2006年4月 生活記録(第1期生 太田琢磨)[2007年05月02日(Wed)]
4月に入りやっと春が来るかと思いきや、突然の降雪で一瞬にして冬景色に戻ってしまった。日本では桜の開花下というニュースを聞いていたが、今年もロチェスターでは桜を見る機会もなく、私の花見は来年に持ち越しとなってしまった。
4月の主な予定は、シカゴ調査そして中国フィリピンからの訪問者と共にPEN-International(www.pen.ntid.rit.edu)の手話通訳養成に関する様々な講演を聴くことが、主なスケジュールであった。
シカゴ訪問調査(4月13〜21日)
4月13日からのスケジュールで行ったシカゴ調査は下記の4校を回った。
・ Northern Illinois University(NIU)
・ Harper College
・ University of Illinois, Chicago(UIC)
・ Columbia College
今までの調査は公共交通機関を行って訪問することができたのだが、今回の訪問は公共交通だけでは訪問することができない場所が出てしまった。そのため、シカゴのオヘア空港からレンタカーを借り、とHarper Collegeは自分で車を運転して訪ねた。以前アメリカで友人と交代交代で運転したことはあったのだが、単独で運転するのは初めてであった。それに加え高速道路の運転は高校を卒業する前の自動車教習所以来ということもあり、シカゴに着いた後2,3日は運転に慣れるために、練習を兼ねてシカゴの郊外をゆっくりドライブした。
←高速道路はひたすらまっすぐ
月曜日にNorthern Illinois Universityを訪問した。シカゴから来るまで西に2時間ほどの所にある大学である。シカゴの町を出るまでは交通量が多いため、緊張しながら走っていたが、郊外に出ると広大なアメリカの大地が広がっており、アメリカの広大な風景を楽しむことができた。昔社会の授業で見たアメリカの大農場なども見ることができ改めてアメリカの大きさを実感させられる良い体験となった。
少々迷ったものの無事にNIUに着くことができた。田舎の大学といった感じでのんびりとしておりきれいなキャンパスの大学であった。インタビュー調査では本来予約を取った方が急病のため来られなくなり急遽ほかの方に変更になるというハプニングがあったが、何とか聞き取り調査を終えることができた(調査に関しては最終報告書にてまとめて報告いたします)。また、翌日のHarper Collegeもとても近代的な建物で、またデフプログラムのある学校のためとても支援体制が充実していることが印象に残った。また、各種申請方法も完全にシステム化されており、学生だけでなく通訳も申請に困らないような体制ができていることを強く実感させられた。今回Harper CollegeとColombia Collegeを訪ねて強く感じたのは、2年生大学でサポートをは難しいといわれているが、サポートシステムと支援に関わる人員を確保することで、障害学生支援を行っていくことは不可能ではないという印象を受けた。
←迷惑なデザインのトラック
ちょっとしたハプニング?
シカゴから戻り、ロチェスターの空港で荷物を待っていたら、なぜか荷物が出てきませんでした。聞いたとこと、なぜか私の荷物はカルフォルニアのロングビーチに行ってしまっているとのこと。いろいろ集めたデータをすべてトランクに入れてあったため、荷物が失踪してしまったらどうしようかと冷や汗をかきましたが、こちらまで届けてくれるとのこと。翌日に無事に寮に荷物を届けてもらうことができました。
実は前回と前々回も荷物が出てこないというハプニングに遭っているのです。両方とも次の飛行機で無事に届いたのですが、どうして私はこんなに荷物運が悪いのでしょうか。
シカゴの夜景
手話通訳養成に関する講演を聴く(4月22日〜28日)
シカゴから戻った翌週には、中国とフィリピンから来た訪問客と共に手話通訳養成に関する様々な講義を聞いた。手話通訳養成するために重要なポイントだけではなく、それに関わる人員、人、手話通訳者に対するフィードバックや、さらなる手話通訳者の技術向上を目指すためにどのようなことを行うべきなのかということを学ぶことができた。この講演を聴くにつれて、今までRITで調査してきたことがより明確になり、大学が通訳養成に関わっていく重要性について改めて学ぶことができた。
現在はシカゴの調査のまとめを行っているところであり、集めた資料から改めていろいろなことを感じ取っている。5月にもカンファレンスのためにセントルイスに飛ぶ予定であるが、それまでにシカゴの調査や手話通訳養成に関する調査事項をしっかりまとめていきたいと思う。
4月の主な予定は、シカゴ調査そして中国フィリピンからの訪問者と共にPEN-International(www.pen.ntid.rit.edu)の手話通訳養成に関する様々な講演を聴くことが、主なスケジュールであった。
シカゴ訪問調査(4月13〜21日)
4月13日からのスケジュールで行ったシカゴ調査は下記の4校を回った。
・ Northern Illinois University(NIU)
・ Harper College
・ University of Illinois, Chicago(UIC)
・ Columbia College
今までの調査は公共交通機関を行って訪問することができたのだが、今回の訪問は公共交通だけでは訪問することができない場所が出てしまった。そのため、シカゴのオヘア空港からレンタカーを借り、とHarper Collegeは自分で車を運転して訪ねた。以前アメリカで友人と交代交代で運転したことはあったのだが、単独で運転するのは初めてであった。それに加え高速道路の運転は高校を卒業する前の自動車教習所以来ということもあり、シカゴに着いた後2,3日は運転に慣れるために、練習を兼ねてシカゴの郊外をゆっくりドライブした。

月曜日にNorthern Illinois Universityを訪問した。シカゴから来るまで西に2時間ほどの所にある大学である。シカゴの町を出るまでは交通量が多いため、緊張しながら走っていたが、郊外に出ると広大なアメリカの大地が広がっており、アメリカの広大な風景を楽しむことができた。昔社会の授業で見たアメリカの大農場なども見ることができ改めてアメリカの大きさを実感させられる良い体験となった。
少々迷ったものの無事にNIUに着くことができた。田舎の大学といった感じでのんびりとしておりきれいなキャンパスの大学であった。インタビュー調査では本来予約を取った方が急病のため来られなくなり急遽ほかの方に変更になるというハプニングがあったが、何とか聞き取り調査を終えることができた(調査に関しては最終報告書にてまとめて報告いたします)。また、翌日のHarper Collegeもとても近代的な建物で、またデフプログラムのある学校のためとても支援体制が充実していることが印象に残った。また、各種申請方法も完全にシステム化されており、学生だけでなく通訳も申請に困らないような体制ができていることを強く実感させられた。今回Harper CollegeとColombia Collegeを訪ねて強く感じたのは、2年生大学でサポートをは難しいといわれているが、サポートシステムと支援に関わる人員を確保することで、障害学生支援を行っていくことは不可能ではないという印象を受けた。

ちょっとしたハプニング?
シカゴから戻り、ロチェスターの空港で荷物を待っていたら、なぜか荷物が出てきませんでした。聞いたとこと、なぜか私の荷物はカルフォルニアのロングビーチに行ってしまっているとのこと。いろいろ集めたデータをすべてトランクに入れてあったため、荷物が失踪してしまったらどうしようかと冷や汗をかきましたが、こちらまで届けてくれるとのこと。翌日に無事に寮に荷物を届けてもらうことができました。
実は前回と前々回も荷物が出てこないというハプニングに遭っているのです。両方とも次の飛行機で無事に届いたのですが、どうして私はこんなに荷物運が悪いのでしょうか。

手話通訳養成に関する講演を聴く(4月22日〜28日)
シカゴから戻った翌週には、中国とフィリピンから来た訪問客と共に手話通訳養成に関する様々な講義を聞いた。手話通訳養成するために重要なポイントだけではなく、それに関わる人員、人、手話通訳者に対するフィードバックや、さらなる手話通訳者の技術向上を目指すためにどのようなことを行うべきなのかということを学ぶことができた。この講演を聴くにつれて、今までRITで調査してきたことがより明確になり、大学が通訳養成に関わっていく重要性について改めて学ぶことができた。
現在はシカゴの調査のまとめを行っているところであり、集めた資料から改めていろいろなことを感じ取っている。5月にもカンファレンスのためにセントルイスに飛ぶ予定であるが、それまでにシカゴの調査や手話通訳養成に関する調査事項をしっかりまとめていきたいと思う。




