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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2010年7月生活記録 第4期生 武田太一[2010年08月07日(Sat)]




●夏学期終了
オーロニ大学での夏学期が7月29日の期末試験をもって終了した。この6週間はあっという間に過ぎていったように感じる。秋・春学期と違って1つの講義が週に2回のペースではなく、月から木にかけて毎日のようにある。そのため、次回の講義に向けての勉強がゆっくりできず、速いペースで授業が進んでいく。心理学は日本でも受講したことがあるおかげで、先生の話は理解できるが、英語がなかなか覚えられないでいるため、毎週行われるテストには苦労した。しかし、これまで英語・アメリカ手話のクラスが多かったため、一般的な講義を受けるのは良い経験になり、これから受ける大学院の講義に向けてのいい準備運動になったのではないかと思う。特に今回の講義では初めてノートテイクを利用して、毎回ノートのコピーをもらうのだが、自分が望むノートの取り方と違っていたり、授業中に示されるイラストや説明が書いていなかったりとマイナス面があった。自分はノートのコピーをもらうよりも、自分の手で記録したいと思っているうえに、その方が授業内容を吸収していけるので、次回からは自分の手でノートを取るようにしたいと考えている。(ただし、基本的には教員の発する手話あるいは手話通訳を見ることが多いため、そこが難しいところではあるが。)


ツインピークスから眺めたサンフランシスコ



●エジプト特別プログラム
今年はエジプトから聾8人の留学生を迎えている。この夏、彼らのために6月から7月にかけて2ヶ月の特別プログラムが組まれた。自分も縁があって、このプログラムを7月の間手伝わせていただいた。このいきさつは、先の春学期でアメリカ手話フィールドワークを受講していたのだが、学期中合計108時間以上の活動が必要であるにもかかわらず、40時間ほど残っている。これについて教授と相談した結果、このエジプト特別プログラムを手伝うことで残り時間を埋めさせていただいた。教授3人、ギャロデット大学からのインターンシップ学生と共にいろいろ相談しながら、プログラムを進めていくことはまた新鮮な経験となった。特に英語を教える上で、どのような工夫が必要かいつも考えさせられた。プリントやパワーポイントを作成して、ゲームも交えてエジプト学生がうまく英語を習得していけるように努めた。夏学期終了と共に、このプログラムも終了し、恐縮ながらも修了証をいただいた。


エジプト留学生
職業体験の一場面力こぶ


●夏休み、大学院準備
8月は丸々1ヶ月間夏休みである。前半はギャロデットに進学する第5期生川俣さんと、友人の3人で西海岸から東海岸に車で移動し、いろんなところを観光する予定である。その記録を自分のブログで報告していくので、そちらをご覧ください。

https://blog.canpan.info/deaf_tt/

ボストンに到着後は、予防接種や講義履修など慌ただしくなりそうであるが、まずはボストンでの生活に慣れていきたいと思う。

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