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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2013年10月生活記録 第9期生 瀧澤 泉[2013年12月02日(Mon)]
halloween.jpg

Happy Halloween!


遅くなりましたが、10月生活記録を報告します〜!
10月中旬は中間試験があり、アメリカでの初めての試験に苦労しました。
成績は真ん中の所かと思います(笑あせあせ(飛び散る汗)

ASLが上手くなったねと最近言われるようになって嬉しくなりましたー!ぴかぴか(新しい)

回に紹介した「The Story of Blima」の本を10月末まで全て読み終えました。3章のうちの1章ずつ、読み終えた後レポートを書いて提出しました。Adolf Hitler(アドルフ・ヒトラー)によるユダヤ人殺人事件の中で生き延びた女性(Blima)と家族の話であり、女性(Blima)が受けた残酷な被害や辛い思いなどで胸が痛くなるような内容ばかりでした。又、家族の中で生き延びた人と再会できた事、新しい人生を開始できたことなど書かれてありました。でも、本を全て読んで内容を理解できたことはちょっぴり嬉しい気持ちです笑

Deaf Culture(ろう文化)クラスでAmericans with Disabilities Act (ADA)という障害のあるアメリカ人法に関するプロジェクトで私は「ろう教師が一般高校学校にいる聴者の学生に全科目に教えることは出来るかどうか」というテーマを出した。どこの学校に教えることは出来るか、どの範囲まで可能かどうか、電話して問い合わせてみるなど進めていた。予想した以上に行き詰まることが多く苦労しています。12月に最終提出になっているので上手く進められることを祈っています。その同時に、Deaf Community(ろうコミュニティ)・Deaf Culture(ろう文化)について知るためにAwareness(意識)やAvenues(手段)、ASL Usage(ASLのユーザー)など自分が持つ経験や慣習をこの3つにどう結びつけるか自己分解し、レポートを書いて提出した。自分がどこまでろう文化を知っているのかを分解していると明らかになることが多く、改めてろう文化は本当に大切だなあと思うようになりました。

10月19日(土)にHomecomingというイベントでCalifornia School for the Deaf (CSD)にて行ったバレーボール試合とフットボール試合があった。試験や宿題があったためバレーボール試合のみ観に行ったが、レベルが高く驚きました。最近、CSDの応援団はギャローデット大学の12,123 Beat(1、2、1・2・3のリズムを取ってダンスや音楽をしている)からとって応援しているということをDeaf Cultureから学んだ。楽しくて一緒に応援しました〜!


初に載せた写真、もちろん…10月31日はHalloweenです!!本場であるアメリカでは学校内でも変装している学生や教師が何人か出ていました。English教師がなんと老婆になって来ちゃった…!と盛り上がっていました笑
元気をいつでもくれる優しい先生です!^^

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年は残念ながら学内でのHalloween Partyは事情で中止となりました。そこで、私は高校でお世話になったホストファミリーと教師に会いにSacrament(サクラメント)へ行きました。お世話になったホストファミリー皆は聴者でマザーだけが手話を知っています。昔は英語対応手話(SEE)を使うことが多かったため、ホストマザーも他の大学のASLクラスを受けています。互いにASLの練習をしながらゆったりとした楽しい時間を過ごす事ができました。
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