• もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
« 2016年9月生活記録 第10期生 辻功一 | Main | 2016年9月生活記録 第9期生 瀧澤泉 »
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
2016年8月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2016年10月19日(Wed)]
夏休みの物語が幕切れ、
弾けた水がますます染みて地面が濃くなるかのように
多くを学んだ夏休みでした。

 習が終わり、秋学期の準備に入りました。自分の本当の夏休みがないとは言え、ほんの3日間しか休めずに…

IDP780 (Online): Supervised Practicum for Master of Arts Degree in International Development (大学院国際開発学部の指示下実習科目)


 指示下実習先のUnited States International Council on Disabilities (USICD)(障がい者に関する米国国際評議会)が8月12日(金)が終わる予定でしたが、指示担当者がもっと仕事を私に是非依頼したいと言われたため秋学期が始まる前ギリギリまでに務めました。
 よくよく考えると、指示担当者は難聴者であり、手話言語はその方にとって第二言語のため互いのコミュニケーションがなかなか難しく苦労していました。その場面を考えると、異国や日本の中でもコミュニケーション方法が分かれているのだろう。それでも諦めずに、他の方法を探って互いに理解し合うまでに時間をかけていくことがその一つの方法。アメリカの場合、障害者差別禁止法(Americans with Disabilities Act “ADA”)上に手話通訳費用が多額なため、株式会社よりも民間企業(小規模な会社)から行事や会議以外に予算の面で使用し難いのが現実なのです。その状況の上、自分ができることは何なのか考えさせてくれる重要な経験を得ることができました。

IMG_8367.JPG

左側は聴覚障がいを持つ職員Andreaさん

 
 ほどに話した3日間に休息できたことを話しましょう。仲のいいクラスメイトと一緒にドライブであちこちへ見て回りました。West VirginiaにあるHarper Ferryで自転車巡り、ニューヨーク(NYC)、フィラデルフィア州へ行ってきました。

IMG_8263.JPG

行く途中にラマを発見!赤ちゃんのラマを初めて見ました。


IMG_8234.JPG
他に鹿も見つけました。改めて自然が豊かな場所なんだと感じました。


IMG_8793.JPG

火頭山ラーメン(NYCの近くにあるミツワマーケットにて)
日本の雰囲気に本当にそっくり!
味はまあまあでしたが、久々に日本の感覚に懐かしさは隠せませんでした。



学期スタート!
8月30日に秋学期が始まりました。今回は4つの科目を履修しました。

GOV 791: 国際関係・国際開発論
(International Relations and Development)

IDP 795: 国際開発研究分野方法
(Research Field Methods for International Development)

EDU 834: 特別教育と福祉におけるプログラムの開発と評価 (Program Development and Evaluation in Special Education and Human Services)

EDU 835: プロジェクト計画と実行
(Project Design and Implementation)


GOV 791とIDP795は一年制の科目ですが、去年は単位の事情のため習得できなかったので政治関係と研究方法を基礎から磨きつつ、二年制のクラスを習得する形になります。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/996
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント