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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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10月 生活記録【第2期生 谷口】[2006年11月19日(Sun)]


■ELIの様子

もうアメリカで生活してから3ヶ月経ったので、ASLのスキルも向上した。私は今、ELISOの委員会の書記を担当している。書記という仕事は日本の場合、会議の内容を記録するなどを想像するだろう。私もそう思い、書記の仕事を受けることにした。しかし、現実は違った。書記という仕事は予想以上に責任の重い仕事で仕事量も半端ではない。例えば、会議内容を記録するのももちろん、様々なイベントの責任者とならなければならない。さらに、そのイベントの内容なども記録する必要がある。入った当時はASLのスキルもなかったため、コミュニケーションのズレなど色々なトラブルが生じたが、今は会議でASLでの会話のやりとりを読み取る力も向上したのか、書記の仕事に慣れていくようになった。そういう意味では、書記という仕事を受けて良かったと思っている。また、委員会を通してELIだけでなくギャロでの様子についても知る機会を得ることができた。

■ギャローデット大学の抗議デモ

10月上旬にギャロで次期学長に対するデモが約1ヶ月間行われた。デモのいきさつを簡潔に説明すると、次期学長の投票で意外なことに投票率の低い新学長が当選されたことに学生や先生たちは怒りを感じ、学生たちがギャローデット大学を封鎖したのだ。ギャロの正門に“JKF OUT NOW!!”や“Resign JKF!!”という看板が置かれた位デモが熱くなり、警察沙汰にまで発展した。逮捕された学生たちは130人以上にのぼる。また、警察が学生たちを暴力、ブルドーザーで学生たちを怪我させるという出来事も。
その事件がアメリカのNEWSで報道され、各州そして日本や世界の各国から彼らをサポートするという声が次々に挙がった。次にホワイトハウス付近でデモを行い、ビッグな歴史となった。約1ヶ月後、彼らの望み通り次期学長は辞任して今はいつものギャロに戻った。これによって、色々な国の文化を学んだことがある。アジア以外の人はストレートかつ素直な気持ちを持っている。日本人は先生や年上を尊重し、例え相手が悪いやり方でも我慢するという傾向があるが、彼らは全く正反対の性格を持っている。自分たちそしてギャロの未来のために逮捕されてまでも、我らは最後まで闘うという気持ちを持っていたことにウチは彼らを称揚したい。

■ハローウィーン
10月31日はハローウィーンで、ギャロからちょっと離れた美しい街George Townでパレートが開催された。本場のハローウィーンでは想像を超えるくらいの仮装(ナース、デビルマン、エンジェル、ジェイソンなど)をした参加者が平日にも関わらず大勢いた。日本の文化を伝える仮装としての着物はありきたりだと思って、中学生の時のセーラー服を思い切って着てみた。アメリカには学校の制服がないので、歩くとき驚嘆の目で見られたが、満喫できた。
Posted by 谷口恵美(第2期) at 05:35 | 奨学生生活記録 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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