• もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
« 2016年8月生活記録 第9期生 瀧澤泉 | Main | 2016年9月生活記録 第11期生 【牧谷 陽平】 »
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
2016年9月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2016年10月19日(Wed)]



ザアザアと雨が降り、止み上がると同時にひんやりと寒気が襲ってきました。
タンスに長袖の服装を入れ変える時期になりました。


うとう秋がやってきましたが…
夏学期の間にあまりにも休みがなかったからなのか、長期型の風邪が襲ってきました。クラスに追いついていくのに精一杯だったため、生活記録も投稿できずに苦労した一ヶ月間でした。

この頃、ようやく落ち着いてきてちょっとホッとしています。
山のような課題を提出しながら努力する毎日です。

GOV 791: 国際関係・国際開発論 (International Relations and Development)
 教科書二冊:途上国開発の成形(Shaping the Developing World)と国際関係における真相(Cases in International Relations)を読み、レポートを提出しつつ当日のクラスで議論し合います。政府関係や立場の視点の違いを知るだけではなく、原因はどこにあるのかなど深く分析して理解する必要があります。

IDP 795: 国際開発研究分野方法 (Research Field Methods for International Development)
 そのクラスは今年から新しく出来た科目であり、言語学部二年制の学生たちと共に受けることになりました。4単位なので水曜日のみ4時間のクラスを受けるので、かなりエネルギーを消耗します…
 前半は研究に関する準備や目的など義論し合いました。時には哲学に関する歴史を奥深く考えながら研究し、理由へとたどり着くのですが、自分の考え方に少々ズレがあると感じます。根拠があるかどうか考えても時間がかかるので、資料やテキストを研究しながら探っていきたい。
 後半はオマーン出身の男性二人に手話に関する質問をしながら国際開発学部の学生たちはその様子を分析し、気づいたことや疑問を研究する形になる予定です。

EDU 834: 特別教育と福祉におけるプログラムの開発と評価 (Program Development and Evaluation in Special Education and Human Services)
 二年制の科目であり、プログラムを作り上げる方法を学ぶ科目です。団体や非政府組織(NGO)にどのように改善するべきかなど分析しています。

EDU 835: プロジェクト計画と実行 (Project Design and Implementation)
 二年制の学生(現在4人)とグループになり、一からどのプロジェクトを作り上げるか議論し合いました。その結果、USAIDから募集されているアフリカ西部の共和国にあるマリ(Mali)でのろう者と盲者の教育プロジェクトを申請する形でチームワークに入りました。基本的に教師よりも学生たちが中心に行動しなければならないため非常に大変な科目ですが、なんとか頑張って最後までいきたいと決めました。

それでは10月の生活記録に会いましょう。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/997
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント