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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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第11期留学奨学生の紹介[2014年12月28日(Sun)]
第11期留学奨学生の紹介

今年6月から募集が行われていた第10期留学奨学生は、第1次、第2次選考と厳正なる審査を経て、3名が選出されましたので、ご紹介します。
来年の夏の渡米を目指し、まもなく国内研修スタートです。

Takanobu Sato.JPG 
第11期留学奨学生 佐藤 太信(さとう たかのぶ)

  <プロフィール>
  埼玉県立浦和商業高等学校 卒業
  中央大学法学部通信教育部 卒業
  大正大学人間学部臨床心理学 卒業
  大正大学大学院人間学研究科臨床心理学専攻 修了


Yohei Makitani.JPG 
第11期留学奨学生 牧谷陽平(まきたに ようへい)

  <プロフィール>
  香川県立高松西高等学校 卒業
  東京理科大学理工学部数学科 卒業


Fuyumi Yamamoto.JPG 
第11期留学奨学生 山本芙由美(やまもと ふゆみ)

  <プロフィール>
  京都府立山城高等学校 卒業
  京都精華大学人文学部人文学科 卒業
  兵庫教育大学大学院学校教育研究科特別支援教育専攻修了

今後の3人に応援をよろしくお願い致します。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 11:25 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
2014年11月生活記録 第9期生 福田桂[2014年12月16日(Tue)]

 SACの建物内にあるTIPというチューターセンターに毎日通っています。オーロニ大学時代とは違い、ギャロデット大学の一部の学生がチューターの仕事をしていて、その学生にアドバイスしてもらいました。曜日によって担当のチューターは違うが、頼もしいチューターのおかげで毎日の勉強助かっています。

アメリカ手話&デフ・スタディのクラス
 ギャロデット大学はアメリカ手話が共通言語であり、学生や教授、職員全員がアメリカ手話を使いながら会話しています。難聴と健聴の学生もろうの文化を受け入れた上に英語も会話しています。アメリカ手話と英語の2カ国語を話すことをバイリンガリズムといい、これについての議論をしました。健聴の学校で育てられた方は英語を第一言語として考えるのが多くて、アメリカ手話と英語を同時に話すことはすぐには理解しにくい場合があります。日本手話もそうですが、私はアメリカ手話がメインだと思っています。
 ソーシャルメディアを学び、グループで動画を作ることになり、皆で話し合いをした結果、「デフ・アイデンティティ」となりました。議論の中で、あなたのアイデンティティは何かと問い出され、自分自身を振り返ってみました。聴こえ方の状態によってろう者なのか、難聴なのかは個々の意志によって異なります。盲ろう者の場合は、症状が進むにつれて弱視となり、まだ見える人は自分の目の状態を知らせることには心理的な抵抗があるため、自己アイデンティティを明確しない人も世の中に多くいるかもしれない。実は私も2012年に通訳・介助の仕事を引退するまで、自分はアッシャー症候群であるが、盲ろう者という障がいを長い間受け容れませんでした。自己アイデンティティは自分の状態によって変わりやすいので、そのときにどう表現するかは個々の自由だと言いたい。

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グループでの打ち合わせ時に使用したボード


感謝祭の休暇中は・・・

 友人とフロリダへ飛び、主にデイズニーワールドに行ってきました。ディズニーワールドには8つのパークがありますが、事情上4つのパークを回ることにしました。そこに、ADA法により障がいを持つ者のためのサービスとしてADAブックがあります。希望するアトラクションの入口でそのブックを掲示した上、入館できる時間を予約するシステムというものですが、予約できる場所は限られています。長い行列を待たず、すぐに入れるということは障がい者にとってはうれしいサービスでしょうか。
 フロリダは熱帯気候ですので、週後半からおかしな天候が続き、一時的バケツをひっくり返したような雷雨に遭遇してしまって大変な思いをしたが、良いリフレッシュを過ごせることができました。来月は最終月なので、クラスでの最終プロジェクトの作成に向けていい成績を残せるよう頑張りたい

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Walt Disney Worldにて撮影
2014年10月生活記録 第9期生 福田桂[2014年12月16日(Tue)]

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6個並ぶハロウィンかぼちゃ


 ギャロデット大学に来て早いもので1ヶ月半となりました。
 昨年見学でその大学に行ったときも気付いたが、盲ろう学生が多く、ほとんどはアッシャー症候群です。外出先で日光がまぶしい、屋内時でもライトがまぶしいなど感じた場合はこの症状の影響があり、目の疲れや頭痛が起こる場合もあります。遮光眼鏡をかけたり帽子を被ったりすると、そのまぶしさを防ぐことができるということを知りました。

 自分の意識のなかで、アメリカに来てから心の変化を少しずつ、「自分は盲ろう者である」ということを受容するようになってきました。前のオーロニ大学は小さなキャンパスだったため、白杖を使わなくても大丈夫だと思いましたが、今は白杖を常に使用しています。また、毎日3時間のクラスがあるので、アメリカ手話等を長時間見続けるということにより、目の疲れを軽減するために帽子を被っています。今までは自分のニーズを正直に受け止めなかったが、すべては留学先で自覚し、みんなが私を変えてくれたので、感謝しています。

 しかし新学期早々、外出先で突然白杖を破損してしまうという悲しい出来事がありました。緊急で修理できる場所を探したが、メーカーによっては修理できない場合もあり、私には新しい白杖を購入しなければなりませんでした。友人が教えてくれた「ambutech」という白杖専用の通販サイトで購入しました。その新しいものが届くまで友人のものを借りて使用させていただきました。
白杖とは全体の色は白くて、先端が赤色というのが一般的であるが、これは全盲がメインで、弱視用は黄色というように区別されています。最近では緑色、青色、黄色等のカラーの杖も取り入れるようになってきて、ずっと欲しがっていた色がついた杖なので素直に喜びました。
 
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現在、私が持っているカラーの杖


 現在、寮暮らしをしています。
急に進路決定のため、寮への申し込みをするのがギリギリであったが何とか入寮できました。私の住んでいる寮では、聴覚障がいと他の障がいを併せ持つ学生が多くいらっしゃっているところです。
9月にはルームメイトの入れ替えがありました。場合によっては希望する人とのルームメイトを組むことができるシステムがあると知りました。私には後から入ってきた日本人、アメリカ人、香港人のルームメイトとなりました。彼女らと仲良くなって、休日には一緒に出掛けたり、ニューヨークに旅行しに行ったりしました。


 英語クラスで、奴隷解放運動についての本当にあったストーリーを読みました。
ハリエット・タブマン(Harriet Tubman)は日本ではあまり知られていないが、アメリカでの南北戦争中で有名になったアフリカ系アメリカ女性です。彼女は奴隷として生まれ、奴隷解放運動をしている人達と組織を組んだ地下鉄道の指導として、南北戦争に至るまでに300人の奴隷仲間を送り届けるのを成功し、高い評価をされました。91歳死去まで一度も捕まらず、彼女の勇敢さを深く印象に残りました。クラスでもこの本のチャプターごとに読んだ後、議論をしています。黒人に対する偏見は今も続いていると述べ、私たちは早い段階で解決しなければならないが、なかなか難しい状況が続いています。


2014年9月生活記録 第9期生 福田桂[2014年12月16日(Tue)]

 カリフォルニアは温暖気候のため1年中過ごしやすかったが、ワシントンDCに移住して今、日本と同じように四季の変化を感じています。

ギャロデット大学での生活 - My life at Gallaudet University -

 8月18日、大学に到着した後、新入生オリエンテーションあり、またクラス分けのテストもありました。
ギャロデット大学には、私のような他国から来た特別学生が英語力とASLレベルのテストを受けなければならないというルールがあり、両方のテストを受けました。その結果によりどのクラスに入るかを決められました。特にASLテストのほうでは動画によるテストであったが、画面自体が少しぼやけて見えにくかったです。この症状は長時間ディスプレイの画面を見続けることによって起こる場合もあります。盲ろう学生への配慮として、特別に担当教授との直接対話による再テストをしてもらい、その教授が盲ろう者の状態を理解してくださっていると感じました。

秋学期で履修したクラスは下記通り

1. 英語 (English60)
 クラスの中で唯一、毎日授業を3時間受けるクラスです。Reading とWritingと一緒に学習しているが、前のオーロニ大学での受けた英語クラスとは違い、Readingがかなり長い文章と多量のページを読まなければならなかったため、想像を超えるほど慣れない思いが日々に続きました。毎日チューターにお世話になりながら、何とか授業のスピードに追いつけるように頑張っています。

2. アメリカ手話&ろう者学 (GSR103 ASL & Deaf Studies)
 こちらは一般教養で、大学卒業までに取らなければならないという必須履修のクラスです。アメリカ手話によるビデオエッセイを作るので、まずimovieの基礎から学び始めました。クラスで「デフ・スタディ」とは何かを議論し、それを通して、自分の感じたことや意見等、アメリカ手話による動画を宿題として提出しています。ASLは基本的に自分でスキルアップをしなければならなかったので、その授業もチューターにお世話になっています。

3. 盲ろう者通訳 (INT595 Deaf-Blind interpreting)
 オーロニ大学時代も盲ろう者通訳のクラスを聴講として受講したが、ギャロデット大学では単位を取ることにしました。教授も盲ろうであり左目がやや弱視があるようです。また、有資格のろう通訳者(CDI)として触手話の専門で幅広く活動されています。前のオーロニ大学で学んできたこととはすべて違う内容で、これからの勉強が楽しみです。

以上3クラスです。

ギャロデット大学での通訳者派遣
 キャンパス内にGISという通訳者派遣事務所があります。
個々の学生のニーズに応じて、盲ろう、音声等の通訳者を派遣されています.クラス登録と同時に、情報保障として、盲ろう学生のための手話通訳をつけてもらいました。新学期のため、最初の2週間は試行期間として、毎日のように通訳者が入れ替わり、最終的に個人が希望する通訳者を指名することができるようです。前のオーロニ大学の通訳派遣システムとは大きく異なり、ギャロデット大学では有資格のろう通訳者が22名おり、全員フルタイムで勤務されています。
盲ろう学生向け通訳派遣コーディネーターがいるとのこと、別のサービスにも介助者派遣(但し、こちらのサービスはキャンパスのみ利用できます)があるので、ギャロデット大学の対応に満足しています。

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ギャロデット大学の正門前
2014年8月生活記録 第9期生 福田桂[2014年12月16日(Tue)]

 はじめに、生活記録の投稿が大変遅れたことをお詫びします。
11月の生活記録までの4ヶ月間分をまとめています。今後は毎月投稿できるよう努力したいと思っています。


 キャンプの後は、ラスベガスに行ってきました。友人と一緒にレンタカーを借りてドライブ、グランドキャニオン国立公園とフーバー・ダムへ観光しに行きました。長年の夢だったグランドキャニオンにて大自然の雄大さに癒されながら、カジノ都市のラスガベスに戻りました。ラスベガスの気候はかなり異常過ぎました。毎日40度も上回っていてとても暑かったです!

IMG_3115.jpg 会場ホテルの前

 ダウンタウンの中心部から離れた老舗ホテルの会場で、国際盲ろう者エキスポが7月30日〜8月3日まで開催されました。国際的な盲ろう者エキスポは世界初とのこと、海外からはオーストラリア、コロンビア、イタリアら他国の参加者を含む約600名集っていました。
アメリカは、盲ろう者向け通訳者と介助者(SSP)養成は大学のコースで学ぶが、日本のような自治体が実施する養成講習会や学校はないと聞いています。そのためのワークショップの機会を与えられました。通訳・介助者と盲ろう者に分かれ、盲ろう者には通訳・介助者の依頼方法と問題解決を対象したワークショップがあり、Pro-Tactile、ADA法の基礎知識、アメリカ合衆国議会に対する要望と意見交換などにも行いました。また、盲ろう者用の生活用品やテクノロジー機器、ライトハウス、某盲ろう者協会など多くの出展がありました。

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エキスポの様子 −その1−
(会場の風景、後方に全体通訳が立っている)

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エキスポの様子 −その2−
(Pro-Tactileのワークショップ中)

 エキスポの後は、日本に一時的帰国しました。実は、出発までハプニングがありました。サンフランシスコ空港まで送ってくれた友人の車に白杖を忘れ、また航空券予約のトラブルで空港内に一夜過ごしたりしましたが、予定通りの日程に帰れました。今回の帰国は、目の診察と遮光眼鏡購入のため、実家帰省も入れて10日間、日本に滞在しました。


アメリカの健康保険事情ですが・・・ 
 アメリカは国民皆保険制度がなく、網膜疾患の既往症を持っている私には保険適用外となります。診察等で高い医療費用を支払ってしまうことになるのでお勧めできません。アメリカの病院で初診と検査を受けるだけで、日本への往復航空券分と同額になるほどかかります。保険は加入しているほうが安心できますね。


日本滞在中は...
 筑波大学附属視覚特別支援学校にて全国盲ろう者教育研究会に参加してきました。
テーマが先天性盲ろう児とのコミュニケーションで、全盲ろう児がどのように言葉を獲得するのかを興味に持ちました。ろう児は目で物を見ることから始めるが、盲ろう児の場合は自らサインの表現をし、親や教師がそのサインの意味を理解したところで彼らの間でコミュニケーションし始めて、物を触りながら言語を習得していくそうです。フランスの盲ろう学校元校長のジャック・ソリオ氏、ネットによるライブ講演でしたが、到着後間もなかったため、講演会中は睡魔との激闘末、半分は負けてしまいました。

盲ろう児教育は、
 1942年、山梨盲啞学校で盲ろう児が2名いたことによって始まりました。当初は教師と研究者メンバーでしたが、近年では盲ろう児もその親も加わり、様々な場で活動を展開しています。

 2011年に日本初の大学進学した先天性視覚と聴覚に障がいを持つ青年の成長過程の例も挙げられています。その青年とは、通訳・介助者研修会で出会った以来、良い友人として至っています。まるでヘレン・ケラーのように、家族と学校の先生と共に試行錯誤をしてきました。鉄道好きのその青年は、今年の夏に一人旅を挑戦したことで、私の故郷、島根県出雲市までバスと電車で来てもらい、その青年のために一畑電車を案内しました。さらに今度は、アルバイトも始めたようです。将来有望の青年と今後一緒に活動することをすごく楽しみにしています。


 カリフォルニアに戻ってからもハードスケジュールは続きました。1日間で引っ越しの処理を済ませ、翌日にはワシントンD.C.に発ちました。到着早々、旅の疲れと安堵感があったからか、体調を崩してしまい、新入生オリエンテーションやら新学期が始まってもその状態は続いたのです。環境の変化に弱いので、11月を過ぎた今、ようやくDCでの生活リズムを整えたところです。
2014年11月生活記録 第7期生 中川美幸[2014年12月15日(Mon)]

こんにちは。11月はレポートの山に追われた日々でした。でも病気ひとつなく、なんとか生きていることに感謝しています。気持ち的には、多くの友達に励まされた一ヶ月でした。

★授業★
☆Classroom based Assessment 評価を基にしたクラス
先月に続き、フレデリック聾学校の幼稚部が使っているアセスメントを普通のアセスメントと比べ、色々と調べています。今月はある生徒をCAPというものでじっくりと観察し、様々なことを学びました。今学期最後のレポートは、このアセスメントを使って生徒を評価し、報告レポートを書かなければならないので、もうすでに書き始めています。私は英語が本当に苦手なので、11月初めから書き始めていますが、もう20ページを超えてしまいました、、、
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☆Integrative Methods for Early Childhood Education 幼少期教育の統合メソッド
今月は、自分が作成したレッスンプランを使って、クラスの中で色々な道具を用意して模擬授業を行いました。私のテーマは日本で、4歳の子供たちにどうやって教えるか、それをどうやってまとめるか、あれこれ考えさせられました。他の生徒は、蝶の一生を劇で勉強したり、アメリカとケニアの牛を比べたりして、私たち自身も生徒として楽しめました。
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私が日本文化を教えている様子

☆ECE Curriculum 幼少期教育カリキュラム
今月はグループワークの多い月でした。私たちのグループは「創造的カリキュラム」というテーマに絞って資料を読み、同級生と色々話し合いました。他のグループは話し合いが出来ないと先生に直接不満を言っていましたが、聾学校では同僚との話し合い、協力はとても大切なことです。アメリカは個人主義なので、それがうまく出来ないことに気づきました。日本の方が共同、協調性があります。自分の国を褒めたくなりました。

☆Field Experience 実習
フレデリック聾学校での実習は先月で終わりになりました、、、、しかし、20ヶ月の男の子の両親の車に同乗させてもらったので、2日だけですが、もう一度フレデリック聾学校を見に行きました。

Todder Class(2−3歳児クラス)
秋をテーマにしているので、遊び道具は秋に関するものが沢山有りました。
(1)色々な素材 素敵な秋を感じさせてくれます。
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(2)葉っぱのクッキー 試食してみましたが、、、、すっごく甘かったです(汗)
frederick make leaf cookiesJPG.JPG  

(3)幼児の指の運動を促す葉っぱの玩具
frederick leaf todder 指きたえる遊び.JPG

(4)数字を学ぶための遊び(秋のドングリを使っています。)
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(5)2歳児たちがいろいろなはっぱの形、色を合わせて遊んでいます☆
todder はっぱ合わせあそびfrederick ブログ.jpg

☆ちょっとした息抜き☆
初めてバスケット試合を観に行きました!留学生活の初日からお世話になっていたNくんが本帰国になり、せっかくだからと、私のルームメイト達や友達と一緒にNBAを観に行きました! ワシントンD.C.を本拠地としているチームの試合でしたが、満席!!3ポイント入るたびに、客席にミニバスケボールが投げ込まれ、Tシャツも投げ込まれるなど、物凄いファンサービスで、初めての試合に興奮しました。生中継のテレビにもなんと字幕が付いていて、ゴールした選手の名前が出たりしました。
NBA 字幕ありブログ用.JPG
試合の写真(字幕がみえますか??)

☆感謝祭☆
今年の感謝祭は、二泊だけですが、初めてキャビンに泊まりました。なんと29人も集まったので、まとまるのか心配していたのですが、何とかなりました(笑)私はお風呂に飢えていたので、外のお風呂(ジャクジー)に挑戦しました。外にあるので、とても寒かったのですが、日本の露天風呂を思い出しました。日本の露天風呂がもう懐かしいです。

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家での感謝ディナー(友達に感謝)
2014年11月生活記録 第10期生 辻功一[2014年12月15日(Mon)]

こんにちは、今日も生きています。
10期生の辻 功一です。

あっという間に師走、カレンダーも最後の一枚となりました。
アメリカでは10月からビッグイベントが続いています。

ツインピークスから望むサンフランシスコ市街
<ツインピークスから望むサンフランシスコ市街>

カリフォルニアろう学校
11月11日は復員軍人の日(Veteran's Day)で学校や公共施設は休みですが、カリフォルニア・スクール・フォー・ザ・デフ(CSD)では特別公開授業があり、トム教授のガイドの元、デフコミュニティ受講生たちと見学してきました。

CSDの前で解説するトム教授調理師を目指す生徒たち
<写真左:CSDの前で解説するトム教授/写真右:調理師を目指す生徒たち>

CSDは幼児から専攻科まで約400人の生徒が在籍しているそうで、相当規模が大きいのですが、近年は少子化やインクルージョン教育のあおりを受けて、生徒数が伸び悩んでいるそうです。それでも400人は現在の日本ではなかなか考えられない規模です。
中学生の授業を見学させてもらいましたが、生徒たちは真剣に先生の話を聞いたり活発に質問をしていました。私は小学から高校までインテグレーション教育のなかで一般学校に通っていたのですが、当時からしてみるととても考えられない充実した内容でした。
他には生徒たちの作品の展示や、ショートムービー、演劇が行われていました。
特に印象深かったのが、「Family Dog」という絵画をリアルで表現したものです。


これ、私は見た瞬間に理解したのですが、どういう意味なのか皆さんも是非ご一緒に考えてみませんか?

手を魚に見立てた作品日本語もありました
<写真左:手を魚に見立てた作品/写真右:日本語もありました>


先月の近況報告、サンフランシスコ公立図書館での本棚についての答え

Deafサービスセンターの本棚
<Deafサービスセンターの本棚>

聴覚障害者は視界を確保する必要があるので、あえて背の低い本棚を設置しています。そのため、本棚の向こう側に誰が居るか把握できたり、会話ができます。
ちょっと簡単ですが、いかがでしたか?

以上です。
日本ASL協会から8,320km離れたオーロニ大学からの報告でした。
ありがとうございました。
今月のコロンブス
屋根に木を乗せた乗用車があちこちで走り始めていることを発見
アメリカでは毎年3600万本のクリスマスツリー(生木)が農場で生産されており、1800億円規模の市場です。

2014年11月生活記録 第10期生 山本綾乃[2014年12月15日(Mon)]

渡米後、早くもオーロニ大学での秋学期が終了しようとしています。
今の仲間たちとともに切磋琢磨しあえるのもあと半年。
時の早さを感じる今日この頃です。

Grammar、Reading 、Writing
毎回、新たな文法を学んでは様々な英文を読み、エッセイを書いています。
毎日ASLや英語に触れているためか
気付けば英文が自然と目に入り
文節ごとにまとめて捉える習慣がつくようになりました。
最終試験も近づいているので、復習を重ねながら進めていきたいと考えています。

英文に触れる時間をさらに増やせるよう、自ら読書タイムを作っていきたいと思います。

Deaf culture
このクラスは聴者クラス、ろう者クラスと分かれていて
授業時間は異なりますが、同じ内容を学習しています。

先日、聴者とろう者が同じ時間に集まって、お互いに質問しながら討論しました。
最も盛んだった話題は人工内耳についてでした。
IMG_2920.JPG
(討論の様子:
クラスには聴学生、盲ろう学生、手話初心者の難聴学生もいたため
それぞれに対応した手話通訳や文字要約筆記がついていた)

現在、医療の進歩の影響で早い時期から人工内耳を装着するろう児が増加しています。
中には両耳に人工内耳を装着する子どももいます。
早期のろう児に人工内耳を装着するかどうかという課題については
聴者はもちろん、ろう者の中でも意見が分かれます。

デフカルチャーのクラスにも人工内耳を両耳に装着している学生がいます。
片耳は三歳ごろに、両親が聞く機会を与えるために装着させたとのこと。
もう片方は、中学時代に自分の意思で装着したそうです。
彼女とは同じ秋学期に入学しましたが、ろう者といるときは人工内耳を装着していません。
聴者と会話するときや自動車を運転するとき、趣味で音楽を聴くときは付けています。
彼女にとって人工内耳は体の一部であり、堂々と語る姿はとても輝いています。

Tom教授曰く、人工内耳を付けている人はろう者ではないのだろうか?
答えはNo.
たとえ人工内耳を装着していたとしても少なからず限界があります。
しかし、より多くの聴く機会を得ることができるメリットもあります。
”彼女はろうの友達がいるし、
手話を使っているから、ろうコミュティへアクセスしていることになるよ。
わたしたちは彼女を大歓迎するし、あなたの存在を認めるよ”
というメッセージが心に響きました。

ろう文化やろう教育に関する課題はどこの国も同じです。
世界中の仲間と議論を重ねることを通して、
自分の考えや解決の糸口の引き出しを増やし、
教育現場で臨機応変に対応できるようにすることが
留学目的の一つであることから大変勉強になりました。


Deaf community
フリーモントろう学校を見学しました。
学校の土地や建物の広さに驚きましたが、それだけではありません。

フリーモント市はアメリカの中でもろうコミュニティの強い町です。
なぜなら、ろう学校には400人もの児童生徒が在籍しているのですから。
さらに教員もほとんどがギャロデット大学を卒業したろう者です。
聴者教員もASL能力が高い方が集まっており、質の良いろう教育が盛んに行われています。

ほとんどが単一の児童生徒であり、
重複の児童生徒の受け入れもしています。
すべての子どもが授業をきちんと理解できるよう
教師は専門的な指導力が求められます。
まさにろう者のろう者によるろう者のためのろう学校です。
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(フリーモントろう学校
上:建物の壁には生徒がデザインした絵でにぎわう
左:小学部校舎の様子、右:視覚的な教材がたくさん展示されている)

その他

*バースデーパーティー
9月、ホームステイ先の息子さんに双子の赤ちゃんが誕生しました。
赤ちゃんのバースデーパーティーが開かれ、
ステイ先にたくさんの人たちが集まりました。
小さな子どもに目がない私は、無垢でかわいい赤ちゃんにメロメロでした!

アメリカのバースデーパーティーは、招待された人がそれぞれ一品ずつ料理を持参し、
カード付きのプレゼントを用意します。
日本では相手の喜びそうなプレゼントをイメージして贈り物をする習慣がありますが、
アメリカは、夫婦が欲しい物リストをアップしており、その中から選ぶそうです。
誰かが買ったというのも分かるので、プレゼントが重なる心配もありません。
そしてパーティー当日にみんなから頂いたプレゼントを披露します。

さらに夫婦の両親から、夫婦の子ども時代のグッズ発表があります。
息子さんはぬいぐるみと白いひもで、奥さんは子どもの頃の写真でした。
また一つアメリカ文化を体験することができました。
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(左上:同年代の赤ちゃんのご面談
右下:子ども時代のグッズ披露の様子)

*Thanksgiving Day
Thanks givings day とは、日本でいうお正月です。
お店や銀行、郵便局などすべてが閉まります。
アメリカ人にとっては家族や友達が集まって静かに過ごす大切な日なので、
みんな飛行機に乗って実家へ一時帰国したそうです。

私をはじめ留学生はオーロニ大学の数学の先生の家で
オーロニファミリーによるパーティーをしました。
先生方が一品ずつアメリカ料理を準備して下さいました。
ターキーをはじめ、様々なアメリカ料理をおいしく頂きながら交流しました。
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(上:アメリカ料理をおいしく頂く留学生たち)

*クリスマスイルミネーション
アメリカのクリスマスは11月下旬から徐々に準備が始まります。
ある日、家に帰ると今まで見たことのないような光景を目の当たりにし、感動で涙があふれました。
ホームステイ先や隣家は特にイルミネーションに力を入れており、周辺を明るく照らしています。
まるで、私の帰りを大歓迎してくれているかのようでとてもうれしいです。
これがアメリカのクリスマスなのだととても感動しています。
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(暗い夜を明るく照らすクリスマスイルミネーション)

今月はASL協会の野崎さんや根本さんが視察に来て下さり、
直に近況報告をさせていただくことができました。

いよいよ秋学期最後の月です。
近頃は恵みの雨がたくさん降っているので、幸運が起こり続けると信じ、
来月も努力を惜しまずに楽しく頑張っていきたいと思います。

第8回留学奨学生帰国報告会[2014年12月12日(Fri)]
第8回留学奨学生帰国報告会

ギャロデット大学大学院で学んだ4期生の川上恵・福永梢両奨学生が、それぞれ大学院を卒業、修士号を取得し、今年帰国しました。
専門分野での学習は、どのようなものだったのか、実習先での経験なども交えて報告します。
また、今年はこの事業が始まって10周年記念の年。フリートークも企画しています。 誰が登壇するかはお楽しみに!

1、日時
2015年1月17日(土)午後1時30分〜午後6時

2、場所
日本財団・会議室(東京都港区赤坂)

3、内容
<留学生帰国報告会>
報告者@ 第4期生 川上 恵
「手話通訳とは?」

報告者A 第4期生 福永 梢
「スクールカウンセリングがある理由」

<事業開始10周年記念企画・フリートーク>
「これまでの10年を振り返って これからの10年に期待すること」

4、参加費
無料

5、申込方法
1月12日(月)までに、日本ASL協会事務所(下記連絡先)に、@お名前 A所属名を添えてお申込みください。

詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.npojass.org/archives/12392

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主管:
日本財団聴覚障害者海外奨学金事業留学奨学生同窓会

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 14:42 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
奨学生近況報告 - 辻・山本10期奨学生[2014年12月06日(Sat)]
奨学生近況報告 - 辻・山本10期奨学生

留学生近況報告 - 辻・山本10期奨学生

11月14,15日、オーロニ大学で英語・ASL研修に励む辻・山本10期奨学生に、渡米して3ヶ月の様子を話してもらいました。
他国からの留学生などクラスメートと互いに刺激しあって、2人は来夏の進学に向けた準備を進めています。

↓<↓辻10期生>

ミッションピーク登頂後に撮影

↓<↓山本10期生>

大学図書館からフリーモントの街並みをバックに撮影

2人の今後の活躍にご期待ください。
引き続き、ご支援の程、よろしくお願いいたします。


事業担当者 根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 22:40 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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