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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2014年11月生活記録 第9期生 福田桂[2014年12月16日(Tue)]

 SACの建物内にあるTIPというチューターセンターに毎日通っています。オーロニ大学時代とは違い、ギャロデット大学の一部の学生がチューターの仕事をしていて、その学生にアドバイスしてもらいました。曜日によって担当のチューターは違うが、頼もしいチューターのおかげで毎日の勉強助かっています。

アメリカ手話&デフ・スタディのクラス
 ギャロデット大学はアメリカ手話が共通言語であり、学生や教授、職員全員がアメリカ手話を使いながら会話しています。難聴と健聴の学生もろうの文化を受け入れた上に英語も会話しています。アメリカ手話と英語の2カ国語を話すことをバイリンガリズムといい、これについての議論をしました。健聴の学校で育てられた方は英語を第一言語として考えるのが多くて、アメリカ手話と英語を同時に話すことはすぐには理解しにくい場合があります。日本手話もそうですが、私はアメリカ手話がメインだと思っています。
 ソーシャルメディアを学び、グループで動画を作ることになり、皆で話し合いをした結果、「デフ・アイデンティティ」となりました。議論の中で、あなたのアイデンティティは何かと問い出され、自分自身を振り返ってみました。聴こえ方の状態によってろう者なのか、難聴なのかは個々の意志によって異なります。盲ろう者の場合は、症状が進むにつれて弱視となり、まだ見える人は自分の目の状態を知らせることには心理的な抵抗があるため、自己アイデンティティを明確しない人も世の中に多くいるかもしれない。実は私も2012年に通訳・介助の仕事を引退するまで、自分はアッシャー症候群であるが、盲ろう者という障がいを長い間受け容れませんでした。自己アイデンティティは自分の状態によって変わりやすいので、そのときにどう表現するかは個々の自由だと言いたい。

IMG_3739.JPG
グループでの打ち合わせ時に使用したボード


感謝祭の休暇中は・・・

 友人とフロリダへ飛び、主にデイズニーワールドに行ってきました。ディズニーワールドには8つのパークがありますが、事情上4つのパークを回ることにしました。そこに、ADA法により障がいを持つ者のためのサービスとしてADAブックがあります。希望するアトラクションの入口でそのブックを掲示した上、入館できる時間を予約するシステムというものですが、予約できる場所は限られています。長い行列を待たず、すぐに入れるということは障がい者にとってはうれしいサービスでしょうか。
 フロリダは熱帯気候ですので、週後半からおかしな天候が続き、一時的バケツをひっくり返したような雷雨に遭遇してしまって大変な思いをしたが、良いリフレッシュを過ごせることができました。来月は最終月なので、クラスでの最終プロジェクトの作成に向けていい成績を残せるよう頑張りたい

IMG_4072.JPG
Walt Disney Worldにて撮影
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