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聴覚障害者留学(〜2026.03.31)
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2012年6月生活記録 第7期生 川口聖[2012年09月23日(Sun)]
すっぽかしとなっていた6月生活記録は、サンフランシスコ周辺のろう関係(ここでいう「ろう」とは、日本でいう「聴覚障害者」や「難聴者」も含む)について報告したい。

GGB.JPG

☆ろう協会
日本ではほとんどの市にろう協会があるが、サンフランシスコ周辺では市単位でのろう団体はなく、広域でろうの人が集まるところがいくつかあるそうです。でも、そのうち集まらなくなったり、新しくできたり、日本では創立20年以上の市ろう協会が数多くあるように、長く続いているろう団体はあまりないそうです。個人主義のアメリカだからでしょうか。そのなかでお世話になったのは、BAADA(Bay Area Asian Deaf Association)。BAADAのイベントに参加して、何人かと友人になったし、小旅行に連れてもらった。同じアジア人としてとか、同じキリスト教信者としての感じの集まりは、強いように感じた。

☆福祉事務所
サンフランシスコ周辺で、よく知られているろう関係の福祉事務所みたいなところといえば、DCARA(Deaf Counseling, Advocacy & Referral Agency)。そこでは、社会福祉関係だけでなく、職業訓練・斡旋、法律相談、教育相談、通訳者派遣など、ろうに関する様々なサービスが提供されている。40年以上の歴史があって、職員はほとんどろうの人です。ソーシャルワーカーやカウンセラーをやっているろうの人が多くいるようで、ろうの老人や盲ろうの人やろう重複障害をもつ人などをお世話するろうの人もいるなど、「自分のことは自分でする」ように、「ろうのことはろうの人でする」のが、アメリカでは当然のようになっている。そのへんの「自主独立」については、日本のろうの人は見習う必要があるなと感じた。

☆その他
CSD(California School for the Deaf Fremont)、カリフォルニア州では、難聴学級みたいなクラスがあちこちあるが、ろう学校といえば、CSDと、ロサンゼルスにあるCSDR(California School for the Deaf, Riverside)の2つだけで、0歳クラスから高校まである。

サンフランシスコ市立図書館のDeaf Services Center、公立図書館にろう書籍コーナーがあるのは、日本では考えられないかな。日本では、ろうに関する書籍は福祉関係コーナーに置かれていることが多いですが、どうだろうかな。

MOZZERIA、2011年12月にできたばかりのろうオーナー経営ピザレストラン。グループで行くときは、インターネットで予約したほうがいいでしょう。

Yosemite.JPG
(ヨセミテ国立公園。めちゃくちゃ広かった)
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