2014年2月生活記録 第7期生 川口聖[2014年03月19日(Wed)]
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア誕生日を境に、春学期が始まった。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア誕生日はアメリカ合衆国の祝日であり、ワシントンDCの中心地からちょっと離れた所にあるマーティン通りで何らかのイベントが盛大に行われるだろうと思い、自転車で30分程かけて観に行ってきた。ところが、拍子抜けしてしまうほどに、開催されるイベントと言えばパレードだけであり、しかもパレードを鼓舞するのはアジア系の子供達による太鼓隊のみで、パレードよりデモをしている感じであっという間に終わってしまった。アメリカ偉人の誕生日にしては、ちょっとさびしいなと思ってしまうほどであった。
そして、いよいよ学校が始まると思ったら、その初日にいきなり学校閉鎖、寒波のためであったが、その翌日にやっとクラスが始まり、またの翌日はクラスの担当教授が風邪のため休講になるなど、拍子抜けしてしまう日が何度も、学期が始まってからしばらくの間に続いた。今学期に履修する予定のクラスは次の通りである
LIN585 Prosody in Sign and Spoken Language, 手語と音声言語の韻律論
LIN741 Sociolinguistics in Deaf Communities, ろう社会における社会言語学
LIN801 Phonology III, 音韻論V
全て選択科目であるが、今後の生活記録に3つ分けて報告していきたい。

(マーティン通り)
☆National Museum of the American Indian 国立アメリカ・インディアン博物館
独断的な5段階評価は、★☆☆☆☆(1つ星)。インディアンについて初めて知ったのは、アメリカの西部開拓時代(1865年から1890年のあたり、日本では明治維新の時代)を舞台にした西部劇映画を観たきっかけからである。今はもう「化石の映画」になっている西部劇映画であるが、インディアンを悪役として描かれているものが多くて、インディアンに対してあまりよい印象を持ってなかった。
しかし、アメリカに来てから、日本ではあまり触れられていないことまで色々知るようになって、もしかしてインディアンの先祖は日本人の先祖と同じではないかと思うほどの親しみを感じている。例えば、自然を神のように崇める風習がある、部族長は絶対権力者より議長みたいな役割を担うなど、日本人なら理解できる部分が多いのである。いろんな見方があるが、一神教を宣教したがる、また、その一神教の考えからできるような絶対権力者を作りたがる民族には、インディアン文化をなかなか理解できないのが普通であっただろうと思うほどである。しかも、インディアンの部族長が集まって何らかを話し合う時、部族ごとに違う言語の代わりに、手語を使っていたという映像が残っているなど、ますます興味をかき立てられるのである。
こうして、アメリカにいる間はインディアンについて展示されている所へまわろうと思っている。これまでいくつかまわったが、国立アメリカ・インディアン博物館は、建物がすごく大きいにもかかわらず、建物の半分は最上階まで届く吹き抜け天井のある広間になっていて、展示会場が少なすぎると思うほどであった。展示内容は「アメリカ大陸ではいろんなインディアン部族がいました」というふうに紹介されているだけで、アメリカの騎兵隊が多くのインディアンを征伐した「負の歴史」でさえ紹介されてないのである。やはり、ホロコースト記念博物館との大きなギャップを感じて、★☆☆☆☆(1つ星)とした。
蛇足だが、黒人についてだけの博物館はワシントンDCではまだなく、ワシントン記念塔のすぐ近くに建設中のようである。今はアメリカ歴史博物館の一角で展示されているらしいので、近いうち見てみたいものである。

(国立アメリカ・インディアン博物館)
そして、いよいよ学校が始まると思ったら、その初日にいきなり学校閉鎖、寒波のためであったが、その翌日にやっとクラスが始まり、またの翌日はクラスの担当教授が風邪のため休講になるなど、拍子抜けしてしまう日が何度も、学期が始まってからしばらくの間に続いた。今学期に履修する予定のクラスは次の通りである
LIN585 Prosody in Sign and Spoken Language, 手語と音声言語の韻律論
LIN741 Sociolinguistics in Deaf Communities, ろう社会における社会言語学
LIN801 Phonology III, 音韻論V
全て選択科目であるが、今後の生活記録に3つ分けて報告していきたい。
(マーティン通り)
☆National Museum of the American Indian 国立アメリカ・インディアン博物館
独断的な5段階評価は、★☆☆☆☆(1つ星)。インディアンについて初めて知ったのは、アメリカの西部開拓時代(1865年から1890年のあたり、日本では明治維新の時代)を舞台にした西部劇映画を観たきっかけからである。今はもう「化石の映画」になっている西部劇映画であるが、インディアンを悪役として描かれているものが多くて、インディアンに対してあまりよい印象を持ってなかった。
しかし、アメリカに来てから、日本ではあまり触れられていないことまで色々知るようになって、もしかしてインディアンの先祖は日本人の先祖と同じではないかと思うほどの親しみを感じている。例えば、自然を神のように崇める風習がある、部族長は絶対権力者より議長みたいな役割を担うなど、日本人なら理解できる部分が多いのである。いろんな見方があるが、一神教を宣教したがる、また、その一神教の考えからできるような絶対権力者を作りたがる民族には、インディアン文化をなかなか理解できないのが普通であっただろうと思うほどである。しかも、インディアンの部族長が集まって何らかを話し合う時、部族ごとに違う言語の代わりに、手語を使っていたという映像が残っているなど、ますます興味をかき立てられるのである。
こうして、アメリカにいる間はインディアンについて展示されている所へまわろうと思っている。これまでいくつかまわったが、国立アメリカ・インディアン博物館は、建物がすごく大きいにもかかわらず、建物の半分は最上階まで届く吹き抜け天井のある広間になっていて、展示会場が少なすぎると思うほどであった。展示内容は「アメリカ大陸ではいろんなインディアン部族がいました」というふうに紹介されているだけで、アメリカの騎兵隊が多くのインディアンを征伐した「負の歴史」でさえ紹介されてないのである。やはり、ホロコースト記念博物館との大きなギャップを感じて、★☆☆☆☆(1つ星)とした。
蛇足だが、黒人についてだけの博物館はワシントンDCではまだなく、ワシントン記念塔のすぐ近くに建設中のようである。今はアメリカ歴史博物館の一角で展示されているらしいので、近いうち見てみたいものである。
(国立アメリカ・インディアン博物館)




