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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2016年2月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2016年04月17日(Sun)]
インフルエンザ流行の中で私のシェアハウスの何人かインフルにかかっていました。私は幸いにもインフルエンザにかかっていませんでしたが、体調が崩れて腰痛もひどかったため病院へ行ってきました。そのため生活記録が書けずに、体調回復と同時に遅れた課題に取り組むのに精一杯でした。

さて本題に入りますが、いま受けている4つクラスの中の2つについてお話したいと思います。

International Development with People with Disabilities in Developing Countries
(開発途上国にいる身体障がい者たちの国際開発)


本的にWorld Health Organization(WHO)(世界保健機関)に書かれた身体障害について読み、ディスカッションボード(Discussion Board)に自分の意見を書いてアップロードしています。DBをご存知の方いらっしゃるかと思いますが、学生と教授たちが使用するオンライン「ブラックボード」(Black Board)でディスカッションします。
Screenshot 2016-04-16 10.17.12.png

世界保健機関(WHO)は全ての人々を健康システム、生活支援、エイズや流行病気の診察、企業サービスなどそれぞれ最高健康水準に達することを目標に150ヶ国で7000人位のスタッフが活動しています。身体障がい者たちに対するアクセスやサービスも含めて活動している方がいますが、聴覚障がい者たちの必要なアクセスが未だにも知識・サービスがまだ満たされていない状況である。一番問題がろう者たちの「第一言語」に関わると知りました。確かに健康保健機関(WHO)はろう者たちには手話通訳者が必要であると書かれてありましたが、ほとんどの国は「手話が『言語』として」認められていないということが課題なのです。医療の団体からろう者たちに対して「耳を治療することで自立できる」という見方が今でも残っています。ろう者たちの本当の姿を知らない人に私たちはどう応えるかディスカッションしています。地域の言語を尊敬し、ろうコミュニティを権利やサービスを改善するために調査しています。

2006年12月13日に国連総会において障害者権利条約(CRPD)を「手話は言語である」と定義しました。
実際は日本では2014年に国会連盟と障害者権利条約(CRPD)を寄託しました。
リンク先:http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000524.html
その障害者権利条約を活かしてろう者たちの言語を承認できるようになりました。現在、日本は手話言語法を認められる地方が増えてきています。現在の課題は手話通訳者や電話リレーサービスのシステムに取り組んでろう者たちが自立できるようになることです。皆の力をあわせて活動していくことでますますろうコミュニティが強くなっていくでしょう。
ろう児たちも権利があるため、私はそのろう児のもつ権利とは何かを研究しています。4月にろう児たちに必要なリソース・権利に関するウェブサイトを作りあげる予定です。

SIMSOC: Simulated Society (シミュレーション社会)

ミュレーション社会とは、簡単に言えば実際に起きている社会と同じ状況をコピーしたゲームみたいなものです。四つ(赤、黄、青、緑)チームにあり、それぞれのチームに任務、或は人類の立場が当日になるまで誰も知らないまま2月5日(金)〜7日(日)の3日間に体験しました。自分は黄チームに入り、Human Service (人間サービス)の任務を与えられました。一日に8時間の間に建物から出られずに、集団で活動する「セッション」を一つ一つに通過するたびに仕事の効力による収入が入ってきます。様々なルールがテキストに書かれていましたが、目的や重要点が曖昧のためなかなか内容が掴めずに2日間で終えました。3日目はそれぞれのチームに集まり、意見や感想などをディスカッションして発表しましたが、その日もやはり曖昧な成果に至りました。詳細内容を公開するとゲームの意味がなくなるため禁じられていますが、そのクラスは国際開発学部に関わる利益は少ししか残らなかったように感じました。
今、分かる事は異なる経験をしている人と仕事すると違った視点が出てきます。その中でどう対応するか考える必要があります。どっちを優先するべきなのか、どう行動していく必要があるのか議論し合うことで改善できるようになるかもしれません。課題はろう者たち同士が理解し合えるコミュニケーションは手話ですが、それぞれの人が論理的にぶつかり合うことがよくあることなのです。ろう者の中でも多様性を持っているため難点がありますが、リーダーシップを育てるためにはそれぞれの自分のアイデンティティを知る事、チームワークの組織を高めることが出来ることで自立できるようになるのではないかと思います。

日本手話ワークショップ

jsl.workshop.jpg


2月27日(土)に日本手話ワークショップを第10期生の山本綾乃さん、第7期生の中川美幸さんと3人で実践しました。当日は35人も参加して頂き、日本文化や日本手話レッスン、最後にゲームを行いました。お互いに多忙な中、教える内容や材料を整えたにも関わらず、司会の担当が必要だということを当日になるまですっかり忘れ、自然に私が担当になりました笑。自分の中ではあたふたでしたが、皆の協力のお陰さまで無事に終える事ができました。その機会を頂いたのはギャロデット大学大学院言語学の学生である友人が日本手話に関心があり、彼女のプロジェクトを実践したいということで依頼されました。重要な経験を頂き、非常に嬉しかったのです。様々な国の手話を知る事で、関心を持つ、視野が広がる、又考え方が変わるのです。アメリカ手話だけではなく、それぞれの国にしかない手話の魅力さがあるのです。
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