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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2010年10月生活記録 第4期生 武田太一[2010年11月07日(Sun)]




○寒くなっていくボストン
10月に入り、あの暑かった夏が嘘のように日増しに寒くなっていく。もはや長袖が欠かせなくなり、街を歩けば厚めのジャケットを着ている歩行人をよく見かける。また、木々の落ち葉も道を埋め尽くすほど大量に舞い落ちてきてくるようになり、路上に停めてある車にもかかってくるため、掃除が大変である。そんな中で、現在住んでいるアパートも暖房をかけるようになり、いよいよ本格的な冬の到来を肌で感じ取っている。

○講義の進捗状況
先月の生活記録で報告したとおり、講義を4つ受講している。講義のペースにもだいぶ慣れてきて、課題も何とかこなしてきている。特に小学校算数の講義では、問題の解き方の説明に正しい文法が求められるため、何度も書き直しをさせられている。しかし最初の頃と比べると、文法の誤りが減ってきて、最近では一発で通るようになり、教授からも上達したと褒められた。また友人と一緒に課題をすることもあり、お互いに助け合いながらやっていくのも学生生活のいいところである。
中間テストも過ぎ、秋学期も半分が過ぎた。これまでに集めたノートやプリントが厚みを増してきて、新しいファイルを買わなければいけないほどであった。この厚みがそのまま自分の知識になっていけば、これほど嬉しいほどはない。


増えていくファイルメモ


○Deaf Studies/Deaf Education floor(ろう学/ろう教育フロア)
ボストン大学教育学部校舎2階にあるろう学/ろう教育フロアは手話の世界になっている。ろう者にとっては手話の環境が大事であるため、声を使うことは禁止している。しかし、今年の新入生でそれを守れない学生が多いため、先日に行われたミーティングでアメリカ手話を教えている教授が、「ここはろう/難聴児に必要なコミュニケーションスキルを身につけるため、手話を守るための場所。もし手話を使わないで声を使っていたら、ろう/難聴児を見下しているのと同じこと。もしここのやり方に従えないなら、ボストン大学じゃなくて他の大学に移れば良いだけの話。」と注意を促した。今のろう教育コース1年生は自分以外は聴者であるため、時々講義中に声だけで会話することがあったため、これからは改善していけたらと期待している。

○ハロウィーン
今年もハロウィーンの季節がやってきた。友人と共にパンプキンをくり抜いてランタンを作ったり、ハロウィンパーティを開いて楽しく過ごすなど今年もまた一味違った経験ができ、楽しく過ごすことができた。


今年の仮装とかぼちゃ宇宙人

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