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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2015年2月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2015年03月24日(Tue)]
2月はバレンタイン、Lunar New Yearのイベントがあり、ギャロデット大学の学生たちがいつもより賑やかに過ごしているようです。
バレンタインはアメリカでは男性から女性に贈り物をあげるという行事なんですが、英語クラスでどのようにして始まったのかという話がありました。
もともとは2月15日にクリスチャンとローマの伝統を祝う日だったそうです。ですが、ヨーロッパの人々からの要望で2月14日に変えたという。私が調べたサイト(英語版)ですが、興味ある方は是非読んでください。
URL:http://www.theholidayspot.com/valentine/history_of_valentine.htm

前置きが長くなりましたが、
こちらではいま、大学先に入学願書を出して準備しているなか英語学習や家族、子供の関係性について勉強している日々です。

English 60 (英語 60)

そのクラスはサウジアラビア出身、メキシコ出身、アメリカ育ちなど7人のろう学生と一緒に受けています。教師はPeru(ペルー)出身のろう教師であり、学生たちの進み具合に合わせて分かりやすく教えてくださっています。
月、水、金曜日に朝1時間半と午後1時間半で3時間の授業を受けています。
毎回授業の最初に読書時間を15分〜20分間ほどとってあり、授業に使う本とは別に自分の関心のある本を持参して読む所から始まります。
2月中はオバマ米大統領の「A Dream Fulfilled」という本を全て読み終え、リーダーシップになるためには何が必要なのかなどエッセイに書き、ディスカッションをしました。ここ最近はVocabulary(語彙)の勉強が多く、毎回100単語を覚えるために暗記をしています。

Photo Feb 14, 12 13 57 PM.jpg

I HAVE A DREAM.「私には夢がある」ーマーティン・ルーサー・キング
リンカーン記念館にて演説した場所を示している。


Family, child, and community(家族、子供、コミュニティ)

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Good(良い)親とBad(悪い)親の視線について学生たちからの意見を集めてまとめたものです。


驚いた事に、学生たちの意見を見ると「悪い」親の方は印象が残りやすいのか多くの意見が挙げられていました。一方、「良い」親のイメージを思いつくのに時間がかかりました。日本でもアメリカでも同じように昔は男性の権力が強く、分担もはっきりと別けられていました。今の世代は昔よりも分担を男女平等に、子供との関係性が良くなるように求められてきています。
最近は暴力、離婚、性教育による影響についてディスカッションをおこなっていました。
昔と比べて、言葉による暴力が増えているようです。言葉は見えない、跡に残らないものなので更に難しい問題です。
子供は失敗したり、環境の変化によって様々なことを学んだりするので、きちんと伝える、コミュニケーションを取ることが大事になっている時代です。

*おまけ*


Photo Mar 24, 2 21 24 AM.jpg

Asia Public of Islands Association
Lunar new year(旧正月)
今年は2月19日が旧正月。

学生や他のイベントの都合により、2月27日にイベントを行いました。
旧正月は日本にも昔あったようですが、明治時代辺りから行事を無くしたそうです。日本にもしまだあったら楽しそうですね。
ベトナム、中国、韓国の歴史や伝統について講演を行い、
その後美味しい料理を食べ、講演、ゲームなどを楽しめました!

私はその団体の委員会に入り、会場の準備や飾り付けのお手伝いなどやっていました。
(デザインの仕事をもらい、フライヤーやチケットのデザインを描いています。)
2015年2月生活記録 第7期生 中川美幸[2015年03月23日(Mon)]
こんにちは。日本の2月といえば、バレンタインデーに豆まき!ですが、こちらは旧正月で賑やかです。家でも韓国人のルームメートが旧正月のディナーを作ってくれました。DCは2月も雪が多く、マイナス15℃になった日もありました。冬用のコートを買っていなかったので、7枚も着込んだ日もあり、友人達が心配して、コートやマフラーを貸そうか?と言ってくれました。お気に入りのコートと大き目のマフラーを見つけることが3月の目標ですね、、、、(汗)もちろん、氷点下の世界に耐えうるコートを持っていないので、久しぶりに風邪を引いてしまい、頭痛がずっと続きました(汗)


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真夜中2時まで勉強して帰った日に大雪!!

★ 授業★
☆EDU 621 - Literacy Teaching and Learning: Early Childhood(読み書き指導と学習:幼児)
今月は赤ちゃん向けの絵本、障害者、多様性を教えるための絵本を探す宿題で、色々な絵本を読みあさった月でした。元々絵本が大好きだったので、とても楽しかったし、どんどん古い絵本を購入してしました笑
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☆EDU 626 - Intgrtve Mthd ECE: K-3(幼児教育の統合教育)
4人だけのクラスですが、内容は奥深いのです。例えば、お互いのレッスンプランについて、話し合いました。面白い資料で、子供達はK−3に社会科が必要だと話し合っていますが、このクラスの同級生も先生もみんな幼稚部のときから必要だと話し合いました。なるほどと思いました。日本では有り得ないですよね。


☆EDU 789 - Practicum II/Seminar: Deaf Ed(実習)

* 素敵なバレンタインカード作り*
バレンタインデーに合わせて、絵本を読み聞かせしたり、素敵なハートの作品を作ったり、子供たちはバレンタインの週間でウキウキしていました。バレンタインチョコを交換する日、大雪だったので、翌週に皆でチョコや手紙を交換していました。
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* 冬のスポーツ*
冬のスポーツ週間で、子供たちは手作りのスティックでアイスホッケーをやっています。4−5歳の子供たちは既にこのアイスホッケーにはまっています。2月になんと、アイスホッケーチームの練習を見に行き、スケートもやりました!!さすが、DCのプロチーム、迫力がありました。スピードも違います。球が見えなかったんです。スケートの時間では、親子一緒に滑るのですが、ある児童が一人でスムーズに滑っていたので、4歳児の子供達も負けじと親の手から離れて一人で滑ろうとする子も多かったです。
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☆ 大雪で全ての学校が休校になった日、(実習先も休校になりました)初めて雪合戦に参加しました!
一般公開で、DCの公園で一万人以上の人々が集まって一生懸命雪玉を作って投げていました。私たちも数分だけ参加しました。数分間の雪合戦が終わった後は、その足で勉強に向かったので、ちょっとした気分転換になりました。その夜は早速宿題や実習の教材作りに取り掛かりました。

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2015年2月生活記録 第10期生 辻功一[2015年03月18日(Wed)]

こんにちは、今日も生きています。
10期生の辻 功一です。

今月は趣を変えて、動画でフリーモントを紹介したいと思います。
オーロニ大学に停まるバスは「210」と「217」があり、
210バスはユニオンシティ方面からフリーモントハブというショッピングモールを経由し、オーロニ大学へのルートです。
一方、217バスはフリーモントBARTからオーロニ大学を経由して、サンノゼ方面にあるグレートモールという日本でいうイオンモールみたいなショッピングモールへのルートです。
今回、自転車をバスに積んで、オーロニ大学から210バスでフリーモントハブへ寄り、自転車でフリーモントBARTへ移動し、217バスでオーロニ大学へ戻るといったルートを撮影したので、皆さんも一緒にフリーモントを散策しましょう!


フリーモント散策

@ セーフウェイというスーパーマーケットがあります。セーフウェイは米国第2位のスーパーマーケット・チェーンで1700店舗以上を展開しています。
A フードMaxxというスーパーマーケットがあり、野菜がかなり安いです。ただ、噂では・・(以下自粛)。僕はここではいつもブルーベリーを大人買いしてます。この後寄るホールフーズ・マーケットでも同じパッケージのブルーベリーを売っていたので、少々は安心して買えます。
B フリーモントハブ。ターゲットやセーフウェイなどのスーパーマーケット、ホームセンター、レストランなどが密集しています。
C ホールフーズ・マーケットという主に自然食品を取り扱っているスーパーマーケットです。値段も普通のスーパーマーケットの2倍以上します。
D フリーモントBART。サンフランシスコへはこの駅から1時間位です。
E カリフォルニア州立フリーモントろう学校と盲学校

以上です。
日本ASL協会から8,320km離れたオーロニ大学からの報告でした。
ありがとうございました。

2015年2月生活記録 第10期生山本綾乃[2015年03月15日(Sun)]
春学期に入ってから早くも1ヶ月が過ぎました。
課題だらけの毎日で、ほぼ毎日友達と一緒に勉強しています。
周囲にいる学生も課題に取り組んでいて、本当にアメリカの学生は勉強熱心です。
一方、もうすぐオーロニ大学での生活も終わるのだと思うと、とても寂しいです。
限られた時の中で、自分をもっと相手に知ってもらいたいという思いから、
気持ちや意見を伝えるよう、努力している毎日です。
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(毎朝歩く通学路:澄み切った空、緑色の丘に癒されます)

さて、春学期はろうクラスを三つ、聴クラスを一つとりました。
ろうと聴、それぞれの環境を体験する事ができ、改めてどちらの世界も私の大切な居場所であると感じています。
ここで補足しておきますが、オーロニ大学は聴者の大学ですが、その中にろうプロプログラムがあり、ろう者用の建物や研究室があるので、ろうクラスのみをとっていると自然とろう学校にいる感覚になります。

ろうクラス
Reading &Writting

ともにナンシー先生のクラスで、両方を関連づけて学習しています。
ナンシー教授は文法の間違いだけでなく、より自然な英語の表現方法も丁寧に指導して下さるので、
このクラスで確かな英語力を身につけたいという思いから春学期も引き続き受講することにしました。主に小説や短編小説を読み、質問に対して自分の言葉でまとめる練習を続けています。


聴クラス
Reading

ASL の手話通訳を使っています。その他、同じ受講生が必要に応じてノートテイクをしてくれます。
教授やクラスメイトみんなとても理解があり、楽しいクラスです。
このクラスの特徴はグループ活動、プレゼンテーション発表です。
教授も一人ひとりの顔と名前を認識しており、卒業した群馬大学での経験と重なりました。
群馬大学は少人数指導を大切にする大学なので、先生やクラスメイトとの距離が近いのです。
毎週火曜日にグループで単語のプレゼンテーションや小説の小テストがあり、木曜日は単語や章のテストがあります。その他にもオンライン課題があるので、一つの課題が終わっても次から次へ課題が出ます。テキストは春学期で一冊使い切るので、一週間で1章を終える、小説は100ページ読み進めるというハイスピードでやっています。
小説は苦戦していますが、テキストは秋学期にナンシー先生のクラスで学習した内容の復習なので、理解の定着として、再確認しながら進めています。さらに、私が聴クラスで学習している内容に似たことを、ろうクラスで取り上げて説明して下さいます。

実際このクラスが最も達成感とやりがいを感じることができ、楽しいです。


Deaf Education
ろうのトム先生のクラスです。ろう学生と聴学生が一緒に受講しています。
聴学生、ろう学生お互いのために手話通訳がついています。
聴覚障害の歴史や人工内耳、オージオグラムの見方、ろう学校のメリットデメリットについて学習しました。

トム先生の問いに対してクラスで話し合います。
・自分の聞こえない子どもには、どんなコミュニケーション方法を使うのか?
→手話、口話、トータルコミュニケーション、キュードスピーチなど
・インテグレーションの子どもが増えているのに、なぜろう学校が必要なのか?
→聴く事に限界があるから?
・自分に聞こえない子どもが生まれた時に感じる疑問(Question)は何か?
→ろう学校と聴学校どちらの学校に行かせるか。どんなコミュニケーション方法が良いのか。

誰もが感じるさりげない疑問に真剣に向き合う貴重な時間を過ごしています。


二月初めに以前ASL協会で聴講した岩田まゆみ先生から、フリーモントろう学校でミニ講演をする機会を頂きました。
岩田先生の配属先は、小学5年生の重複クラスです。
テーマは、日本のろう学校の様子や文化についてです。
重複といえど、きちんとした知能年齢のある子どもたちで、私の発表にきちんと耳を傾けつつ、多くの質問をしてくれました。
さらに、岩田先生の補足説明はとてもはっきり、簡潔で分かりやすかったです。
学校内にはカラフルな視覚的教材があふれていて、アメリカらしさが出ていました。
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(フリーモントろう学校での様子:お手紙まで頂きました)

講演の前後にはクラス見学もさせて頂きました。
8人の子どもたちに対して2人の先生がいます。
ASLの時間や読書タイム、講演直後には避難訓練がありました。
日本の学校は1列に並んで、校長先生のお話を聞きますが、
アメリカの学校は小学部のみ集まって円になり、児童の意見がお互いに見える形に並んでいました。


二月には遠隔指導でワシントンD.C.へ行きました。
先輩方にお会いしたり、大学見学をすることができ、近未来の自分を思い描く事ができる機会となりました。
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(お世話になった先輩方:多くの貴重なお話をありがとう)


短い2月の中で、新しい生活が始まり、良い意味で緊張感のある月でした。
3月も課題を一つずつこなしながら過ごしていきたいと思います。