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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2013年5月生活記録 第4期生 武田太一[2013年05月21日(Tue)]



●とりあえず出した修士論文
 4月で実習も終わり、卒業に必要な残る単位は修士論文のみとなっていた。論文担当の先生と相談した結果、下書きを提出してもらえれば成績がつけられるのこと。限られた時間で論文をとりあえず出来るだけ書いて、下書きを提出することが出来た。最後の成績をもらうことが出来、卒業は確定となった。この修士論文は卒業後に手直しをする予定であり、今夏中には終われたらと思っている。

photo.JPG

庭に植えてみた晴れ


●卒業
 5月18日に教育学部だけの卒業式が行われた。全体卒業式は次の日の19日に行われたが、自分は出席しなかった。卒業式と言えば黒のガウンというイメージが多いが、うちの大学は赤がシンボルであるため、赤のガウンで臨んだ。ボストンに引っ越してからずっとお世話になっていた友人たち、同じろう教育学部の学友や先生たち、事業担当者の野崎さんに見守られながら、修了証書を頂くことが出来た。

BU graduation.jpg

卒業証書を手に手(パー)


●4年間の留学生活
 オーロニ大学で1年、ボストン大学で3年過ごした留学生活を今終えることが出来た。留学生活で苦労したことは英語と人間関係であり、かなりのストレスになることも多かった。しかし多くの人たちに励まされながら、何とか4年間過ごすことが出来た。周りの支えがあってこそ成し遂げられるものがあると実感した4年間である。いつも多くの選択肢を与えてくれ、最終的に決めるのは自分ではあった。例えそれが間違った選択であっても、次への一歩に繋げられるものである。ひとつの大きな区切りがついた今、次はどんなことをやるかこれから考えていこうと思う。

photo-1.JPG

卒業証書わーい(嬉しい顔)


●これから
 卒業後はOPTというインターン制度を使って、去年秋から勤務している聾学校でアシスタントとして7月まで継続し、8月はアメリカ手話講師としてボストン大学で教える予定である。その後が完全に未定なので、新たな道が見つかったらまた報告出来たらと思う。

 
今までありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。


武田太一

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