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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2013年4月生活記録 第4期生 武田太一[2013年05月01日(Wed)]



●実習終了
1月下旬から始まった12週間の実習がやっと終わった。日々を重ねる毎にあれもやりたい、これもやりたい、それも教えたいと本当にいろんな事が出てきて12週間では足りないと感じた。いずれ自分が本当の教員になって生徒たちを受け持つときはもっといろんなことが出来るだろうと改めて思った。実習で得られた経験はこれからも活かせるはずなので、今後もいろいろと考えたり教材を作っておいたりしたい。実習を通して手話動画編集、iPadを使った教材、クラフトなどいろんな案が出てくるようになった。今後は自分の道具箱をもっと充実させていくことが目標であり、その道具箱を独り占めするのではなく、みんなでシェア出来るものにしていきたい。

photo 2.JPG

プリント作成中ダッシュ(走り出すさま)


●行動管理
重複生徒と関わる以上、様々なリスクを覚悟する必要がある。机を叩いたり、人を殴ったり、突然逃げ出したり、物を投げたりといろんなことが起こる。他の先生に聞いた話ではもし妊娠したら重複クラスで教えるのは危険なので、代理教員を置くなど代替措置が取らざるを得ないのこと。先日も授業中にハサミを使った作業中のときに生徒が突然ハサミを投げた。幸いにも人には当たらなかったが、これを機にその生徒だけにはハサミを使った作業をなくすとか、ストレスのない作業を与えるなどいろいろ考えるようになった。このように予測出来ない事態が起こることもあるので、常にアンテナを巡りはらせる必要がある。例えば朝の登校時間に生徒のムードを確認し、今日はずっとイライラしてそうだなとかハイパーになってそうだなと察して一日の行動をある程度は予測しておく必要がある。

photo 1.JPG

芽が出たよ手(チョキ)


●ボストンマラソン爆破事件
ボストンでは毎年4月にボストンマラソンが行われることで有名である。この日はボストン周辺にある学校は休校、うちの聾学校も1週間の春休みとなり、マラソン参加や観戦を楽しむ人々も多い。そんな中で爆破事件が起こった。日本でもニュースに出ていたのでみんなもご存知だろう。自分は観戦に行かなかったので無事であった。しかしその数日後に自宅の近くにあるマサチューセッツ工科大学で襲撃事件が起こった。その日の夜はなかなか眠れず、ようやく数時間寝たあとに朝起きてみると犯人が逃亡中だという。しかもその逃亡先も自宅の近くである。その日は1日中外出禁止令が出たので、家から出ずにずっとインターネットを通して事件の成り行きを見守っていた。容疑者がなかなか見つからず、外出禁止令が解除されたときに目撃情報が出てようやく捕まった。春休みはいろいろして過ごす予定だったのが暗転して気の滅入る一週間になってしまったが、自分が無事であることに感謝しながら改めて学校生活を迎えた。

●留学最後の月
この5月で卒業を迎える。実習に追われたあと、次は修士論文をせっせと書き上げている段階なのでまだ実感がないのだが、少しずつ現実味を帯びてくることであろう。

photo 3.JPG

ボストンで有名なカモの親子わーい(嬉しい顔)

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