2010年1月生活記録 (第5期生 川俣郁美)[2010年02月16日(Tue)]
遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
☆2010年☆
2009年もあっという間に過ぎ去った。
昨年も多くの出会いと発見に恵まれ、充実した1年であった。
今年もさらに出会いの輪が広がっていくことを楽しみに、
様々なことを吸収しながらより一層磨きをかけたいと思いますので、
今後とも皆様のご支援・ご指導よろしくお願いいたします。
◆◇ブラジル◇◆◇
冬休みは南アメリカ、ブラジルへ行ってきた。
ブラジルを訪問するのは2回目である。熱くてフレンドリーなブラジル人と、地域によって異なる種類豊かなソウルフード、豊かな自然が恋しくて航空券を購入した。今回も前回旅したルートとほぼ同じだったが、多くの新発見をした旅であった。
ブラジルは2002年に手話を言語として認めただけではなく、国の公用語としても認めたために、あちこちに手話クラスや通訳養成コースがある。手話講師をしているろう者や手話講師になるために大学へ通っているろう者にたくさん会った。レストランやホステルにも手話のできる聞こえるスタッフやお客さんがいた。
年末年始はブラジルのRecife(レシフェ)に住む愉快なろう者たちと共にビーチで過ごした。夏服で新年を迎えるのは初めてで、2010年になったという実感がしばらく湧かなかった。
毎日ビーチへ行き、夜はみんなで一緒に作った夕食をほおばりながら、レシフェろう連盟の活動や、ろう者ならではのおもしろ談、ろう者のアイデンティティなどを朝まで語りあったりして、濃い日々を過ごした。
ブラジルのカウントダウンはみな白い服を着ておめかしをして(真新しい姿で新しいスタートを迎える、という意味)浜辺へ行く。0時に花火が次々に打ち上げられ、みんなでハグを交わしたりダンスをしたり海へ飛び込んだりして新年を迎えるというとても賑やかなものであった。
☆年末年始を過ごしたビーチTamandare☆
◆◇大学入試◇◆◇
12月にACT(American College Test)という大学入試を受けてきた。日本でいうセンター試験のようなもので、各大学が指定するスコアを超えればその大学に入学することができる。日本のセンター試験と違うところは、ACTは2ヶ月毎に実施されていること、そして、センター試験の受験資格は高卒または卒業見込みの者のみに対し、ACTには制限がないことである。また、日本の大学入学は4月のみであるのに対し、アメリカの大学は学期ごとに入学することが可能であるため、アメリカの大学は日本の大学よりも高等教育機関で学ぶ機会が多く与えられていると言えるだろう。
私は、去年の4月、10月、12月にACTを受験し、12月にやっとGallaudet大学入学条件であるスコアを超すことができた。3月中に入学申込書類をGallaudetへ送付する予定である。
◆◇春学期◇◆◇
今学期の履修クラスは以下の通り。
- Intensive University Preparatiory Program/Academic Reading(英語・リーディング)
- Reading and Writing Composition/101A (英語)
- Elementary of Statistics and Probability (統計学)
- General Psychology(一般心理学)
今学期はGallaudet大学のソーシャルワーク学部の前提履修科目である統計学と一般心理学のクラスをとった。もうすぐソーシャルワークのクラスを履修することができると思うとわくわくする。クラスの詳細は来月の生活記録で報告したい。
☆オーロニ大学に咲いていた花☆