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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2013年6月生活記録(第4期生 福永梢)[2013年07月08日(Mon)]
National Deaf People of Color Conference
  (↑なかなかいい日本語訳が思いつかなかったので、英語のままでごめんなさい)

  アメリカには、まるで世界一周したかのようにさまざまな肌の色、顔立ちの人がいる。留学や研究、移住、仕事などアメリカにいる目的は人それぞれ。ここ最近、白人以外の肌の色をもつ人種を「People of Color(ピープル・オブ・カラー)」とよぶそうだ。もちろん自分がアジア系であるか、またはラテン系、アフリカ系、ミックス(ハーフ、クオーターなど)と決めるのは本人である。

  さて、人種とろう。文化や言語、社会の待遇が、人種と聴こえの程度両方によって左右されることがある。まだ新しいものの、3年ごとに開かれるこの全国ろう者大会はこうした人たちと、彼らと関わる人たちのためにある。私が参加したワークショップは、ろう・難聴の子どもをもつ親を対象としたものだった。ふだん聞けない親の意見があって、とても勉強になった。そこには教師、スクールカウンセラー、通訳コーディネーターなどもいた。親のほうは黒人とラテン系が多く、専門家のほうは白人が多いのが印象的だった。親に限って見ると、これまた本当にいろいろ。ろうの親と聴こえる親というシンプルなものではない。白人ろうの親もいれば、黒人の聴こえる親もいる。ラテン系の聴こえるお母さんがスペイン語通訳者を通してなんとか話に追いつこうとしているそばで、黒人の聴こえるお母さんが英語で、メキシコ出身のろうのお母さんがASLですらすらとコメントする。この光景だけで、「人種とろう」の複雑さが感じられた。日本でいうと、アイヌ人、沖縄人、離島の人、部落出身者、在日外国人などが対象になるかもしれない。それぞれのろうや教育に対する見方、社会での立場などについて考えるのにいいきっかけにもなった。

  ところで今回の全国ろう者大会は、「みんなは1人のために、1人はみんなのために(All for One, One for All)」がスローガンであった。ろう者も社会の一員として貢献する責任があるし、できる!と伝えているような気がした。いい言葉だと思う。


びアーカイブで
  夏休み限定で、2年前のバイト先アーカイブへ帰ってきた。6月はOn the Green(オン・ザ・グリーン)という、ギャロデット大学の情報誌を整理整頓した。あちこちに保管されていたものを1箇所にまとめて、しわやつづり穴がないきれいなものへ取り替えたり、欠けている号数を記録したりした。クリントン元大統領が卒業式に出席されたとき、日本財団笹川代表がギャロデット大学を訪問したときの記事もあった。本誌は2012年の途中から電子版のみの出版になった。インターネットに接続できる環境があれば、一般の人も気軽に読めるようになっている。(購読のお申込み(英語のみ)→

clinton at gallaudet.png

↑クリントン元大統領@ギャロデット大学の卒業式
”ギャロデットは国宝である”と述べたそうです。
(1994年5月23日、On the Green、Vol 24 No 25より)
この記事のURL
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/681
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