2011年2月生活記録 (第5期生 川俣郁美)[2011年04月04日(Mon)]
このたびの東日本大震災火炎者の皆様へ、心よりお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになられた方々に、心より哀悼の意を表します。また、行方不明者の方々が一刻も早く救助される事を心よりお祈り申し上げます。
一日も早い復興を願って、ギャロデットからも、私たちにできる事を実行し、みんなで力を合わせて、希望を捨てずに、一緒に乗り越えていきたい。
◆◇就職活動ワークショップ◇◆◇
就職活動の為に必要なスキルを学ぶワークショップで、学期の始めに3回に分けて行われた。このワークショップへの参加は卒業要件のひとつとなっており、全3回出席しなければ卒業できない。履歴書の書き方や、インタビューの受け方などを学んだ。
このワークショップに参加して、驚いた事がたくさんあった。まず、履歴書の書き方。日本は履歴書用紙に手書きで記入して作成するが、アメリカは自由書式であり、自分でワードを使って作成する。また、性別•年齢は書かず、写真も貼らない。これは、雇用時の性別•年齢•人種•容姿による差別を防ぐ為だそうだ。さらに、ボランティア活動や団体活動などの経歴も記入する。
また、インタビューの受け方だけではなく、エレベータースピーチという、自己アピール手法も学んだ。エレベータースピーチとは、30秒〜1分間という短時間の間に効率的に自己アピールする手法である。エレベーターに乗った時に偶然重要な人物と居合わせた!という時に目的の階に着くまでの時間内に効率よく自己アピールしたことで、その人物に興味を持ってもらい、採用された、ということから由来している手法である。これは、交流会や合同会社説明会の時など、ネットワーク作りにも使える。とても勉強になったワークショップであった。
◆◇文化的先入観◇◆◇
GSR150クラスで「Body Ritual of the Nacirema(ナシレマ族の身体儀礼)」というHorece Miner(ホーレス•マイナー)によって書かれたナシレマ族の研究論文を読んだ。
ナシレマ族は一風変わった儀礼を毎日行う。その儀礼は聖堂で行われ、どの家庭にもたいてい一堂は置かれている。しかし、その儀礼は家族と一緒にではなく、個別でひっそりと行われる。聖堂の中心は壁に取り付けられた戸棚であり、戸棚には魔法の薬が数多く置かれている。その戸棚の真下には洗礼盤があり、毎日家族がひとりずつ、聖堂に入り、洗礼盤の前で一礼する。そして、洗礼盤から流れ出るを使って儀礼を行う。ナシレマ族は口に関して異常なまでの恐怖と興味を示し、口のコンディションが人間関係に影響すると思っている。魔法の粉を毛の束の先端につけたものを口に差し込み、それを口の中で動かしながら儀礼を行い、口のお手入れをするらしい…。
皆さんはナシレマ族の風習に対してどのような印象を受けただろうか。どこの民族だと思ったら、実はアメリカ人のことらしい。Naciremaを逆に読むとAmerican、アメリカン、つまりアメリカ人のことを指している。「儀礼」は「体をきれいにする事」、「聖堂」は「浴室」、「魔法の薬」は「サプリメントや風邪薬など」、「洗礼盤」は「洗面台」、「魔法の粉」は「歯磨き粉」のことを指す。
次に、下の3つの写真を見比べてほしい。これは、写真家メンゼルが世界の国々を周り、家族とその家族の所有物をそれぞれ一枚の画に収めた写真である。
それぞれの家族は、その国でどの階級に相当するのだろうか。答えは、どれも「平均的な」家庭である。自分の国では、ブータンやマリのような家族は貧しそうに見えても、彼らの国ではこれが「一般的」なのである。一見、苦しそうに見えても、実は幸せだったりする。また、写真の家族の生活様式は、その国の、他のすべての家族に当てはまる訳ではない。
それぞれの人の価値観、信念、行動パターン、善悪の基準は多種多様であり、自分にとって当たり前のことが他の人にとっては、当たり前ではなかったりする。 人は無意識に自分の視点から物事を見てしまう時があり、そこから先入観や偏見が生まれてしまう。 相手の国の文化について調べたりすることも大切だが、間違った情報だったり、すべてがその人に当てはまる訳ではないので、相手に直接聞いた方が良い。このクラスで学んだ事は、人との接し方、である。基本的な事ではあるが、それは外国人と接する時だけではなく、日常生活でも言える事である。相手を尊重する気持ちを忘れずに、誰とでも対等に接するように心がけたい。
一日も早い復興を願って、ギャロデットからも、私たちにできる事を実行し、みんなで力を合わせて、希望を捨てずに、一緒に乗り越えていきたい。
◆◇就職活動ワークショップ◇◆◇
就職活動の為に必要なスキルを学ぶワークショップで、学期の始めに3回に分けて行われた。このワークショップへの参加は卒業要件のひとつとなっており、全3回出席しなければ卒業できない。履歴書の書き方や、インタビューの受け方などを学んだ。
このワークショップに参加して、驚いた事がたくさんあった。まず、履歴書の書き方。日本は履歴書用紙に手書きで記入して作成するが、アメリカは自由書式であり、自分でワードを使って作成する。また、性別•年齢は書かず、写真も貼らない。これは、雇用時の性別•年齢•人種•容姿による差別を防ぐ為だそうだ。さらに、ボランティア活動や団体活動などの経歴も記入する。
また、インタビューの受け方だけではなく、エレベータースピーチという、自己アピール手法も学んだ。エレベータースピーチとは、30秒〜1分間という短時間の間に効率的に自己アピールする手法である。エレベーターに乗った時に偶然重要な人物と居合わせた!という時に目的の階に着くまでの時間内に効率よく自己アピールしたことで、その人物に興味を持ってもらい、採用された、ということから由来している手法である。これは、交流会や合同会社説明会の時など、ネットワーク作りにも使える。とても勉強になったワークショップであった。
◆◇文化的先入観◇◆◇
GSR150クラスで「Body Ritual of the Nacirema(ナシレマ族の身体儀礼)」というHorece Miner(ホーレス•マイナー)によって書かれたナシレマ族の研究論文を読んだ。
ナシレマ族は一風変わった儀礼を毎日行う。その儀礼は聖堂で行われ、どの家庭にもたいてい一堂は置かれている。しかし、その儀礼は家族と一緒にではなく、個別でひっそりと行われる。聖堂の中心は壁に取り付けられた戸棚であり、戸棚には魔法の薬が数多く置かれている。その戸棚の真下には洗礼盤があり、毎日家族がひとりずつ、聖堂に入り、洗礼盤の前で一礼する。そして、洗礼盤から流れ出るを使って儀礼を行う。ナシレマ族は口に関して異常なまでの恐怖と興味を示し、口のコンディションが人間関係に影響すると思っている。魔法の粉を毛の束の先端につけたものを口に差し込み、それを口の中で動かしながら儀礼を行い、口のお手入れをするらしい…。
皆さんはナシレマ族の風習に対してどのような印象を受けただろうか。どこの民族だと思ったら、実はアメリカ人のことらしい。Naciremaを逆に読むとAmerican、アメリカン、つまりアメリカ人のことを指している。「儀礼」は「体をきれいにする事」、「聖堂」は「浴室」、「魔法の薬」は「サプリメントや風邪薬など」、「洗礼盤」は「洗面台」、「魔法の粉」は「歯磨き粉」のことを指す。
次に、下の3つの写真を見比べてほしい。これは、写真家メンゼルが世界の国々を周り、家族とその家族の所有物をそれぞれ一枚の画に収めた写真である。
「Material World: A Global Family Portrait」 Peter Menzel著

アメリカ

ブータン

マリ

アメリカ

ブータン

マリ
それぞれの家族は、その国でどの階級に相当するのだろうか。答えは、どれも「平均的な」家庭である。自分の国では、ブータンやマリのような家族は貧しそうに見えても、彼らの国ではこれが「一般的」なのである。一見、苦しそうに見えても、実は幸せだったりする。また、写真の家族の生活様式は、その国の、他のすべての家族に当てはまる訳ではない。
それぞれの人の価値観、信念、行動パターン、善悪の基準は多種多様であり、自分にとって当たり前のことが他の人にとっては、当たり前ではなかったりする。 人は無意識に自分の視点から物事を見てしまう時があり、そこから先入観や偏見が生まれてしまう。 相手の国の文化について調べたりすることも大切だが、間違った情報だったり、すべてがその人に当てはまる訳ではないので、相手に直接聞いた方が良い。このクラスで学んだ事は、人との接し方、である。基本的な事ではあるが、それは外国人と接する時だけではなく、日常生活でも言える事である。相手を尊重する気持ちを忘れずに、誰とでも対等に接するように心がけたい。




