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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
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2010年9月生活記録 (第4期生 福永 梢)[2010年10月19日(Tue)]
 朝晩が冷えてきた。昼間は涼しくなったと思ったら急に暑い日が数日間続いた。バイト先の上司から「これが秋の始まりの合図だよ」と教えられ、実際にその通りとなった。その上、なぜか学校帰りに買い物行く日に決まって集中豪雨に遭う。雨女はどこに行っても雨女なようだ。


新学期スタート

 いよいよ新学期が始まった。大学レベルの授業では「乳幼児の発達心理学(Development I: Child Psychology)」、「異常心理学(Abnormal Behavior)」の2つを取っている。発達心理学はこれまで触れる機会が多かったが、異常心理学は大学院で少しだけかいつまんだ程度だったため覚えることが多い。症状の分類や検査、効果的なケア方法を覚えるだけでなく、1つの症状を異なった視点でさっと分析できるようにもしなければならない。精神力学(Psychodynamic)、生理学(Biological)、行動学(Behavioral)、認知学(Cognitive)、社会文化学(Sociocultural)の5視点から分析する度に、心理学は本当に総合的な学問だなと実感する。
 最近は日本でも認知度が上がってきた「うつ」を例に分析すると、こうなる。生理心理学の視点では、脳内のドーパミンやらセロトニンやらどうのこうので、この薬が効くという話になる。精神力学の視点では、何かを失ったときのどうしようもない怒りと罪悪感があまりにも大きすぎて対応し切れなくなったとき、無意識のうちに思考や感情がストップすると解釈される。そのため、その感情と向き合い少しずつ処理していくことがケアの目標となる。ところでうつ状態になると、1つのことを根拠なく全体のこととしてとらえたり、ネガティブに飛躍したりする傾向がある。認知心理学ではこれに着目していて、筋が通っていないことを自分で気付けるようにケアを行う。――といった具合である。

 大学院レベルの授業では、ソーシャルワークの「個人の行動と社会環境(Human Behavior and Social Environment I)」を取っている。ここでも1つの問題を多角的に分析するが、その結果をまとめて報告する点、分析の視点が非常に多い点で異なる。例を用いて分析してまとめる課題が多く、実践的でためになる。今月は、映画「Beautiful Mind」に出てくる統合失調症の主人公 ジョン・ナッシュ(John Nash)が取り上げられた。家族、友人、担当医など身近な社会から、当時の社会情勢や精神治療法など大きな社会へと、社会を3〜5レベルに分けて分析した。その中で、彼の症状についてまた細かく分析した。こうした分析はネガティブな面だけではなく、彼の強みや人的資源などのポジティブな面にも気付くことができるので、対処法を具体的に考えるときに大いに役立つ。


久々に38.5°

9月も終わりにさしかかり1週間のサイクルに慣れてきたころ、体調を大きく崩した。学期前から胃の調子が悪く、その日はにおいや味だけでなく視覚的にも過敏になっていて、とても動ける状態ではなかった。熱を測ってみると38.5°あった。これまで高くても38.2°くらいだったので、この数字には驚いた。第3期生の菅野さんからもらった冷えピタが役立った(ありがとうございます)。本格的に忙しくなる前でよかったし、体調管理に気をつけとこうと思った出来事であった。

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