2012年3月生活記録 (第5期生 川俣郁美)[2012年04月16日(Mon)]
色とりどりの花が咲き、春の訪れを告げた。一歩先に木蓮が咲き、木蓮が散ると桜が満開になった。今年は日本が日米友好のシンボルとしてDCに桜を寄贈してからちょうど100周年となる。
◆◇Global Social Work Student Conference −
国際ソーシャルワーク学生カンファレンス ◇◆◇
3月25日はニューヨークで国際ソーシャルワーク学生カンファレンス Global Social Work Student Conferenceが開かれた。このカンファレンスは毎年ニューヨークの国連本部で行われるソーシャルワークデーの追加イベントとして2008年に初めて開催された。今回のカンファレンスのテーマは「From Passion to Action」。このカンファレンスを通して、参加者の様々な社会問題に対する理解を深めると共に、その解決に積極的に取り組む姿勢を喚起することを目的としている。カンファレンスでは、国際ソーシャルワークに関する様々な分科会に参加した。
特に印象に残っているのは、持続的発展理論についての分科会である。持続的開発理論とは、環境・社会・経済の3本柱がバランスよく機能することで持続可能な発展に結びつけることができるという考え方。 捕鯨を例にとって考えてみよう。
環境:クジラの保護。絶滅の危機に追いやらないよう、来年度も捕鯨ができるよう、捕鯨しすぎないよう規制する。
社会:コミュニティに雇用を生み出すため、食料の安全保障のため、伝統文化を守るために捕鯨を許可する。
経済:コミュニティに利益や豊かな経済を生み出すために、捕鯨を許可する。コミュニティの需要に応じて供給する。
このように、持続可能な開発・生活の質の向上を遂げるためには、環境・社会・経済の3つの視点から物事を押さえ、それらをバランスよく機能させながらアプローチを図ることが大切だと教わった。確かに、何か行動を起こす前に、状況をしっかり把握・分析しておくことは非常に大切なことだ。でないと、クライアントの本当のニーズに応えられなかったり、逆に新たな問題が発生したりするだろう。
◆◇ Social Work Day − ソーシャルワークデー◇◆◇
国際ソーシャルワーク学生カンファレンスの次の日3月26日はソーシャルワークデーであった。毎年国連で行われ、今年はグローバルアジェンダに焦点を置き、国際開発・国際問題解決に貢献するための、ソーシャルワーカーとしての役割を、ソーシャルワークの最前線で活躍している方々から話を聞いた。どれも著名な人たちばかりだったので圧倒された。私たちギャロデット大学は手話通訳利用ため、最前列(!!!)で話を聞くことができ、とても刺激的であった。演説者は以下の通り。
- 国際ソーシャルワーカー連盟 (International Federation of Social Workers)
ゲイリー・ベイリー会長
- 国際社会福祉協議会 (International Council on Social Welfare)
クリスチャン・ロレ会長
- 国際ソーシャルワーク学校連盟(International Association of Schools of Social Work)
アンジェリーナ・ユエン会長
- 国連開発計画 (United Nations Development Program)
ヘレン・クラーク代表
- 国連人権担当事務次長補 (Assistant Secretary-General and High Commissioner for Human Rights)
イヴァン・シモノヴィッチ氏
- 全米ソーシャルワーカー協会(National Association of Social Workers)
ジーン・アナスタス会長
- ソーシャルワーク教育評議会(Council on Social Work Education)
ジュリア・ワトキンス会長
- その他
グローバルアジェンダ日本語版
◆◇ おまけ:アメリカのホテル◇◆◇
ホテルで発見!ろう者に対する配慮
後で知ったのだが、障害のあるアメリカ人法(ADA法)によると、総客室数に対し2%〜4%(総客室数によって決まる)の客室にはろう者・難聴者に対する配慮(振動目覚まし、フラッシュライト、TTY)をしなければならないとのこと。調べてみると私たちが泊まったホテルは客室が1000室以上ある。ならば、25室には配慮キットがあるはずだ。電話で問い合わせてみたところ、現在配慮キットは10点ほどのみとのこと。ADA法のことを話すと、「現在発注中です」との返事が。苦笑 でもTTYは時代遅れだし…??ADA法が制定されてからもう12年も経っているし…???
◆◇Global Social Work Student Conference −
国際ソーシャルワーク学生カンファレンス ◇◆◇
3月25日はニューヨークで国際ソーシャルワーク学生カンファレンス Global Social Work Student Conferenceが開かれた。このカンファレンスは毎年ニューヨークの国連本部で行われるソーシャルワークデーの追加イベントとして2008年に初めて開催された。今回のカンファレンスのテーマは「From Passion to Action」。このカンファレンスを通して、参加者の様々な社会問題に対する理解を深めると共に、その解決に積極的に取り組む姿勢を喚起することを目的としている。カンファレンスでは、国際ソーシャルワークに関する様々な分科会に参加した。
特に印象に残っているのは、持続的発展理論についての分科会である。持続的開発理論とは、環境・社会・経済の3本柱がバランスよく機能することで持続可能な発展に結びつけることができるという考え方。 捕鯨を例にとって考えてみよう。
環境:クジラの保護。絶滅の危機に追いやらないよう、来年度も捕鯨ができるよう、捕鯨しすぎないよう規制する。
社会:コミュニティに雇用を生み出すため、食料の安全保障のため、伝統文化を守るために捕鯨を許可する。
経済:コミュニティに利益や豊かな経済を生み出すために、捕鯨を許可する。コミュニティの需要に応じて供給する。
このように、持続可能な開発・生活の質の向上を遂げるためには、環境・社会・経済の3つの視点から物事を押さえ、それらをバランスよく機能させながらアプローチを図ることが大切だと教わった。確かに、何か行動を起こす前に、状況をしっかり把握・分析しておくことは非常に大切なことだ。でないと、クライアントの本当のニーズに応えられなかったり、逆に新たな問題が発生したりするだろう。
◆◇ Social Work Day − ソーシャルワークデー◇◆◇
国際ソーシャルワーク学生カンファレンスの次の日3月26日はソーシャルワークデーであった。毎年国連で行われ、今年はグローバルアジェンダに焦点を置き、国際開発・国際問題解決に貢献するための、ソーシャルワーカーとしての役割を、ソーシャルワークの最前線で活躍している方々から話を聞いた。どれも著名な人たちばかりだったので圧倒された。私たちギャロデット大学は手話通訳利用ため、最前列(!!!)で話を聞くことができ、とても刺激的であった。演説者は以下の通り。
- 国際ソーシャルワーカー連盟 (International Federation of Social Workers)
ゲイリー・ベイリー会長
- 国際社会福祉協議会 (International Council on Social Welfare)
クリスチャン・ロレ会長
- 国際ソーシャルワーク学校連盟(International Association of Schools of Social Work)
アンジェリーナ・ユエン会長
- 国連開発計画 (United Nations Development Program)
ヘレン・クラーク代表
- 国連人権担当事務次長補 (Assistant Secretary-General and High Commissioner for Human Rights)
イヴァン・シモノヴィッチ氏
- 全米ソーシャルワーカー協会(National Association of Social Workers)
ジーン・アナスタス会長
- ソーシャルワーク教育評議会(Council on Social Work Education)
ジュリア・ワトキンス会長
- その他
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◆◇ おまけ:アメリカのホテル◇◆◇
ホテルで発見!ろう者に対する配慮
後で知ったのだが、障害のあるアメリカ人法(ADA法)によると、総客室数に対し2%〜4%(総客室数によって決まる)の客室にはろう者・難聴者に対する配慮(振動目覚まし、フラッシュライト、TTY)をしなければならないとのこと。調べてみると私たちが泊まったホテルは客室が1000室以上ある。ならば、25室には配慮キットがあるはずだ。電話で問い合わせてみたところ、現在配慮キットは10点ほどのみとのこと。ADA法のことを話すと、「現在発注中です」との返事が。苦笑 でもTTYは時代遅れだし…??ADA法が制定されてからもう12年も経っているし…???





中学の時、一緒だった伊東です。
アメリカでの生活