
2015年5月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2015年06月13日(Sat)]
自分の誕生日の朝にお花が届きました。カリフォルニアにいる知り合いの方からプレゼント。とても嬉しいサプライズでした。
春学期が4月末に終わり、最終試験日は5月初旬に行われていました。今回の英語学習を受けて、ニュースや小説、教科書等など何百という単語が目に入ってくる毎日であり、単語の意味の違いを理解するのに時間がかかりました。文章読解力も磨くためにも日々に本やニュースなどを読むように習慣をつけました。
DRPとGWEについて
英語クラスを受けているギャロデット大学の学生たちは読解の学力Degrees of Reading Power(DRP)とライティング試験Gallaudet Writing Exam(GWE)を受かる必要があります。ギャロデット大学に入った後に英語クラスを受けたい場合まずはその試験を受け、その結果を通して自分の英語力に合ったクラスに入るという仕組みになっています。
英語(English 60)
最終試験日が近づく度に宿題が増え、更にプロジェクトもあり忙しかった毎日。プロジェクトはクラスメイトの人生、背景に関する小説を作る内容でありました。サウジアラビア出身の女性にインタビューをし、それぞれの経験話をまとめて製本しました。サウジアラビアについて学ぶ機会を得て、一石二鳥(kill two birds with one stone)ですね。因に「一石二鳥」はイギリスから生まれたことわざだそうです。中国で出来たことわざだと思ったら違って驚きました。
家族、子供、コミュニティクラス
メデイアに関するトピックがあった時、アメリカならでのドラマや映画、今の20代の若者に人気だったドラマなどで盛り上がっていました。異文化でありますが、それでも20代に人気のドラマや映画などの共通点は日本にもあります。メデイアは人々に影響を与える力があり、メデイアに触れることで様々な刺激を得たり、態度や感情が変わったりもします。人々の好みや意見が多数的に生まれます。そのことを理解し、ワークショプや教育に利用するのに役に立つという話がありました。最終日は今までに習った内容をプロジェクトに行う内容になりました。生まれてから今までの学校の環境や家族、趣味、クラブなど経験話を講演しました。
賞状
5月15日はギャロデット大学の卒業式でした。色々お世話になった先輩方が卒業して寂しい気持です。Asian Pacific Islander Association -アジアの太平洋島民団体- (APIA)の委員会長から「最良の委員」として賞状を頂きました。今年の2月に初めてその団体に入り、更に委員会の広告係として活動しました。その団体は基本的にアジア人であり、ろう者であればメンバーとして入る事ができます。アジアの文化に関するイベントを開催したり、交流会を企画したりする団体です。委員会の会議は毎週火曜日にあり、初めは分からないことだらけで不安でしたが、先輩方からの支えのお陰で広告の仕事を最後までにやり遂げました。日本の大学で学んだグラフィックデザインと自分のアイデアを活かし、いくつかの広告を作成することが出来ました。周辺の人たちが自分のデザインを好んでくれて嬉しい気持でした。一緒に活動できたことを感謝にします。
VL2
「Visual Language & Visual Learning (VL2)」のインターンシップを受けてから1ヶ月に経ちました。今までの描いたものの一部を公開します。他はメデイア通信のためにアーティストのイラストの編集や、人間の絵を描くなど毎回に新しく学んだりしています。1枚の絵は1000語ほども語っているという話をよく聞きます。イラストの一部は来年に公開されるかどうか未定ですが、そのときに改めて報告いたします。