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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2013年2月生活記録 第4期生 武田太一[2013年03月04日(Mon)]



●実習に明け暮れる日々
生徒たちに教えるときの工夫として、まず生徒たちの注意を引きつけなければならない。もともと注意欠陥の多い生徒たちなので、まず注目してもらう為にはこちらが手を挙げて全員がそれにならって挙手できればOKである。しかし誰かが目をそらしていると進まないので、何度も試して全員が挙手出来たときに授業を始める。次に視覚教材の充実さである。生徒相手にコミュニケーションアクセスとして手話を使用するだけでは物足りず、スマートボードやiPad、その他様々なツールを使いこなしながら生徒たちの意欲をかき立てる。もし自分の教え方がつまらなかったら、生徒たちも当然こちらを見る気をなくすのでつねに楽しく教える工夫をしている。しかしiPadやその他教材を渡すときは、あまりにも熱中しすぎないように渡すタイミングや回収するタイミングを考える必要もあるので、本当にいろんなことを同時進行で考えながら授業を進めている。

photo 1.JPG

ブリザードで腰の位置まで積もった雪たらーっ(汗)


●久々のカリフォルニア
聾学校が冬休みに入ったとの、オーロニ大学と日本ASL協会の遠隔指導の日程が重なったのでこれを利用してカリフォルニア/フリーモントに1週間ほど滞在してきた。1年ほど住んだ街であり、最初の頃は道がうろ覚えであったが次第に慣れてきた。滞在中は古い友人や知人、先生たちとの再会
を果たし、またベイエリアにある日本料理(特にラーメン)を堪能してきた。ボストンと比べると日本人にとって馴染みのあるベイエリアが本当に好きであると確信した。また西海岸と東海岸の生活の違いを実感することができ、今後の留学生へのアドバイスにも繋げられると思う。

photo 2.JPG

オーロニ大学からの景色カメラ


●本格的な実習
カリフォルニアからボストンに戻った直後に風邪が悪化し、実習を2日休ませてもらった。体調を何とか整え、6週間のフル実習が始まった。これは自分の指導をしてくれる先生が受け持っている教科を全部担当することを意味し、4/5年全体朝の会(月曜のみ)、英語、理科、保健、課外活動、料理を教えることになっている。先述したように病み上がりだったため、拙いスタートになってしまった。来月は完全に先生になったつもりで生徒たちを受け持つので、毎日の準備が大変ではあるが、多くのことを吸収していきたい。

photo 3.JPG

ボストンのものよりうまいラーメンたち手(チョキ)

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