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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
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2012年7月生活記録(第5期生 川俣郁美)[2012年08月15日(Wed)]
今月はインドで視察してきた学校と施設を紹介したい。

◆◇Srishti Welfare Centre◇◆◇

お茶畑の海が広がる南インドのケララ州ムナー。たまたま通りかかった障がい者作業所。突然の訪問にも関わらず、見学を許可してくれた。ここでは、 様々な障がいをもった人が職業訓練を受けたり、様々な手作り製品を製造・販売している。

製品は以下の通り
- リサイクルした手作りの紙で作った紙袋、手帳、ノート、ポストカードなど
- 天然染料で丁寧に手染め•模様スタンプを施した布地で作ったストールやTシャツ
- 村で手摘みしたイチゴで作ったジャム


◆◇National Institute of Speech and Hearing◇◆◇

ケララ州の州都トリバンドラムにあるろう者のための大学で、美術学部と情報科学学部がある。その他、聴者を対象とした聴覚・音声言語病理学部、幼少児を対象とした言語療法プログラムなどがある。使用言語は英語。美術学部と情報科学学部で二週間ボランティアをした。内容はムンバイのろう学校の時とほぼ同様だが、こちらでは英語を中心に教えた。ギャロデット大学についてのプレゼンの時、最後に様々な奨学金を紹介したら、何人かの生徒が熱心にメモをとったり質問したりしていた。日本財団の世界ろう者リーダシップ奨学基金プログラム(WDL)は今までインド出身の奨学生がいないので、今後インド人奨学生が選出されることを祈りたい。


◆◇Clarke Special School◇◆◇

チェンナイにある特別学校。約200人の様々な障害を持つ生徒が在籍している。うち半数はろう児で、残りは盲ろう児、知的障がい児、発達障がい児、重複障がい児など様々である。個々の能力やニーズにあわせた個別・クラス別教育を行っている。 使用言語は英語とタミル語。また障がい児教育教員養成コースもある。


◆◇Shuktara◇◆◇
カルカッタにある、障がいのある孤児のための家。
1999年に英国人によって設立された。Shuktaraとはベンガリ語で「幸福の星」という意味である。現在は12歳から30歳の障がい児・者が計30人ほど住んでいる。大半がろう者のため、彼らは皆、手話を使って会話している。今まではアパートを転々としていたため、身分証明書がとれなかったりといろいろと不都合があったが、去年の冬に男子用の家を購入したため、 男子はひとつの住所に落ち着くことができた。Shuktaraの経営者は家を購入したことで、子ども達がいつでも帰って来られる場所ができた、と喜んでいた。だが、女子はまだ借り家に住んでいる。Shuktaraの次の目標は女子用の家を購入することだ。


◆◇Indira Gandhi National Open University◇◆◇

デリーにある大学で、ろう者対象のApplied Sign Language学部がある。夏休みで学校は閉まっていたため、見学できなかったが、何人かの学生と交流をはかることができた。
現在は80名ほどのろう学生が在籍しており、ブルンジ、ネパール、中国などからの留学生もいる。

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