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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2015年4月生活記録 第10期生 辻功一[2015年05月22日(Fri)]

こんにちは、今日も生きています。
10期生の辻 功一です。

徹夜もすっかり慣れてきたこの頃です。ここフリーモントでは一時いよいよ夏の到来かという位暑い日が度々あったのですが、現在はアラスカからの寒波(?)のせいか、毎日肌寒い日が続いています。
冬物は洗濯して圧縮袋に入れて片付けてしまったし、たまに日中はとても暑かったりするので、冬物を再度引っ張り出すタイミングがつかめずここまできてしまっています。

OOYARA
<動画配信プラットフォームを提供する会社「OOYALA」を訪問しました>

さて、今月の生活記録ではASLクラスの紹介をしたいと思います。
私は今学期ではASL103を履修しています。本来、ASL101から102、103と順に履修していく必要があるのですが、私の場合、日本で日本ASL協会を通してカズ教師とマーティン教師からASLを習っていたので、レベル的には103以上であるということでオーロニ大学では103から始めています。

今学期のASL103はバニー教授が受け持っています。
本当の名前はSandra Kloppingなのですが、愛称である「バニー (Bunny)」があまりにも浸透していて何処でもバニーで通ってます。
そういえばトム教授もそうですね(本名はThomas Holcomb)

デフプログラムの教授たちは本当にフレンドリーで、メールのやり取りもお互いが Hi Bunny(やあ、バニー) や Hi Tomというようなかけ声から始まります。それが特殊な環境であることも知らず、一般学級の英語のBennett-walker(ベネットウォーカー)教授にメールを出したときも、Hi Bennett(やあ、ベネット)と書いて、教授にやんわりと怒られた恥ずかしい経験も今となっては良い思い出です。もちろん今ではProf. Bennett-Walker(ベネットウォーカー教授)です。

話が逸れました。
ASL103では12人(当初は15人位)で多すぎす少なすぎず、ちょうどいい感じです。その内、ろう者は私一人だけです。
クラス内では笑い声以外は音声無しで、人を呼ぶときもテーブルを叩くとか照明のオンオフなどデフカルチャーを持ち込んでいます。
まあクラス内にろう者がいるから当然といえば当然ですが、例えクラスにろう者がいなくてもそういうのを習わしとしているのでしょうね。

授業では、主にASL動画やバニー教授が表現する手話を通して試験を受けたり、プレゼンテーションを行いました。
プレゼンは学期を通して自己紹介、ある国の紹介、あるゲームの説明、ある病気の説明、ある物の作り方の計5回、教授と生徒の前で行い、それぞれ一人ずつ評価をもらうという内容です。
私は他の生徒と比べてASLの語彙が乏しいので必然的にCLを多用しがちでしたが、意外や評価はかなり良かったです。
というのも聴者の生徒はほとんどASLとSEEの中間的なPSE(Pidgin Sign English)を用いています。いわば日本手話と日本語対応手話の中間的な物です。その観点で見ると(CLを多用した手話は)そんな単純明快な表現方法があるのか!という感じでしょうか。
ASLとPSEの比較でわかりやすい動画があったのでご紹介します
PSEは0:25から/ASLは0:55から

ちなみに私もバニー教授の手話は読み取れるのですが、生徒の手話はなかなか読み取れていません。これもやはり手話の上手下手の問題ではなくASLかPSEかの違いなのかなと思いました。

プレゼンの際、使用したパワーポイントを動画に変換してYouTubeにアップロードしてみました。
<自己紹介>

<日本の紹介>
国歌、宗教、建国、結婚、礼儀、武士、学生服の由来、良い鮨屋の見極め方、食事マナーを紹介しました

<ゲームの説明>
究極のパスワードというゲームを紹介しました

<病気の説明>
癌について、原因(一例として遺伝子組換え)、間違った治療法、利権などの説明をしました

<ハンバーガーの作り方>
実際にハンバーガーを作りながら説明しました


以上です。
日本ASL協会から8,320km離れたオーロニ大学からの報告でした。
ありがとうございました。
今月のコロンブス
自分の誕生日は自分で友達を招待して誕生会を開催することを発見
自ら特に何もアクションを起こさなかったら、特に誰も祝ってくれないみたいです。友達同士お互いがお互いの誕生会を画策するアジア圏の文化とは反対ですね。

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