2016年2月生活記録 第7期生 中川美幸[2016年03月24日(Thu)]
2月といえば、バレンタインデーですよね。私は、大好きな友達から手作りの抹茶チョコレートを貰いました。お礼に手紙と一緒にバラを渡したら、早速部屋に飾ってくれました。

講義
☆ EDU633 Language Arts in Elementary Education 小学校の英語
小学校で読み書きをどうやって進めていくか、色々話し合い、意見を出しあったりしています。このクラスはテキストを2冊読まないと進められないので、互いに読み込んでいます。実習でもこのテキストでも大切なことは全て重なり合っています。例えば、この本では「生徒の興味を大切にして欲しい」と述べているのですが、今までの実習でも生徒が興味を持ったら、それを活用することを学びました。更に、テキストの中でも「生徒だけでなく、自分も」と繰り返しています。それは、ケンダル聾学校の先生も言っていたことなのです。「私たちは教えるだけではない。私たちは生徒たちから学び、彼らと共に伸びていく」と言いました。本当に多くのことを考えさせられたクラスです。

小学校の英語 −読み書きについてー
☆ EDU793 教育実習 Practicum
残念ながら実習先がまだ決定していません。けれども、卒論の発表で多々変更があり、ずっと悪戦苦闘していたので、実習が始まらない分、卒論の発表に集中出来て良かったです。
☆ EDU799 卒論実習
卒論プロジェクトを仕上げるために、自分の手でE-bookを作るべきだという大学院の卒論委員会からの提案により、実習の中で、E-bookを作成することになりました。まず、早速日本語翻訳を済ませた後は、聾学校の教員や手話の先生、テレビの手話キャスターなど様々なろう者の方に手話翻訳をお願いして、データ集めです。これは多くの方の協力無しではやっていけないということを改めて実感しました。

聾学校の教員にも協力して頂きました。

色々な手話を見て、自分でも表現の練習です★
★ 卒論★
私の卒業プロジェクト(capstone)決行からあっという間にもう2ヶ月経ちました。教育関連会議で発表するための予稿が採用され、3月の発表まで毎日複数の教授と話し合い、原稿を修正してはまた修正。3月の発表のことは後ほど載せたいと思います。
★ 仲間たちの温かい支え★
実習がまだ始まらない、卒論の発表があと少しなのに全然進まないなど、ずっとストレスが溜まりに溜まっていたのですが、大切な友人たちが食事を作ってくれたり、プレゼントを送ってくれたりしました!!彼らの支えは、本当に私の大学院生活を支えています。彼らがいなかったら私は生きていけなかったのだろうと思います。
友達がつくってくれた夜食
外国の友人が送ってくれたお茶
★ 番外編 ★
−交通事故後の手話通訳手配−
2月、タクシーに乗っていて交通事故に遭いました。相手の車が私たちの車に突っ込んで、私も頭と首をぶつけたのです。その際、警察との話し合いの場に手話通訳者を呼んでくれなかったことにすごく腹がたちました。交通事故にあった後、警察官がiPadを持って来て、テレビ電話出来ると言ったので、すごく嬉しかったのですが、実際にテレビ電話の手話通訳者に向かって事故の状況を色々説明しても、スムーズに話が通じません。画面上の私の顔が暗いし、wifiがなかなか繋がらないのですぐ切れてしまいます。日本ではすぐに手話通訳者が来るので、日本は恵まれているのだということに気づかされた瞬間でした。病院でも、8箇所くらいで実際に手話通訳者を手配して欲しいとお願いしたのですが、無理だと言われました。「病院にはテレビ電話がありますよ。」という答えでしたが、私としては、事故の際の手話通訳がとても良くなかったので、手話通訳者の派遣を手配して欲しいとあちこち電話して、やっと最後の某病院で「明日手話通訳者を手配します」と対応してくれました。多くの病院では、手話通訳者の派遣を依頼せず、テレビ電話で済ませようとしている合理的な対応が増えているようなので、日本でもこのようなことにならないよう、バランスを考える必要があるかと思いました。例えば、田舎の方では、緊急の場合もあるので、テレビ電話の方が助かるかもしれませんが、都会では手話通訳者を呼ぶことも出来るのではないかと思いました。

交通事故の後の手話通訳(テレビ電話)
講義
☆ EDU633 Language Arts in Elementary Education 小学校の英語
小学校で読み書きをどうやって進めていくか、色々話し合い、意見を出しあったりしています。このクラスはテキストを2冊読まないと進められないので、互いに読み込んでいます。実習でもこのテキストでも大切なことは全て重なり合っています。例えば、この本では「生徒の興味を大切にして欲しい」と述べているのですが、今までの実習でも生徒が興味を持ったら、それを活用することを学びました。更に、テキストの中でも「生徒だけでなく、自分も」と繰り返しています。それは、ケンダル聾学校の先生も言っていたことなのです。「私たちは教えるだけではない。私たちは生徒たちから学び、彼らと共に伸びていく」と言いました。本当に多くのことを考えさせられたクラスです。
小学校の英語 −読み書きについてー
☆ EDU793 教育実習 Practicum
残念ながら実習先がまだ決定していません。けれども、卒論の発表で多々変更があり、ずっと悪戦苦闘していたので、実習が始まらない分、卒論の発表に集中出来て良かったです。
☆ EDU799 卒論実習
卒論プロジェクトを仕上げるために、自分の手でE-bookを作るべきだという大学院の卒論委員会からの提案により、実習の中で、E-bookを作成することになりました。まず、早速日本語翻訳を済ませた後は、聾学校の教員や手話の先生、テレビの手話キャスターなど様々なろう者の方に手話翻訳をお願いして、データ集めです。これは多くの方の協力無しではやっていけないということを改めて実感しました。
聾学校の教員にも協力して頂きました。
色々な手話を見て、自分でも表現の練習です★
★ 卒論★
私の卒業プロジェクト(capstone)決行からあっという間にもう2ヶ月経ちました。教育関連会議で発表するための予稿が採用され、3月の発表まで毎日複数の教授と話し合い、原稿を修正してはまた修正。3月の発表のことは後ほど載せたいと思います。
★ 仲間たちの温かい支え★
実習がまだ始まらない、卒論の発表があと少しなのに全然進まないなど、ずっとストレスが溜まりに溜まっていたのですが、大切な友人たちが食事を作ってくれたり、プレゼントを送ってくれたりしました!!彼らの支えは、本当に私の大学院生活を支えています。彼らがいなかったら私は生きていけなかったのだろうと思います。
友達がつくってくれた夜食
外国の友人が送ってくれたお茶
★ 番外編 ★
−交通事故後の手話通訳手配−
2月、タクシーに乗っていて交通事故に遭いました。相手の車が私たちの車に突っ込んで、私も頭と首をぶつけたのです。その際、警察との話し合いの場に手話通訳者を呼んでくれなかったことにすごく腹がたちました。交通事故にあった後、警察官がiPadを持って来て、テレビ電話出来ると言ったので、すごく嬉しかったのですが、実際にテレビ電話の手話通訳者に向かって事故の状況を色々説明しても、スムーズに話が通じません。画面上の私の顔が暗いし、wifiがなかなか繋がらないのですぐ切れてしまいます。日本ではすぐに手話通訳者が来るので、日本は恵まれているのだということに気づかされた瞬間でした。病院でも、8箇所くらいで実際に手話通訳者を手配して欲しいとお願いしたのですが、無理だと言われました。「病院にはテレビ電話がありますよ。」という答えでしたが、私としては、事故の際の手話通訳がとても良くなかったので、手話通訳者の派遣を手配して欲しいとあちこち電話して、やっと最後の某病院で「明日手話通訳者を手配します」と対応してくれました。多くの病院では、手話通訳者の派遣を依頼せず、テレビ電話で済ませようとしている合理的な対応が増えているようなので、日本でもこのようなことにならないよう、バランスを考える必要があるかと思いました。例えば、田舎の方では、緊急の場合もあるので、テレビ電話の方が助かるかもしれませんが、都会では手話通訳者を呼ぶことも出来るのではないかと思いました。
交通事故の後の手話通訳(テレビ電話)




