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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2016年8月生活記録 第10期生 辻功一[2016年09月01日(Thu)]

サワディークラップ、そして、こんにちは、今日も生きています。
10期生の辻 功一です。

タイ王国のチェンマイは約七百年前(日本でいうと鎌倉時代)に建造された街だそうです。
現在のチェンマイは四方を掘と城壁で固められていた旧市街を起点に、そのまま外へ外へと発展していったのでインフラがカオス状態です。その上、工場や自動車、焼畑農業などによる煙害もあり、お世辞にも綺麗な街とは言えないです。
それでも僕にとっては不思議と落ち着く街です。
それはきっとチェンマイが計画のもとに整備された都市ではなく、人間の生活に沿って緩やかにそして自然に発展していった人間味のある街だからだと僕は思います。

ここはどこ?
<ここはどこ?正解はチェンマイ!!>

6月28日から始まったチェンマイ大学での夏学期は、7月末に行われた最終試験のプレゼンテーションを以って無事に終えることができました。その後は解散日までの1週間、ご縁があってチェンマイ市内の聾学校でボランティア活動をすることになり、毎朝8時の朝礼から午後4時頃の終業まで、小学生から高校生までの生徒達と共に過ごしてきました。

ドミニカ共和国の聾学校に訪問した時もそうだったのですが、子ども達は純粋で先入観なしで物事を考えるので、僕はいつも子ども達に色んなことを教えられています。

ところで、僕はタイ王国滞在中に聾者を含め大勢のタイ人と交流してきたのですが、正直、タイ王国の人々の聴覚障害者に対する理解はアメリカや日本のそれと比べると全然及ばないし、タイ聾者もアイデンティティ確立や地位向上の活動に苦心しているようでした。
日本も本当に聴覚障害者に対する理解が進んでいるのかというと、正直怪しい気もするのですが、それでも先人たちのご尽力によって日本の聾者は多くの選択肢や可能性を持つことができていると、タイ王国に来てみて実感しました。

何はともあれ、チェンマイ聾学校でのボランティア活動を通して教育方針について違和感を覚えるところはたくさんありましたが、彼らもまたタイ聾者のために力を尽くしていらっしゃるので、ここでは具体的なことには触れず、陰ながら応援していきたいと思っています。

学芸会
<チェンマイ聾学校での学芸会。着ているのはチェンマイ大学の制服>

そして8月3日、1ヶ月半お世話になったタイ王国を離れ、2週間の日本滞在を経て、8月17日に無事カリフォルニアに帰還しました。
旅の余韻に浸るのもそこそこに、8月22日から始まる秋学期に向けて気を引き締めていきたいと思います。

以上です。
日本ASL協会から8,188km離れたチコ大学からの報告でした。
ありがとうございました。
今月のコロンブス
よく留学先でアジア人同士で群れると聞くが米国人もそうだということを発見
アメリカではやはりアジア人同士で固まってるグループはよく見かけるし、これはアジア人特有の性質かと思っていたのですが、ところがどっこいタイ王国では逆にアメリカ人同士が固まっていたので、誰にでも起こりうる現象だと思う

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