CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
« 2019年02月 | Main | 2019年04月 »
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
2019年2月生活記録 【第13期 山田茉侑】[2019年03月08日(Fri)]
ここはどこでしょう

diamond crossing.jpg

ダイヤモンドクロッシング(シカゴ)。

ボストンのスノーストームから逃げるように、シカゴにきております。しかし、ボストンの天気を持ってきてしまったようで、この週の気温はマイナス15度以下まで下がり、外を歩くのも大変でした。

シカゴでは道ゆく人に話しかけるとフレンドリーに返ってき、それと同時にホームレスの方たちにもよく話しかけられました(笑)。「I’m Deaf」といって「Sorry!」と言われない街なのです。一期一会の関係であるにもかかわらず、車両さんやお店の人はわたしがろうであることが分かると、バックヤードに戻ってASLを覚えてきて何度も声をかけてくださりました!!良くも悪くも人間のあたたかさを思い出させてくれます。

さて、なぜシカゴにいるのかというと、今年もEHDI meeting (Early Hearing Detection Intervention:ろう難聴早期発見/教育学会)に参加してきました。
こちらの学会、昔から聴覚口話主義で有名です。
最初に、スペイン語と英語を流暢に話し分ける人工内耳をつけた5歳児の動画が映し出されたときは、学会を間違えたのかなと思ってしまいました。また、なぜこのことが可能になったのかを話し合ったときに、「数年先を見越した計画、家庭との密接な連携、トレーニング」という意見しか出なかったときは、果たしてこの中に対等なろうの友達を持つ者が何人ほどいるのだろうか…と心配になってしまいました。
*れっきとした、ろう難聴早期発見/教育学会です。

また、昨年度はろう者によるEHDIのパロディー団体EHDI (Early Healthy Deaf Identity) が隣接するビルを使ってEHDIに対抗するかのように講演をしていました。
(Youtubeで昨年度の講演内容をチェックできます。英語字幕あり。
https://www.youtube.com/channel/UC1OmiaGqEtyyRiL3JxeSYcw

アメリカでは、このようなパロディー団体がたくさんあります。
今年はそのような団体による対抗講演がなかったためか、参加者の中でろう者が圧倒的に少なく、どこかしこもずっと音声言語が飛び交っておりました。Incident Leaning Environment (聴者は廊下を歩くだけで音声を通して様々な情報を得られます。手話だったらろう者も自然と情報を手に入れることができますね。)とはかけ離れた空間で、アメリカにきてこの世から音を消し去りたいと初めて思いました。

しかし、今年この学会に参加してEHDIの変わり目をしっかりと感じとりました。

パネルディスカッションでは、同い年ぐらいの勇ましいろう者をこの目で見ました。対応手話で育ったギャローデット大学3年生です。
「わたしはインテグレーションをし、幼いごろから対応手話で育ってきました。しかし、わたしの世界にはずっと何かが欠落していました。初めてASLの世界にきたとき、ろうとしてのアイデンティティをずっと探し求めていたことに気づきました。どうかおねがいです、わたしを子ども扱いしないでください。どうかわたしをコントロールしようとしないでください。わたしも意見を言えます。なにか必要だと思ったとき、そのときはお願いをすることができます。」
多くのろう者の複雑な思いや願いがこの言葉に詰まっているでしょう。
その隣にいた他のパネラー(保護者やろう教育関係者)も、聴者ですがずっとASLで堂々と意見を言っていたのは感動しました。

また、今回はASL (American Sign Language)やバイリンガル教育に関する講演を中心に見回りましたが、どの講演も満席で、後ろには参観日の保護者のようにズラーっと多くの人が立ち並んでいました。そして、ポスター発表は、なんとカリフォルニア州のバイリンガル教育の研究が優勝したのです!!!現地にいるわたしよりも先に、ボストン大学(アメリカの中でも最もバイリンガル教育で有名です)関係者の間で情報が流れたので、そのぐらい大きな一歩であることは間違いありません。

こちら、その時のポスターです。
11月の生活記録でLead-K について触れたかと思います。Lead-Kとは、0-5歳児の言語発達の評価を義務付ける法律を推進する運動のことです。カリフォルニア州では、2015年度にその法律を最初にスタートさせました。その結果、2015年秋には53.1%のお子さんが言語剥奪の危機にあったのが、2016年春には44.6%に減少したのです。そして、ECE(乳幼児教育相談から幼稚部まで)からCSD(カリフォルニア州ろう学校)に通っている子は、途中で転入した子どもよりも算数/読み/書きの面で高スコアを取ることが研究で判明したのです。

poster lead-k.jpg

ポスターの中心にある言葉:「話す(speech)こと」は言語ではないのです。それは確かに大事かもしれません。しかし、「話す(speech)こと」は音声で単語を話すための「ツール」にすぎないのです。

また、ここで一番大事な言葉です。

ENglish and asl.jpg

「ASLと英語
もしも、ろう難聴児がASLにアクセスできなかったら、いくらかの言語剥奪につながりやすくなります。我々はASL“だけ”を、“話し言葉の代わりに”ASLを、“話し言葉を排除して”ASL を、とは言っていないのです。ASL“と”と言い続けているのです。」

時代は確実に変わりつつあります。
誰もが、ろう児の健やかな成長にはASLが必要不可欠だと心のどこかで思っているのでしょう。それが今回EHDIのポスター発表の優勝という形として現れたのかなと思いました。

ちなみに、ASLと日本手話は書記言葉の獲得を妨げません。

Screen Shot 2019-03-07 at 8.22.50 PM.png

こちらの写真は、左からネィティブ英語スピーカー、ネィティブASLユーザー、ネィティブ他国の言語ユーザー(スペイン語など)、5歳児までに母国語を獲得できなかった者の、英語のレベルをグラフにしたものです。ASLは書記言葉の獲得を妨げず、むしろ第一言語の基盤が、第二言語の習得の強力な一助になることがこのグラフからわかりますね。

そして、音声言語で育てたものの途中でASLに切り替えた場合の研究結果もシェアします。

sign language.png

左から、ネィティブASLユーザー、5−7歳からASLを獲得した者、8−13歳からASLを獲得した者の、それぞれのASLのシンタックス運用(文法)のレベルを表したグラフです。
このグラフから、ASLはれっきとした言語であることがわかりますね。そして、後から音声言語からASLに切り替えたとしても、言語獲得期を逃した後ではネィティブのようにASLを使うことは難しいことがわかります。

(上の研究結果はこちらの論文を参考にしました。RACHEL, Mayberry I. “Applied Psycholinguistics .” When Timing Is Everything: Age of First-Language Acquisition Effects on Second-Language Learning, vol. 28, 2007, pp. 537–549.)


わたしがASLネイティブ同士の会話にて何度も聞き直し、そしてネイティブレベルのASLを未だ習得できないのと同じように、言語脳が閉じた後ではネィティブレベルの言語を獲得するのは非常に難しいです。ですが、幼いごろに強力な母語を獲得していれば、思考し、表現し、周囲と繋がり、コミュニケーションを取り、創造していくための一助になるでしょう。

今回の参加は、ボストン大学で学んだことと結びつけながら、より深く、そして現場の意見を伺うことができた、収穫の多いものとなりました。

それでは翌月またお会いしましょう。
2019年2月生活記録【第13期生 橋本重人】[2019年03月08日(Fri)]
3月になってもワシントンD.C.では雪が降る兆しです。今週末もおそらく雪が降るとのことで、早く春がきて欲しいです。春よ、来い来い。

1月末に春学期が始まるのと同時に、ギャロデット大学にあるOffice for Students with Disabilities (障害学生のためのオフィス。略してOSWD)という学生支援室で、インターンとして毎日午前中働かせてもらっています。OSWDとは、簡単に言えば、講義やテストを受けるときに特別な配慮を必要とする学生をサポートするところです。例えば、テストを受けるにあたり、個室で一人になったり、他の情報が入ってこないように仕切りのあるところで受けたりすることで学生が集中して受けられるよう提供するところです。
s_IMG_8615.jpg

また、大学でどのように勉強したら良いか、自分に自信を持つようになるにはどうしたらいいのかなどの面談も提供しています。他にも、手話が十分に読み取れない学生のためのノートテイク、点字本や拡大読書器(ビデオカメラを直接モニターにつなぎ、その写した映像をモニター画面上に大きく映し出す装置)のサポートもあります。
s_IMG_8617.jpg

ギャロデット大学のろう学生だけでなく、難聴学生や聴学生も利用することができますが、OSWDに申請するには医療診断書など、いくつかの書類が必要となります。そこを利用する学生のほとんどがろう発達障害学生です。特に、学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)を併せ持つろう学生が多いです。

興味深いことに、OSWDを利用する学生の数は徐々に増えていっているようです。2001年の利用学生は147名だったが、2017年では283名と16年間でほぼ2倍になっています。
学生の数.png


どのような障害を併せ持つろう学生がいるかというと、2007〜2016年までで一番多いのはADHD(20.9%)で、その次がMultiple disabilities「複数の障害」(20.8%)です。例えば、軽度知的障害と弱視、学習障害と肢体不自由などといった感じです。3番目は、学習障害(14.9%)です。
障害種別.png


私の主な仕事は、受付です。利用学生が来室してきたら、どんな要件かを確認して対応します。また、受付にあるパソコンでメールの確認もします。毎日様々な教授からのメールが頻繁に来るので、その対応もしています(なかなか慣れません)。雑用(掃除やコピーなど)もします。利用学生と面談担当のスタッフとのミーティングに参加することもできますが、今のところその機会はまだありません。受付に利用学生が5人以上やってくる日があれば、たった一人のときもあり、日によって来室する学生の数はまちまちです。様々な利用学生とかかわることができるため、毎日が新鮮であり勉強になります。
s_IMG_8616.jpg

スタッフは私を含めて6人です。面談担当、面談&ノートテイク担当、研究・技術担当、そして、盲・弱視の学生の支援担当です。どの担当者も10年以上も働いている、かなりのベテランの方ばかりです。そして、大学院生は私ともう一人です。その学生と色々情報交換でき、心強く感じます。休憩する時は、それぞれのスタッフのオフィスへ遊びに行き、何か面白い情報はないかと質問したり、談話したりしています。

まだ働き始めて一ヶ月しか経っていないのですが、気づいたことは、テストの時間のことです。担当教授がテストの時間を2時間と設定したのに、ADHDのろう学生の何人かは40〜50分程度で終わることが多いようです。念押しに「見直しとかしたの?大丈夫?」と尋ねたら、「うん、大丈夫だよ」と答えました。結果はどうなったかはわかりませんでした(OSWDは学生たちの支援をするだけであって、そのサービスが終わった後の支援はしないというルールになっています)。気になって、ろう教育専攻の教授に聞いてみたら、ADHDの学生はどの問題にどれくらい時間をかけて取り組んだらいいかを時間の配分の計画を立てることが苦手であり、すぐに終わってしまうそうだ。そのため、ケアレスミスが多いとのことでした。そのため、時間配分をどのようにしたらいいかを丁寧に周りの人からのサポートが必要となります。なるほど、私も高校や大学受験の論文を書き上げるのに、起・承・転・結の時間の配分を考えてから取り組むことを国語担当の教員から教わったことを思い出しました。しかしながら、ここはアメリカの大学で自己責任ということでOSWDが学生たちに手を出すことはできませんが、小学校から高校までの生徒たちに時間配分の方法をしっかり伝えることが大切なのだと考えさせられました。

これからも新しい発見を楽しみに、続けてインターンを頑張りたいと思います。何かあったらまた報告します。それでは、また来月。
2019年2月生活記録 第10期生 辻功一[2019年03月08日(Fri)]

こんにちは、今日も生きています。
10期生の辻 功一です。

早いもので最後の学期も残り3ヶ月となりました。
今学期は教室で受けるクラスはBADM495の1クラスしかなく、1日の大半をChico Startという起業支援NPOのオフィスで過ごしています。

201902.jpg
<Chico Startオフィス風景>


BADM 495 (Applied Strategic Decision Making)
「戦略的意思決定」
課題第一弾はこれまでに習った管理フレームワークを使用してAmazonの経営を分析し、改善すべき箇所を提案するというものでした。
おなじみSWOTを使った状況分析、STEEPでの環境分析、財務分析、競合分析とポジショニング、顧客分析とペルソナマッピング、業界の見通しとFlexons、VRINによるリソース分析など、アマゾン内部から外部一通り分析を行いました。

話は逸れますが、アメリカにはBest Buyという家電量販店(日本でのヤマダ電機みたいなポジショニング)があります。Amazonの躍進でBest Buyは破産したシアーズと同じ運命を辿りかけていたのですが、近年息を吹き返して売上高や株価が上昇しています。
なぜ復活できたのか調べてみると、なかなか面白い物語があります。

2012年、前CEOが辞任した当時は会社の雰囲気も最悪で、従業員のモチベーションも全く無い状態でした。多くの顧客はBest Buyで欲しい商品を実物チェックした後、Amazonでオンライン購入するといったことを繰り返してました。たしかにヤマダ電機もそんな感じでしたねー。

2012年にCEOに就任したHubert Jolyは最初に何をしたのかというと、数ヶ月Best Buyの各店舗で実際に働いたんですね。現場で働き、従業員と直接対話をして問題点を把握したわけです。
そしてそれらの対策を行うのと同時に、従業員割引プログラムを復活させ、従業員の研修に多額の投資をしました。これによって78%の従業員がBest Buyで働くことを友人に勧めるようになったそうです。

研修を受けたプロフェッショナルな従業員たちは、売り上げを追うのではなく、顧客との長期にわたる関係を築くことを意識して顧客に誠実なアドバイスすることを心がけたそうです。給与システムも売り上げノルマ形式ではなく年俸制にして、従業員にプレッシャーをかけないようにしました。家庭訪問し家電についてアドバイスするサービスも人気を博しました。

そうして、Best Buyは「小売業の黙示録」から逃れることに成功したのです。

昔から顧客とのエンゲージメントが重要と言われていますが、それを実現するためには、まず従業員とのエンゲージメントを築き、従業員が楽しくハッピーに仕事ができる環境を作らなければならないという至極当たり前のことをBest Buyは忠実に実現したわけですね。

MGMT 389K (Internship in Entrepreneurship and Small Business Management)
「起業家精神と中小企業管理のインターンシップ」
一応、インターンシップという形なのですが、ほとんど自身の事業計画に時間を費やしています。
Chico Startのオフィスで1日平均5時間位パソコンに向かっているのですが、日本での勤務時代を思い出して懐かしい気分に浸ってます。


以上です。
日本ASL協会から8,188km離れたチコ大学からの報告でした。
ありがとうございました。
2019年2月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2019年03月07日(Thu)]
クラス

今学期に入り、大学院として最後の学期となりました。今学期履修することになったクラスは四つです。

Literacy Teaching and Learning: Elementary Grades (リテラシー(読み書き)教育と学習:小学生)
このクラスは、ろうの子供にとってのリテラシー(読み書き)の理論を学びます。リテラシーの内容は、小学生と高校の分野に分かれていますが、小学生グループはリテラシーの基礎、高校生グループはリテラシーを身につけられなかった生徒が高校にいる場合どのように指導するのが良いのかという内容に分かれています。クラスの中では合同で行いますが、担当教員と相談したところ、リテラシーの基礎を深く学ぶのが良いということで小学生のグループで学ぶことになりました。

Children’s Literature (子供の文学研究)
多文化、多様性、社会正義、ろうアイデンティティ、肌の色、ジェンダー(LGBTQ)、など様々なテーマをもとに毎週それぞれのクラスメイトが本を持参して発表したり、担当者ごとに子供達に読み聞かせをするにはどうするかを学んでいます。

Cultural Practices in the Deaf Community (デフコミュニテイの文化的習慣と行為)
特別にデフスタディーのクラスに参加しています。このクラスでは、文化的習慣の理論を学び、ろう者の言語(手話)や歴史などを読み解いて、ろう文化をどのように表現すると良いかを学びます。
2月はパフォーマンスの理論をテーマに学びました。
例えば、一般的には講演や人と話をするときに音声によって声の強弱のトーンや話す速さが異なるアプローチ方法によって聞き手や観客をひきつけたり、印象付けたりします。その理論をもとに手話(アメリカ手話)の場合どのように表現するのかを議論しました。

Capstone(キャプストーン)
自分で決定したテーマをもとに一年かけて研究したりまとめる内容であり、前学期から引き続き履修しています。


ラベリング(偏見やレッテル)の問題について

Screen Shot 2019-03-06 at 11.58.16 PM.png

今学期が始まってから、子供の文学研究のクラスとデフスタディのクラス、黒人の歴史についての講演に参加した時に、偏見やレッテルに対する問題についてをテーマにした話を聞いたり議論する機会が沢山ありました。

すなわち、ラベリングの問題はある人たちの一部を見ただけで、容易にラベルをつけて決めつけるという問題です。
例えば、たまたまその時にテストの成績が悪かったら、頭が悪い。たまたま、その時に講演の内容が分かりにくい時に、話が下手な人と決めつけるというようなものです。
そして、ラベルを貼るという問題は人との関わりに影響がでることがあるということです。中には、ラベルを貼られた人がネガティブな影響を受けてしまい、そのようになってしまうということもあります。

障害者、LGBT、女性、貧しさ、頭が悪い、黒人(頭が悪い、もしくは問題を起こすというイメージを強く持つ者がいる)、など、

その中で、よく出てきたのは、ろう者に起きる問題でした。すなわちろう者は、一般的に、聴者から聴くことができない、口で話す事が難しい、勉強ができない、経験不足、かわいそう、もっと努力が必要(聴者と同化)、障害者など、ろう者の中には、一つか二つは遭遇する問題があります。それは偏見やレッテルにつながることもあり、中にはラベルを貼られ、頑張ることを諦めてしまうということもあるという話です。

本来はその人の背景、能力、特権の差、文化などを考える必要があるということです。

そして、ラベルを貼る側の心理や問題は何なのかについて考えたり、議論しました。

中にはアライ(Ally)の立場についての話もありました。アライは協力者、理解者、サポーターであり、尊重もしていく者という意味です。対象者は、黒人、障害者、LGBT、女性、貧しい人などです。
そして、アライの例(サポーター)とアライでない例(サポーターでない・立場を尊重しないで私情を挟む人)の違いについての講演や議論がありました。

このようなテーマをもとにした議論や講演には、アメリカでも起きる偏見や差別について改めて、深く考えさせられ、学ぶことができました。
日常の中でも、無意識のうちに潜む偏見や差別心についてみんなで考える、良い機会となりました。

IMG_5447.jpg
↑黒人の歴史についての講演
(この時はろう者への抑圧をテーマにした話でした)