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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2015年3月生活記録 第10期生 山本綾乃[2015年04月15日(Wed)]

今月も生活記録の時期になりました。
毎月のことですが、一日一週間一ヶ月が
驚くほど本当にあっという間です。
課題や余暇活動の時間をバランスよく使って、心の調整をしています。

デフクラス
reading and writing


課題の『Letters My Mother Never Read』という本は、9章で構成されています。
1章ごとに読み進めて、それぞれの質問に自分の言葉で答える練習をしています。
本の内容を理解し、自分の言葉でまとめるという練習は
これからの生活にも役立つと信じて頑張っています。
その他にも様々な英文を読んでまとめる練習をしています。


聴クラス
reading


聴クラスの授業のスピードにも慣れてきました。
毎週単語テストがあり、さらに教科書の1章を終えたらその総テストがあります。
他に『Gone garl』という映画化にもなった小説を読んで、クラスで話し合います。
その他に新聞の記事や雑誌、論文を読んでまとめる課題も毎週あります。

日本の大学では考えられないほど、たくさんの課題が次から次へと出され
初めは戸惑いましたが、今ではナンシー先生だけでなく
先輩のチューターも受けながら楽しくこなしています。



Deaf education

聞こえない子どもの9割は聞こえる両親から生まれます。
聞こえない子どもが生まれると、聞こえる両親は少しでも聞こえる子どもに近づけるよう
人工内耳をつけたり、発音の練習をしたりします。
そして、聞こえる学校に通わせるということが繰り返されています。

クラスで「For A Deaf Son」というドキュメンタリーを見たので
みなさんとも共有したく、ここに載せます。
英語字幕付きです、ぜひご覧下さい。
(https://www.youtube.com/watch?v=SCzl4kuWLw0)



このドキュメンタリーを見た後は、意見交換をしました。
自分の経験を話すと感極まって涙があふれる学生もいました。
彼らを見て、自分も小学時代に両親への手紙を書く際に
涙が止まらなかったということを思い出しました。
しかし、このような機会は貴重だと感じています。
なぜなら感情を表出する機会が多ければ多いほど、
自分を客観的に、そして冷静に見つめることができるようになるからです。

現代や未来の聞こえない子どもたちが
家族や学校の中に、自分の居場所を見つけられる教育が必要なのだと再認識しました。

その他

3月は春休みがあり、友達とカナダのビクトリアに旅しました。
ここは毛皮貿易が盛んであり、1849年にイギリスの植民地となりました。
そのため当時のイギリス女王の名をとり、「ビクトリア」という地名なのです。
現地には、毛皮を使った洋服や雑貨がたくさん販売されており、
ヨーロッパ風の建物や色とりどりの花が咲いていて美しい街でした。
アメリカとは違った世界を味わうことができ、充実した休日でした。
IMG_6261.JPG
(カナダ:ビクトリアの街)
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https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/830
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