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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2015年12月生活記録 第11期生 山本芙由美[2016年01月02日(Sat)]
年あけましておめでとうございます。

2015年は私自身にとって大きな節目でした。
まず、何よりも米国留学を決心し、英語の勉強に奮闘していることです。
それ以外にも、多様な人たちとの出会い、話し合いによって、日本ではなかなか感じられない「多様性の可視化」というものを生活の中からたくさん感じ取ることができました。

また、英語の勉強のほうですが、Essayの読み方、書き方、文法の組み立て方を中心に学ぶことで英文を読むスピードが以前より早くなってきていることが分かり、嬉しくなりました。「理解できる」ことを少しずつ増やして、英語力をどんどん高めていきたいと思っています。


そして、私自身のキーワードであるSexualityについてですが、
毎週日曜日、「Deaf Rainbow of Faith」という、ろうLGBTクリスチャンの集いに通っています。

普段はカフェに集まって、聖書における性的少数者への解釈や、それぞれが考えること等を議論し合ったりするのですが、12月最初の日曜の時は、ちょっと特別でした。
聴者クリスチャン主催の教会でのクリスマスプレ企画に私達ろうLGBTを招待してくださいました。

天井がとても高い教会、パイプオルガン、コーラス、人々、どれも初めてみることばかりでなかなか新鮮でした。もちろん、私たちのために手話通訳者も用意されていました。

S__5726215.jpg

(クリスマスソングを歌う子どもたち)

アメリカ合衆国には国民の80%がキリスト教を信仰しているように、
多くのプロテスタント教派が存在し、同一地域内で多様なキリスト教信仰がみられることに特徴があります。

聖書の中には、同性愛は「性的逸脱」と捉えられ、宗教上の罪として扱われてきました。今でもなお、同性愛は罪であるという考えをもった宗派が存在します。

しかし、私たちが訪れた教会は同性愛者など性的少数者に寛容で、積極的に受け入れようとするところでした。そのような教会は「EDEN UNITED CHURCH OF CHRIST」略して
「UCC」といわれています。そして、以下の画像にあるように、教会の入り口には「性の多様性を支援する」とうたう証書が掲示されています。
そのような掲示は、クリスチャンのLGBTが教会で安心して祈ることができます。

S__5726213.jpg

つい最近、同性婚法案が可決されるなど(2015年6月)、性の多様性については前進的なアメリカなのですが、実際には進んでいない「陰」の部分というものを目にして、日々考えさせられています。LGBTについて表面的な部分しか取り上げられていない、そのギャップに苦しめられているLGBTたちのことなど、アメリカ特有の課題がまだまだあるようです。

そして、春学期もOhlone Collegeでの勉強を続けながら、様々なろうLGBTの集まりにも積極的に参加し、「多様性が認めあえられる社会づくり」に必要な材料づくりに磨きをかけていきたいと思っています。


ーーホホのホーーーーーーー

ある日、お風呂上がりに眼鏡をかけようとしたところ、なんと眼鏡がまっ二つに割れてしまいました。力を入れているわけでもなかったのですが、なにか縁起の良くないことが起こるのでは、フッと頭をよぎりましたが、何も起こらずホッとしました。

かし、眼鏡を購入するのに、検査予約が一週間、完成するまでに約一週間。
して、眼鏡にガムテープを巻いての通学、多くの人に笑われてしまいました。
かも、検査代は保険適用外、眼鏡購入も高く、結局、痛い出費となりました。
(一番安いWall Martで購入したつもりですが・・・)

今後、留学される方にアドバイスです。
眼鏡は念のため、日本から予備の分も持っていくことをおすすめします。

S__5726216.jpg

(身振り手振りで検査を受けています)
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