2006年9月 生活記録 (2期生 高山亨太)[2006年10月06日(Fri)]
1.9月の出来事
あんなに地獄のように暑かったワシントンD.Cも夜は涼しくなってきた今日この頃である。9月は、私の誕生月であり、好きな月の1つである。誕生日である21日は、一人で寂しく部屋で論文を書いて、親父のようにビールを飲んで過ごしていた。日本の友人から日本時間の21日に祝いのメールをもらい、現地時間の21日に大学の友人からおめでとうといわれるなど誕生日が2回も続いたような気分になった。
さて、本題は、ちょうど涼しくなった頃に、突然、友人より食事のお誘いがあった。当初は、1期生である池上さんも一緒に行く予定だったのだが、ドタキャンされてしまった。当日は、友人と2人でショッピングし、日も暮れた頃にレストランに行こうとなったときに、友人が「あそこで、日本食を食べたい。」というものだから、私は、「じゃあ、あの駅にあるレストランに行こう。そこよりもおいしいと思うよ。」と言ったが、友人がどうしてもそこにこだわるので、「不思議な人」だなって思いながら入ってみると、ドタキャンした池上さんをはじめ、2期生の谷口さん、他のたくさんの友人たちが拍手で迎えてくれたのである。思いがけないハプニングに感動したもののやられたと思った。このように盛大にお祝いをされたのは何年ぶりなのかわからないほど、自分の誕生日を祝うことの楽しさを久しく忘れていたように思う。これは、日本の家庭でなかなか見られなくなった光景なのだろうと考えさせられた。年を取ってもいくつになっても、誕生日を祝ってもらうことはうれしいものである。
誕生日を祝ってくれたみなさんありがとう。
2.受講クラス
今学期は、4つのクラスを受講している。具体的には、大学レベルの英語とアメリカ手話といったコミュニケーションに関する課題にあわせて選択したクラスと来年の大学院入学に備えて、アメリカの社会福祉のシステムを知るためにソーシャルワーク(社会福祉)学部のクラス、さらにGallaudet Universityの考え方や「聴覚障害」、「ろう」とはなにかということに興味を持って、聴覚障害に関する科目を受講した。詳細は、以下の通りである。
1.デフスタディー Introduction of Deaf Studies 月水金・9am-9:50am
2.ASL American Sign Language 月水金・10am-11:50am
3.英語 Reading and thinking 月水金・1pm-2:50pm
4.ソーシャルワーク Social Work Policy for American Social Welfare 火木・11am-12:20pm
3.クラスの様子
9月からは、本格的にクラスが始動し、Assignment(宿題)もほぼ毎回課されるようになってきた。アメリカ人と違って、英語とアメリカ手話に課題があり、1週間の生活やリズムになれるまでに大変時間がかかった。私は、生来的に効率よく課題をこなすのは、得意な方であったが、言語的・文化的な環境が違う中では、大変なものなのだと実感した1ヶ月間でした。かつELIのように英語などの大学入学に向けたトレーニングをする養成校を経験しないまま、IIPとして、アメリカの大学生や大学院生と同じスタートラインに立って、クラスをこなしていくことはかなりの覚悟と最低限の知識などが求められるのだと考えさせられた。教員は、IIPだろうと、関係なくすべての学生に対して平等に宿題を与えるし、さらにそれだけではなく、グループワークによる宿題、ディスカッションも課され、ハードなスケジュールになっている。
10月には、自分の母校である筑波大学大学院の中間評価論文発表会があり、その準備にも追われ、かなり大変な日々であった。10月からは、自分の論文も書きつつ、時間の合間にじっくり英語の勉強にも取り組みたいと考えている。
あんなに地獄のように暑かったワシントンD.Cも夜は涼しくなってきた今日この頃である。9月は、私の誕生月であり、好きな月の1つである。誕生日である21日は、一人で寂しく部屋で論文を書いて、親父のようにビールを飲んで過ごしていた。日本の友人から日本時間の21日に祝いのメールをもらい、現地時間の21日に大学の友人からおめでとうといわれるなど誕生日が2回も続いたような気分になった。
さて、本題は、ちょうど涼しくなった頃に、突然、友人より食事のお誘いがあった。当初は、1期生である池上さんも一緒に行く予定だったのだが、ドタキャンされてしまった。当日は、友人と2人でショッピングし、日も暮れた頃にレストランに行こうとなったときに、友人が「あそこで、日本食を食べたい。」というものだから、私は、「じゃあ、あの駅にあるレストランに行こう。そこよりもおいしいと思うよ。」と言ったが、友人がどうしてもそこにこだわるので、「不思議な人」だなって思いながら入ってみると、ドタキャンした池上さんをはじめ、2期生の谷口さん、他のたくさんの友人たちが拍手で迎えてくれたのである。思いがけないハプニングに感動したもののやられたと思った。このように盛大にお祝いをされたのは何年ぶりなのかわからないほど、自分の誕生日を祝うことの楽しさを久しく忘れていたように思う。これは、日本の家庭でなかなか見られなくなった光景なのだろうと考えさせられた。年を取ってもいくつになっても、誕生日を祝ってもらうことはうれしいものである。
誕生日を祝ってくれたみなさんありがとう。
2.受講クラス
今学期は、4つのクラスを受講している。具体的には、大学レベルの英語とアメリカ手話といったコミュニケーションに関する課題にあわせて選択したクラスと来年の大学院入学に備えて、アメリカの社会福祉のシステムを知るためにソーシャルワーク(社会福祉)学部のクラス、さらにGallaudet Universityの考え方や「聴覚障害」、「ろう」とはなにかということに興味を持って、聴覚障害に関する科目を受講した。詳細は、以下の通りである。
1.デフスタディー Introduction of Deaf Studies 月水金・9am-9:50am
2.ASL American Sign Language 月水金・10am-11:50am
3.英語 Reading and thinking 月水金・1pm-2:50pm
4.ソーシャルワーク Social Work Policy for American Social Welfare 火木・11am-12:20pm
3.クラスの様子
9月からは、本格的にクラスが始動し、Assignment(宿題)もほぼ毎回課されるようになってきた。アメリカ人と違って、英語とアメリカ手話に課題があり、1週間の生活やリズムになれるまでに大変時間がかかった。私は、生来的に効率よく課題をこなすのは、得意な方であったが、言語的・文化的な環境が違う中では、大変なものなのだと実感した1ヶ月間でした。かつELIのように英語などの大学入学に向けたトレーニングをする養成校を経験しないまま、IIPとして、アメリカの大学生や大学院生と同じスタートラインに立って、クラスをこなしていくことはかなりの覚悟と最低限の知識などが求められるのだと考えさせられた。教員は、IIPだろうと、関係なくすべての学生に対して平等に宿題を与えるし、さらにそれだけではなく、グループワークによる宿題、ディスカッションも課され、ハードなスケジュールになっている。
10月には、自分の母校である筑波大学大学院の中間評価論文発表会があり、その準備にも追われ、かなり大変な日々であった。10月からは、自分の論文も書きつつ、時間の合間にじっくり英語の勉強にも取り組みたいと考えている。
一応、指定されている教科書は以下の通りです。
1.The policy-based profession-An introduction to Social welfare policy analysis for Social workers, Philip R.Popple&Leslie Leighninger
2.Impacting social policy-A practitioner's guide to analysis and action, Rodney A.Ellis