2015年8月生活記録 第11期生 山本芙由美[2015年08月31日(Mon)]
米国での生活がスタートしてから、早いもので約1ヶ月経ちました。
ここフリーモントはとても広く、移動する際にどうしても車が必要で、
レンタカーを借りて生活に必要なものを買いに行ったり、通学したりしています。
到着2日後にはAlyceさんの引率でフリーモントろう学校へ見学に行きましたが、
視覚をメインとした教材がたくさんあって「見て理解する」ことの大切さを
改めて思い知らされました。
ろう学校内では、性の多様性を支援するポスターがあちこち貼られていて、
「MAKE YOUR SCHOOL A SPACE」(画像参照)のメッセージから
分かるように支援は受け身ではなく、自分たちの手で作るものなんだということが
はっきり主張されています。
日米の「支援」に対する見方を比較することも今後の取り組みとして
考えていきたいです。
そして、Nancy先生のチューターを二週間ほど受けましたが
Writing、Reading、Grammar、それぞれを
丁寧かつ分かりやすく教えていただきました。
ASLを使っての英語の授業はなかなか新鮮で、ASLでの説明を理解していないと
英語も理解できにくくなる、そういった状況に出くわし、
最初の週は戸惑うこともありました。
しかし、Nancy先生はひとつひとつの説明が終わったら
必ず「何か質問は?」と催促していただけるので質問しやすかったのですが、
実際の講義では自分から積極的に質問しないとやっていけないよ、
ということも教えてくださいました。
また、秋学期に向けてのオリエンテーションにも参加しましたが、
そこでは伝言ゲームを取り入れたり、質問を促すことによって
ディスカッションが活発になっていく「全員が取り組む」型の効果を
みることができました。
ファシリテーターの行動や引っ張り方には非常に参考になるものがありました。
33年間、日本で暮らしてきた私にとって、至る場面で、
どうしても「謙虚」してしまうことがあるので、
米国/日本、両文化のコードスィッチングを身につけて、
バランスよく生活出来たらと思っています。
【 LGBTだより】
チューターがない日には、BARTに乗ってサンフランシスコまでお出かけしてきました。
1970年代、ストーンウォールの反乱によってLGBTへの権利運動が
盛んになったことで有名なカストロ通りに行きました。
LGBT運動発祥の地に足を踏み入れることで、
わたしの中にある色んな想いがこみあがってきました。
言葉にできない想いでしたが、今後の日本でのLGBT支援で
何らかのヒントを得たような気持ちです。
また、カストロ駅には「HIV啓発ポスター」が大きく貼られていました。
陽性の人たちもPRIDEをもって顔出しされていることに
良い意味でショックを受けました。
宣伝の効果が気になるところです。
それでは、また。
ここフリーモントはとても広く、移動する際にどうしても車が必要で、
レンタカーを借りて生活に必要なものを買いに行ったり、通学したりしています。
到着2日後にはAlyceさんの引率でフリーモントろう学校へ見学に行きましたが、
視覚をメインとした教材がたくさんあって「見て理解する」ことの大切さを
改めて思い知らされました。
ろう学校内では、性の多様性を支援するポスターがあちこち貼られていて、
「MAKE YOUR SCHOOL A SPACE」(画像参照)のメッセージから
分かるように支援は受け身ではなく、自分たちの手で作るものなんだということが
はっきり主張されています。
日米の「支援」に対する見方を比較することも今後の取り組みとして
考えていきたいです。
そして、Nancy先生のチューターを二週間ほど受けましたが
Writing、Reading、Grammar、それぞれを
丁寧かつ分かりやすく教えていただきました。
ASLを使っての英語の授業はなかなか新鮮で、ASLでの説明を理解していないと
英語も理解できにくくなる、そういった状況に出くわし、
最初の週は戸惑うこともありました。
しかし、Nancy先生はひとつひとつの説明が終わったら
必ず「何か質問は?」と催促していただけるので質問しやすかったのですが、
実際の講義では自分から積極的に質問しないとやっていけないよ、
ということも教えてくださいました。
また、秋学期に向けてのオリエンテーションにも参加しましたが、
そこでは伝言ゲームを取り入れたり、質問を促すことによって
ディスカッションが活発になっていく「全員が取り組む」型の効果を
みることができました。
ファシリテーターの行動や引っ張り方には非常に参考になるものがありました。
33年間、日本で暮らしてきた私にとって、至る場面で、
どうしても「謙虚」してしまうことがあるので、
米国/日本、両文化のコードスィッチングを身につけて、
バランスよく生活出来たらと思っています。
【 LGBTだより】
チューターがない日には、BARTに乗ってサンフランシスコまでお出かけしてきました。
1970年代、ストーンウォールの反乱によってLGBTへの権利運動が
盛んになったことで有名なカストロ通りに行きました。
LGBT運動発祥の地に足を踏み入れることで、
わたしの中にある色んな想いがこみあがってきました。
言葉にできない想いでしたが、今後の日本でのLGBT支援で
何らかのヒントを得たような気持ちです。
また、カストロ駅には「HIV啓発ポスター」が大きく貼られていました。
陽性の人たちもPRIDEをもって顔出しされていることに
良い意味でショックを受けました。
宣伝の効果が気になるところです。
それでは、また。