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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2014年2月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2014年03月20日(Thu)]
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最近、雨が降るようになり、山が緑色へと変わっていった。
この風景を見ると私にとって日本にいるかのような安心感が残る。


English 151B(英語・ランキング)
クラスの中で書く技術(スキル)について教わった。このクラスの教授がろう者に対する理解があり、スクリーンにパソコンのWord(ワード)を使って授業を進めているのでとても分かりやすかった。教科書の課題をやって、授業中に答えを確認した。このクラスは授業だけではなく、LAB(課外授業)でテストを受けたり、宿題を提出することも成績のポイントに含まれている。

English 163(英語・リーディング)
ボキャブラリーの小テストは私にとって一番苦手である。クラス内で10分間で書き終えなければならなかった。週に20単語の意味を理解した上で、文章の穴埋めテストを解くのに苦戦した。
最近、小説「The Glass Castle」に興味津々で読んでいる。この本は #1 The New York Times Bestseller(ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー)で、世界から認められている本である。著者が幼い頃の歴史や経験について書いている。そして、家族の影響で子どもがどのように育てられたのかという背景を分析した。

Deaf Educating(ろう教育)
ろう児にとって必要な学習環境とは何かとディスカッションをした。言語とアイデンティティとどっちがろう児にとって重要なのか。進路や補聴器を使うか、人工内耳をつけるかというような選択はたいてい親がするものだが、本人の気持との差があるという複雑な現状を深く分析した。このクラスは聴者と一緒に受けているので、聴者から見た価値観とろう者から見た価値観の違いを知った。2月中旬に先生の発案で、ろう者の立場を理解してもらうために国会で議員を前にして演説するイメージで、クラスの中で講演を行った。人工内耳は何のためなのか、コミュニケーションや教育の権利者は誰なのか、将来に関わる教育とは何か、それぞれの価値観が違って改めて現実的に考えさせられた。

Development of the Deaf Child(ろう児発達学)
ろう児は聴者と違って、聴覚以外の4つの体感(視覚、触覚、味覚、臭覚など)をどのように使い分けて理解するのか。又、ろう児の成長の限度について学んだ。例えば、聴者の児童は母親の足音や声を聞くと離れても自分の母親だと理解する。一方、ろう児は母親の顔や姿を見て、初めて自分の母親だと分かるという所から聞こえないという部分をどのように補うか。コミュニケーションも手話だけではなく、絵や物、顔の情想を使ってどのように伝えるのかなど工夫が必要である。しかし、成長するにつれて発達の限界が生じる場合もある。学んだ事を通して、絵本の役割に関わっていきたいと思った。

Dance <Hiphop>(ダンス)
週ごとに新しい振りつけを加えて覚えていくので、前回に踊った振りを復習しながら新しい振りを練習した。講師が振りを入れる際に体のどの部分を使うのかを細かく教えてくれるので、とても分かりやすかった。今まで日本で講師の踊りを見て(真似して)覚えることで追いつくのに精一杯だったので、やはり講師が教える際に通訳者がいるとより分かりやすいなと思った。更に講師が教える度に振りを変えることもよくあり、何故振りを変えたのかと戸惑うことがあったが、講師からの説明を聞いて納得できる形でスムーズに練習できた。

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ヒップホップの講師(振り付けの流れを見せてくれた時)


最近の活動
DCARAとは、ろう者のための雇用サービスや自立をサポートする協会である。私はどんな活動をやっているのか気になり、ボランティアとして応募した。2月1日に「Deaf Community Night」で交流会、講演会、コミュニティ・メンバーの中で懸命に活動した人の受賞式が行われていた。
そのイベントはSan Leandro(サン・リアンドロ)にある会場で84人のコミュニティ・メンバー、スタッフとボランティアが集まった(引用:Deaf Link/DCARA 12頁)。1年間にコミュニティの改善方法を共に努力してきたメンバーに贈られた様子を見た。今回のテーマが「Team」(チーム)であり、目的を達するためにはチームが重要だという講演があった。人それぞれの努力をしてチームをまとめるということが大事であると伝わって来た。ここでも、全国ろうあ者大会(日本)のように1年間に一度の集まりがあるということが嬉しい気持ちである。

詳細はこちらのURLをご覧ください。(英語版のみ) :DeafLink
http://www.dcara.org/images/stories/deaflink/2014/DeafLink2014-March.pdf

私がこのイベントのために初めて行った仕事内容が、会場作り、受付者の手伝い、テーブルの整理をした。スタッフは親切に接してくれ、イベントに参加した何人かと話をしたことも含めて素敵な経験をさせて頂いた。ボランティア活動として参加できたことが私にとって感謝である。

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講演の様子

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飾り付けの手伝い

Lunar New Year(ルナーニューイヤー)
中国の伝統である新年祝いの一つ。BAADA(アジアろう協会)が企画したイベントである。中華料理を食べたり、ゲームをしたり、協会の歴史についての話など楽しむことができました!

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*中華料理のバイキング*

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色板ゲームで馬の形を完成する(苦労しましたよ〜!)
2014年2月生活記録 第9期生 福田桂[2014年03月19日(Wed)]

 オーロニでのろう者学部のクラスを取っているろう盲学生は私を含め2人で、春学期にはようやくろう盲学生のための通訳者が確保され派遣が可能になり、4人のろう通訳者に支援してもらっています。
そのうちの一人が有資格のろう通訳士であり、ろう盲者通訳として長い間支援に関わってきた人で彼からは得るものが多いです。私自身通訳を利用する側なのに、彼と通訳と支援のあり方をよく議論します。彼は昨年の秋に来日し、「アメリカにおけるろう通訳士制度」について講演をしていただきました。また、日本に興味を持ってくれています。他の通訳者には過去ろう盲者への通訳介助経験があったり、クラスでの通訳はしたことがなかったりさまざまです。クラス通訳では、先生の話による補助説明と周囲の状況説明としてPro-Tactile(1月生活記録にて)を対応してもらっていますが、彼らの通訳者はPro-Tactileについてあまり知識がないので、時間を作って私が教えています。
 一方で、ライトハウスでろう盲者の登録をすると、視覚障がいを持つ方にはアップル社より無料で情報機器を差し上げるという嬉しいサービスがあって、ipadとケース、キーボードをいただきました!これはロービジョン向けアクセシビリティの機能がついているので、視覚障がいがある人にとって日常生活に欠かせない道具です。クラスでキーボードを持ち出して通訳者にノートテイクしてもらい、パワーポイントなども活用しています。

春学期は5つのクラスを履修しています。
アメリカ手話
 秋学期に一緒だった5人のクラスメートと中級クラスに上がり、ろう教授による会話中心の学習をしています。ろう者は私とアシスタントの一人、それ以外は聴者で20名ほどのクラスです。前とは異なるクラスについていけず1、2回出ただけで初級クラスに戻る学生もいて残念なことですが、自分はさらなるコミュニケーションのスキルアップに向けて一心不乱にこなしていきたいと思っています。

英語(ライティング&リーティング)
 私たちのクラスはアメリカ、メキシコ、タンザニア、フィリピン、インド、ロシア、中国から移住してきた国際豊かなクラスメートです。ライティングはテキストを沿って文法の復習、リーティングは基本的に自分で読んできてクラスで討議します。定期的に短いエッセイがあるので、15分以内で10行以上書けることを今学期の目標としたい。

ろう者コミュニティ
 こちらのクラスは、ろう者文化とベイエリアのろうコミュニティについて学びます。講師はフリーモントのろう学校高等部にてスクールカウンセラーをされていて、以前にはワシントン州でASL指導も経験されたということで、手話の文化も興味深いです。しかしながら、大学の方針により受講可能な人数が5名以上でないとクラス存続できなくなる危機がありましたが、しばらくしたら学生数が少々増えてきて計6名、少人数であるが何とか継続しています。

ろう盲者通訳
 手話通訳者養成プログラムでのろう盲者向け通訳クラスで、一番学びたいクラスです。大学は私の希望を理解していただいて、特別に聴講生及びオブザーバーとして、10人の健聴学生と一緒に講義を受けさせてもらっています。講義の内容のうち、ろう盲者福祉、通訳と介助サービスの基本は日本での講習会とほぼ同じ内容ですが、コミュニケーション方法は手話が基本であるのは文化の違いなのでしょうか。これまでの通訳・移動介助経験から日本とアメリカにおける通訳と介助サービスとの違いを見比べてみたいと思っています。
ー 講師の紹介 ーーー
Anindya Bhattacharyya氏。愛称:バピン(Bapin)インド出身で全盲ろう(全く見えず聞こえない)男性。先天性ろう、9歳で失明しろう盲となる。コミュニケーション方法は触手話。留学生として渡米、ボストンのパーキンス盲学校で学び、ヘレン・ケラーナショナルセンターの職員として訓練生へのパソコン指導を経て、2013年10月に「バピン・グループ」というご自身のビジネスを立ち上げました。点字ピンディスプレイ、拡大読書器、ソフトウェアなど、ろう盲者向けの情報機器を取り扱う会社を運営されています。今年の夏にはバピン・グループによるろう盲者での国際的なエキスポがラスガベスで開催される予定です。
Bapin氏ご自身のホームページ http://www.bapin.info/
BAPIN GROUP  http://www.bapingroup.com/

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ろう盲者通訳クラスの様子
2014年2月生活記録 第7期生 川口聖[2014年03月19日(Wed)]
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア誕生日を境に、春学期が始まった。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア誕生日はアメリカ合衆国の祝日であり、ワシントンDCの中心地からちょっと離れた所にあるマーティン通りで何らかのイベントが盛大に行われるだろうと思い、自転車で30分程かけて観に行ってきた。ところが、拍子抜けしてしまうほどに、開催されるイベントと言えばパレードだけであり、しかもパレードを鼓舞するのはアジア系の子供達による太鼓隊のみで、パレードよりデモをしている感じであっという間に終わってしまった。アメリカ偉人の誕生日にしては、ちょっとさびしいなと思ってしまうほどであった。

そして、いよいよ学校が始まると思ったら、その初日にいきなり学校閉鎖、寒波のためであったが、その翌日にやっとクラスが始まり、またの翌日はクラスの担当教授が風邪のため休講になるなど、拍子抜けしてしまう日が何度も、学期が始まってからしばらくの間に続いた。今学期に履修する予定のクラスは次の通りである
LIN585 Prosody in Sign and Spoken Language, 手語と音声言語の韻律論
LIN741 Sociolinguistics in Deaf Communities, ろう社会における社会言語学
LIN801 Phonology III, 音韻論V
全て選択科目であるが、今後の生活記録に3つ分けて報告していきたい。

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(マーティン通り)

☆National Museum of the American Indian 国立アメリカ・インディアン博物館
独断的な5段階評価は、★☆☆☆☆(1つ星)。インディアンについて初めて知ったのは、アメリカの西部開拓時代(1865年から1890年のあたり、日本では明治維新の時代)を舞台にした西部劇映画を観たきっかけからである。今はもう「化石の映画」になっている西部劇映画であるが、インディアンを悪役として描かれているものが多くて、インディアンに対してあまりよい印象を持ってなかった。

しかし、アメリカに来てから、日本ではあまり触れられていないことまで色々知るようになって、もしかしてインディアンの先祖は日本人の先祖と同じではないかと思うほどの親しみを感じている。例えば、自然を神のように崇める風習がある、部族長は絶対権力者より議長みたいな役割を担うなど、日本人なら理解できる部分が多いのである。いろんな見方があるが、一神教を宣教したがる、また、その一神教の考えからできるような絶対権力者を作りたがる民族には、インディアン文化をなかなか理解できないのが普通であっただろうと思うほどである。しかも、インディアンの部族長が集まって何らかを話し合う時、部族ごとに違う言語の代わりに、手語を使っていたという映像が残っているなど、ますます興味をかき立てられるのである。

こうして、アメリカにいる間はインディアンについて展示されている所へまわろうと思っている。これまでいくつかまわったが、国立アメリカ・インディアン博物館は、建物がすごく大きいにもかかわらず、建物の半分は最上階まで届く吹き抜け天井のある広間になっていて、展示会場が少なすぎると思うほどであった。展示内容は「アメリカ大陸ではいろんなインディアン部族がいました」というふうに紹介されているだけで、アメリカの騎兵隊が多くのインディアンを征伐した「負の歴史」でさえ紹介されてないのである。やはり、ホロコースト記念博物館との大きなギャップを感じて、★☆☆☆☆(1つ星)とした。

蛇足だが、黒人についてだけの博物館はワシントンDCではまだなく、ワシントン記念塔のすぐ近くに建設中のようである。今はアメリカ歴史博物館の一角で展示されているらしいので、近いうち見てみたいものである。

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(国立アメリカ・インディアン博物館)
2014年2月生活記録 (第5期生 川俣郁美)[2014年03月15日(Sat)]
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おうち栽培:バジル☆


◆◇スーパーボウル観戦◇◆◇ 
毎年2月の第1日曜日は全米が熱くなる日、スーパーボウル・サンデー。 NFLの決勝戦で、毎年視聴率40%超を記録するほどの絶大な人気を誇る国民的イベントである。1992年からは、国歌斉唱の際、アメリカ手話(ASL)も付くようになり、毎年スーパーボウルが近づくと、今年は誰か誰かと話題になる。 今年はNFL初の難聴選手、シアトルシーホークスのデリック・コールマンが出場することもあり、大きな注目を集めていた。
家のテレビでルームメイトと観戦したのだが、国歌斉唱の際、ASLが映っていたのはほんの5秒程だけ。ガーン。あとから知ったのだが、インターネット中継では終始ASLが見れたそうだ。来年はテレビにもASLワイプが付くことを祈りたい。それにしても綺麗なASLで、見入った。



インターネットで中継された国歌斉唱のシーン(クリックして視聴)
テレビにはASLワイプがなかった。



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友人が作ってくれたスーパーボウル定番メニュー
バッファローチキンディップ



◆◇チームダイナミクス◇◆◇
矢一本は容易に折ることができるが、矢三本まとめてでは折れにくい。---毛利元就

どこへ行っても求められるチームワーク。一人一人が協力し合い団結したとき、チームワークは最大限に機能する。それは一人でやるよりもはるかに大きな結果を生み出す。

口で言うのは簡単だが、実践し、維持させるのは難しい。このクラス「組織における対人・集団行動」では、「チームダイナミクス(チーム力学)」チームがどうしたら効果的・生産的に機能できるかを学ぶ。チームの目的・タイムラインがはっきりしているか、チームメンバーはそれを理解しているか、それぞれが意欲・目的意識を持って取り組めているか、チームメンバーそれぞれの役割分担が明確であるか、コミュニケーションは明確であるか、それぞれが平等に扱われ、それぞれにチームの一員である・貢献しているという感覚があるか、 職場の人間関係や雰囲気や助け合える環境が整っているかなど、様々な要素がチームワークの機能に影響してくる。

また、人は十人十色。一人一人性格・価値観はそれぞれ異なる。計画を細かく立ててから実行するのが好きな人、アイデアを大まかに固めてから実行し詳細はあとから補う人、物事をはっきり言える人、人の気持ちがよくわかる人、前に出て発言するのが好きな人、裏方でサポートをするのが好きな人、新しい事が好きで創造的な人、伝統的なやり方が好きな人、など、人によって効率的な仕事の取り組み方が異なってくる。自分と相手の強み・弱みを理解し、どう強みを活かすか、どう弱みを強みに変えるか、それぞれを理解する事で自分・相手に合った仕事の取り組み方を考えることができ、職場でのチームワークの円滑化につながる。今月はクラスでMBTIというメゾット用いて性格診断をし、自分の優先傾向・強み・弱みを分析した。
日本語サイトもみつけたのでぜひ→http://seikaku7.com/16seikaku/index.php
英語版:http://www.humanmetrics.com/cgi-win/jtypes2.asp



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TEDxGallaudet
あのTEDxがギャロデットでも!
ギャロ大職員・学生のもつそれぞれの新鮮なアイディアが共有されました
後ほどオンライン公開されるそうです。

2014年2月生活記録 第7期生 中川美幸[2014年03月07日(Fri)]
〜多忙の中で 〜
春学期が始まってから1ヶ月経ちました。教育実習もあり、バタバタしましたが、やっと仲の良いクラスメートもみつかり、なんとか頑張っています。パソコンのアップルをここに来てから2回修理に出したのですが、(1年半で4回修理しています、、)とうとう使えなくなってしまいました。今年の夏までは大好きな写真はお預けになりそうです、、、

そして、ギャロデット大学創立150周年記念式典 の宣伝をさせて頂きます!
先日ポストカード用の撮影で、150人で大きな人文字を作る際、一番前に立ちました。その完成したポストカードが届きましたので、ご覧下さい☆
Charter_day_pc_5.pdf


★素敵なバレンタインデー★
ギャロデット大学から毎週数回ニュースレターが送られてきますが、その中で素敵な写真がありました。許可を頂いたので、載せますね。みなさんにお裾分けです。昔のギャロデット大学の学生さんがバレンタインデーに合わせてパチリ。昔からやっているんです★★
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☆信じられない、、、☆
信じ難いことに、ノートティクサービス使用を断られました。教授の方針で手話を読み取って、ノートに書くことを認めないクラスがあり、ノートティクサービスを申請しようとしたところ、他に障害者である診断書が必要だと言われました。ろうではなく、他の障害を併せ持つという条件が有り、重複障害を持つ学生だけが、ノートティクサービスを使えるのです。私が通っていた大学(日本とオーロニ大学両方)のサービスがとても良かったと今更ながら気づきました。


☆ 授業と実習!☆

★ 言語習得と認識発達:Language Acquisition and Cognitive Development
このクラスは議論が多く、毎週分厚い本を読まなければついていけません。今回は、とても面白かったウエブを載せます。聞こえない赤ちゃんがどうやって手話を覚え、何ヶ月で反応を示すか、何ヶ月で表現できるかがわかりやすく載っています。
http://www.handspeak.com/blog/baby/index.php?byte=1


★ 障害児教育:Teaching Students with Disabilities
このクラスは毎週必ずインターネットで学習を進めながら、クラスに参加するのですが、クラスで議論に参加するための資料を読みながら、オンライン学習を進めるのは結構大変です。でもとても勉強になります。参考にどうぞ。
http://iris.peabody.vanderbilt.edu/

クラスの宿題で:Including Samuel”という映画を観てレポートを書くのですが、この映画はとても良かったです。色々な障害を持つ生徒や大人が登場します。時間があったら観てみて下さい。
http://www.includingsamuel.com/home.aspx

★ 様々な学習者のための家庭、学校、そしてコミュニティのコラボ―ション:Home, School, and Community Collaboration for Diverse Learners
このクラスでも映画を観てレポートを書くのですが、この映画” Our sprit Can’t Speak English”はとても勉強になります。アメリカの先住民が彼らの文化、言語、誇りを奪われたのです。私達ろう者も共通するのではないかと思いながら観ました。生徒の多様性、平等について考えさせられます。
時間を見つけたらぜひご覧くださいませ。
http://www.youtube.com/watch?v=GqI0ga1wKcQ

★教育実習:Practicum & Seminar
実習で私が担当することになったのは、2歳児クラスです。全部で8人います。みんな第一言語はスピーチ言語であり、アメリカ手話はまだ出来ないそうです。先生が2人、アシスタントが1人います。毎日、言語療法士、聴覚療法士も来ています。最初の日はみんなで雪の中のくまさんをイメージした作品をつくり、楽しみました。

☆8人のルームメートとの生活☆
今は8人もの学生が住んでいるということもあり、ハプニングが毎日起こります。昨日は、なんと、水道が壊れてしまい、キッチンの床が水浸しになってしまいました。