しくなります。ただ、CLを突き詰めていくと今年度7月の記事で紹介している「Cinematography(映像的技術)」のような表現になります。



・Major Research:リサーチクラス
卒業論文!!!ろう教育専攻内で卒業論文を書くためのクラス、といったら分かりやすいでしょうか。といっても、実は2年前から「手話の絵本」を作ることで、卒業論文の代わりとする、と決められたようです。

皆川さんの今月のブログの文化的資源でも説明されているように、ろうの子どもが使える教材は本当に限られています。デフファミリーのなかには、家族間で手話遊びや子ども向けの手話ストーリーが受け継がれているかもしれません。しかし、ろうの子どもの親のほとんどが聴者です。子どもを通して初めてろうの世界に入ってきた方ばかりです。外国語当然である日本手話の手話遊びや手話語りなどを、そんな保護者たちができますでしょうか。

育児のお助けツール、ディズニー映画などはNetflixで気軽に見れます。一方、手話の子ども向けの映像はあるのでしょうか。あっても、購入しようと思ったら、DVD1本に5000円もします。そんなDVDを何本も買えますでしょうか。

そんな家族が必要とするものはなんだろう、子どもの言語発達や育ちを支援する教材はなんだろう。そんなことを考え、だったら、われわれが教材を作って発信していこう、という流れで、「手話絵本作成」を卒業論文代わりにしたようです。

今後の予定
1) 手話絵本の対象児は二人(8歳と6歳)。どちらも空想のキャラクターですが、詳細は学生で決めました。ポイントは、どちらも言語剥奪の危機にある子どもです。
2) チームに分かれて対象児に合った「手話絵本」を作ります。
ただし、その動画はクラス全体の中で使えるものを目指しています。
(言語剥奪の子どもだけではなく、他の子どもも楽しく学べる動画。)
3) HMS(Horaceman school for the Deaf)、TLC(The Learning center for the Deaf)で実際に子どもたちに手話絵本を披露します。子どもの反応を見ながら変更修正します。
4) 11月終わりに実習でお世話になるTennessee school for the Deaf(テネシーろう学校)で、実際に手話絵本を披露します。

s_Screen Shot 2019-10-06 at 5.57.56 PM.png

s_Screen Shot 2019-10-06 at 5.58.03 PM.png

こちら、対象児の詳細です。もし興味があれば読んでみてください。
絵本を作るときは、自己満足にならないよう、いつもこのプロフィールとにらめっこしています。


われわれのチームでは、アメリカ手話バージョンと日本手話バージョンの両方を作ることにしました。チームから許可をもらったので、今回作ったものを日本でも公開したい思います

s_IMG_4802.JPG

写真は、「どの手話単語を使うか」話し合った形跡です。「I/NEED/YOUR/HELP」と4語使うよりも、「HELP/(?)」と1語に絞るなど手話をシンプル化させ、そしてジェスチャーで終始しないように工夫しています。



・Introduce to Research:リサーチ導入クラス
Major Researchクラスで手話絵本を扱うのに対し、こちらでは紙媒体の論文を書きます。日本の論文と同じような感じでしょうか。ただ、論文の概要 (abstract) から方法 (method) までをデザインしますが、実際に実験やデータを集めることはしません。
せっかくなので興味のあること、乳幼児の手話子守唄について調べております。手話ベースの研究は英語論文でもなかなかないため、まずは音声ベースの論文を読み込み、手話に応用することを考えております。



こちらもうすっかり寒くなり、ものすごい勢いで木々が色を変えていっております。日本には、「食欲の秋、読書の秋」などいろんな秋が存在しますが、こちらではどんな秋が存在するんだろうと、ちょっと考えております。
まわりにいる友人たちは、毎日ホラー映画を見たりハロウインパーティのテーマやコスプレを考えたりと、気持ちはもうハロウインに向かっているようです。
みなさまも素敵な秋をお過ごしください。それではまた翌月にお会いしましょう。


Posted by 山田 at 04:27 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
2019年9月生活記録【第16期生 皆川愛】[2019年10月06日(Sun)]
カチンコ動画はこちらのURLまたは画像をクリックしてください
( )は、その内容の開始時間です。興味のある内容に合わせてご覧ください。
@文化学とろう文化 〜授業より〜 (0:08〜
A手話の権利と文化的資源 〜国際ろう週間のイベントより〜 (8:25〜
https://www.youtube.com/embed/Cw4Z5QALHjA?loop=1&playlist=Cw4Z5QALHjA

 

今後、最初に今月のショットを一枚をお送りさせてください。
かわいい9月のショット
とある日暮れ前、ギャロデットのキャンパスがピンク色に包まれていました。
IMG_1195.JPG


@文化学とろう文化

<文化学(Cultural studies)とは何か?>
現在、ギャロデット大学大学院のろう者学部は3つの専攻があり、私は文化学を専攻にしています。
科学の功績は言うまでもありません。
ですが、科学は実験的な結果に基づき、規範を生み出し、
それが”Tyranny(制圧)”にもなりうります(Branson & Miller, 2002)。
例えば、ろうに関して言えば、聴力検査などの明確な基準を作り出し、
ろう者について”Deviance(逸脱)”や”Inferiority(劣等)”といったラベルを生み出しました。
それがろう教育における発声訓練という圧政にも結びついたのです。
1.jpg


それに対して新しい視点を持ち込んだのが文化学です。
ですが、ろう文化とは何か?ろう文化は科学で説明できるのか?
科学でいう規範では説明しきれない人間の現象、また人間を取り巻く社会の構造を解明しようとしたのが文化学です
さらに、文化学は抑圧された声の再発見に力を注いでいます
社会には、優越とされる文化もありますし、迫害される文化もあります。
ろう文化は後者の方です。だから、ろう文化研究が重要だと言えるのです。

<ろう文化(Deaf culture)とは?>
ろう文化という言葉は今日、私たちの生活に深く浸透しています(いると思われます)。
ろう文化の概念は、1988年にPadden氏とHumphries氏という
デフファミリー出身のろう夫婦によって、初めて提唱されました。
また、科学の話に戻りますが、Myklebust(1965)という心理学者は、
ろう者について心理的観察に基づき、「攻撃的」「自己中心的」などと記述しました。
夫婦はろう文化について一石を投じた意図は、
Myklebust氏のような権威のある科学者の言説に対する懐疑と倫理的批判にあると言及しています。
それこそ科学に対抗する新しいアプローチですね。
スライド2.jpeg


そして、Padden・Humphries氏によると、ろう文化には以下の要素があると言います。
@”Language”言語:文化の大きな要素、アメリカでは視覚言語であるASL
A”Speaking”声を使うこと;音声を使うことは適切ではないという価値観
B”Social relations”社会的関係:親族関係というよりも、他のろう者との繋がりが重要視される
C”Stories and literature of the culture”文化における物語と文学:ろうの子どもがアクセスできる絵本など
スライド3.jpeg


納得するような気もします。
なお、2012年にはHolcomb氏によって6つの要素にアップデートされています。 

けれども、ろう文化はリストで説明できるものなのでしょうか。
Padden・Humphries氏は文化的価値観など抽象的なものについては
明確に述べていないという課題を自ら言及しています。

Turner(1996)はその限界を踏まえてもなお、その定義が短絡的ではないかと指摘しました。
一つは”Culture as a verb(文化は動詞的である)”
文化は静的なものではなく、変化するものであり、単なるリストでは説明しきれないこと


二つは、アメリカの状況に基づいて書かれており、
それが他の国のろう文化への”Hegemony(ヘゲモニー)”支配を生むのではないかということ

例えば、Kusters氏は、国際手話がASLの影響をすごく受けていることに視点をつけました。
それはギャロデット大学で発案された様々な学術用語の手話表現が世界に広まっていること、
国際手話を使う場面では英語を中心に使われているため、口形と連動してASLに引っ張られることなど、
様々な理由が考えられますが、英語とASLはパワーであり、アメリカのろう社会がまさにヘゲモニーだと指摘しています。

最後に、ろう文化を取り巻く状況として、
Colonarism(植民地主義)”聴者マジョリティ社会との関係や、他の国のろう文化や手話への支配、
Biopower(生権力)”医学モデルにはなぜ勝てないのか、
すなわちパワーについて言及せず説明しているところにも不足があると書いています。
スライド4.jpeg


冒頭の、文化学は単に文化とは何かを説明するだけに留まってはいけないという視点と繋がるところがあります。
繰り返しますが、社会の中にある文化には、優越にある側であれ、迫害される側であれ、パワーが働いており、
それを含めてこその文化学なのだということをTurner氏の指摘からも学ぶことができます。

Padden・Humphries氏の論文は、ろう者について文化という新しいメガネを社会に持ち出した点で、
その業績は大きいものです。
実際、日本もその影響を受けて、1996年に木村・市田氏によってろう文化宣言が出されました。
(ろう文化宣伝→ろう文化宣言 10/16に修正済み、ご指摘をありがとうございました)
ろう文化の著書にろう者の定義を言及していますが、
「ろう者とは、日本手話という、日本語とは異なる言語を話す、言語的少数者である」
というもので、文化については言及されていません。
また、社会の中でろう者や手話がどのように位置づけられているか、パワーについての言及もありません。
そして、その後ろう文化について具体的な議論や動きはあまりなされていないように思います。

ろう文化は私の今後の活動、自分自身の人生にとっても重要なキーワードです。
ましてや対象は医療者です。
科学、エビデンスを武器にしている医療の中に文化という概念をどう組み込めるのか、
医療現場でろう者が直面している抑圧、パワーについてど説明できるるか、
文化学をじっくり理解しながら、今後取り組んでいきたいです。

A手話の権利と文化的資源

世界ろう連盟によると、9月の最後の週は”International week of the Deaf(国際ろう週間)”と呼ばれています。
今年は、「Sign language rights for all(手話の権利はみんなのもの)」というスローガンで各地でイベントが開かれました。
ギャロデット大学では、9月24日に「Sign language rights for all deaf children(手話の権利を全てのろうの子どもたちに)」に焦点を当てて、シンポジウムが開かれました。
スライド5.jpeg


バイリンガル教育をミッションにしているろう学校が複数ある米国でさえも、
85%のろう・難聴の子どもたちが口話法に向けられていて、
手話にアクセスできる機会をもっていません(ASHA Pediatrics Statistics, 2013)。
医療機関がろうに関するほとんどを支配しているからです。
そして彼らの多くは文化について気にしていません。医学に関する言説がやはり影響力を持っているのです。

さらに、システムの観点で見れば、行政は人工内耳や補聴器など「聞こえ」に焦点を当てた支援には金銭面で支援をしていますが、
ろう子どもを持つ保護者に「手話」を学ぶための金銭面での支援はしていません。
さらに、「手話」でアクセスできる文学、絵本がどれだけあるのでしょうか。


手話に関する資源が大変不足している現状をなんとかしなければ、ろうの子どもたちへの手話の機会はなかなか増えません。
手話やろう文化を学ぶ機会(オンライン形式やマンツーマンの講習など)、保護者に対するメンター制度、手話の絵本、など様々な文化的資源の開発に尽力されている方々によるパネルがありました。
スライド6.jpeg


<文化的資源の例>
・ASL CONNECT(ギャロデット大学が中心に運営している手話やろう文化を学ぶオンラインコース:まだ発展途上のサイトですが、一部無料で提供しています)
https://www.gallaudet.edu/asl-connect/asl-for-free

・National Deaf Mentor Program(デフメンタープログラム:こちらは全国にトレーニングプログラムを提供している機関で、実際は各州によって委託されており、家庭訪問やビデオ電話を通して、ろうのメンターが助言をしたり、ろう児との関わりの指導を行っています)
https://www.deaf-mentor.skihi.org

・VL2 Storybook (VL2というラボがアメリカ手話の絵本をアプリをアップルストア経由で一冊500円程で提供している:ただ、現時点ではアメリカのアカウントでないとダウンロードできないみたいです、、)
https://apps.apple.com/us/app-bundle/vl2-storybook-apps-the-collection/id1063763821

この文化的資源の重要性は、医療場面でも同様のことが言えます。
医療関係において、手話でアクセスできる健康情報、健康相談はごく僅かです。
また、手話や文化に精通している医療者、手話によるアセスメントツールもほぼ皆無です。
私の目標は何か、医療関係の「文化的資源」の開発だということを改めて再認識することができました。

こちらはすっかり秋めいてきました枯れ葉
季節の変わり目、体調に気をつけてお過ごしくださいね。

<参考文献>

・Branson, J., & Miller, D. (2002). The cosmological tyranny of science: From the new philosophy to eugenics. In J, Branson, and D, Miller (Eds.), Damned for their difference: The cultural construction of Deaf people as disabled (pp, 13-35). Washington, DC: Gallaudet Press.

・Holcomb, T. K. (2012). Introduction to American Deaf culture. California, CA: Oxford University Press.

・Kusters, A. (2019). How much is too much? On the use of ASL signs in International Sign. Retrieved October 6th, 2019 from https://mobiledeaf.org.uk/aslis/

・Myklebust, H. (1964). The Psychology of Deafness: Sensory Deprivation, Learning, and Adjustment, New York, NY: Grune and Stratton.

・Padden, C., & Humphries ,T. (1988). Deaf in America: Voices from a culture. Boston, MA: Harvard University Press.

・Turner, G. H. (1994). How is Deaf Culture?: Another Perspective on a Fundamental Concept. Sign Language Studies, 83, 103-126.
Posted by 皆川 at 13:51 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
<速報>第13回留学奨学生帰国報告会 12/22開催決定![2019年10月02日(Wed)]
<速報>第13回留学奨学生帰国報告会 12/22開催決定!

今回の帰国報告会、12月22日(日)に開催です!
報告者は、米国・カリフォルニア州立大学チコ校でビジネス分野を学んできた辻奨学生、
どんな報告会になるかな。お楽しみに!

201704.jpg
チコ大学ビジネス学部のコンテスト、チコ・ピッチ・パーティで優勝した際の辻10期生


1、日時
2019年12月22日(日)午前

2、場所
東京ボランティア・市民活動センター会議室A・B(東京・飯田橋)

*日本手話/日本語音声の手話通訳、パソコン通訳が付きます。
*ヒヤリングループやその他支援が必要な方、ご相談ください。

ひらめき詳細は、追ってお知らせします。


協力:
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業留学奨学生同窓会

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 12:29 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL