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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
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2006年2月 生活記録(第1期生 太田琢磨)[2007年03月02日(Fri)]
毎日のように雪の降るロチェスターと凍てつく寒さに慣れてきた頃、2月の4日から10日までカルフォルニアへ行き、4つの高等教育機関を巡りインタビューを行った。これは現在私の行っているIndependent Studyのクラスの課題の一つであり、私の留学目的を達成するために最も重要な課題の一つでもある。

 2月4日にカルフォルニアに着いたときにあまりにもカルフォルニアが暖かいことに驚いた。当然といえば当然なのだが、毎日のようにマイナス10度以下の環境で過ごしてきた私にとってはとても暑く感じた。

 今回私が訪問したのは、下記の4校とPEP-Net Libraryである。
・Ohlone Collage
・San Francisco States University
・California State University Northridge(CSUN)
・Peace Collage
・PEP-Net Library(CSUN)

 これらの学校はアメリカでも多くの聴覚障害学生を受け入れている大学であり、また、多くの聴覚障害者の日本人留学生を受け入れてきた実績がある。聴覚障害学生の受け入れをの経験も長く、様々なノウハウを持っている。各学校のコーディネータやカウンセラーに会い、ロチェスターだけでは得られない貴重な情報を得ることができた。また、PEP-Net Libraryは聴覚障害関係の資料が多数そろっていると言うことで、どのような経緯でこの図書館が設立されたのかを学ぶことができた。

 一週間の調査を終えロチェスターへ戻ったが、この気温差のせいか体調を整えるのに苦労した。またクラスの最終課題やテストに向けて勉強をしなければならなかったため、寝不足の日々が続いた。3月2日付ですべてのテストと課題、プレゼンテーションを終わらせ、無事にこの学期を乗り切ることができた。

 3月4日から、ミシガン州にあるUniversity Of Michiganへ訪問する予定である。University of Michiganはアメリカでもユニークな障害学生サポートのための予算システムがある。この予算システムについていろいろと具体的な調査を進めていきたい。
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