CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
« 2009年10月生活記録 (第4期生 福永 梢) | Main | 2009年10月生活記録(4期生 川上恵) »
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
2009年10月生活記録 (第5期生 川俣郁美)[2009年11月15日(Sun)]
◆◇FALL  -秋- ◇◆◇

Fall : 落ちる

木の葉が「落ちる」季節であることから「Fall = 秋」となったそうだ。10月になり、木々がだんだん赤・オレンジ・黄色に染まり、日も短くなってきた。ハロウィーンのデコレーションが町中のあちこちになされ、とても賑やかである。

夏が過ぎ去り、スイカの季節ももう終わりかと残念に思っていたのだが、不思議なことに秋になった今も店頭にスイカが並んでいる。それも$2という安さ。アメリカでは年中スイカが食べられるのだ。日本ではスイカは夏にしか食べられないという、私にとってごちそうのような果物だったので、秋になった今も手軽に食べられるのはうれしいことである。だがそれと同時に、少しさみしい気もする。せっかくなのでハロウィーン風にデコレーションしてみた。


ハッピーハロウィーン。



◆◇クラス◇◆◇
英語ライティングクラスでは「日米の初等・中等教育の違い」についてのエッセーを書く機会があった。日米の教育の違いは数多くあるが、大きく違う点は「全国統一の学校教育課程の有無」である。日本には小学校から高校まで全国規模で統一された教育課程があり、どの学校も同じ教科書、同じ内容、同じペースで進められていくので全国一貫した学力水準を保っている。しかしその中で、授業についていけない生徒は取り残されていってしまったり、自身の関心や目的に合わせて学習することが難しいという面がある。一方、アメリカには全国統一教育課程はなく、州や地域によって異なるため、教科書や教育方針はバラバラなのだそうだ。また、地域の財政状況によって学校の予算も異なり、裕福な地域ほど学校予算が高く、設備やカリキュラムが整っているため、地域格差が生じている。しかし、アメリカの学校は選択科目が豊富であり、自身の学力や関心、目標に合ったクラスを受けることができるというリベラルな面では、様々な分野の学問に触れることで、自分の視野を広げることができ、さらに自分にあった将来の目標を見出しやすいのではないかと思う。

今回日本の全国統一の教育課程の存在を知った時、日本の聾学校の教育課程についての疑問がわいた。日本の聾学校はその基準に従っているのか?それとも聾学校の教育課程があるのか?またアメリカの聾学校の教育はどのようなものなのか?今後さらに調べていきたい。


◆◇フリーモント聾学校創立150周年記念◇◆◇
今年はちょうどカリフォルニア州立フリーモント聾学校創立150周年記念の年であり、今月24日に行われたホームカミング(卒業生たちが母校に戻ってくる日) は例年より盛大に行われた。遠方から飛行機で来る人も多くいたそうで、今年は4000人ほどの参加者が集ったそうだ。老若男女、肌の色、宗教もそれぞれのろう者が一つの場所に集まり、旧友との再会を喜んだり、交流を楽しんだ。



ここフリーモントには根強いデフコミュニティーがある。デフファミリーも多い。3世代、4世代まで続いているファミリーもいるというからびっくりだ。私の家主さんもデフファミリー出身で親戚にも多くのろう者がいて、「彼(ろう者)は、私のいとこ。彼の娘は今フリーモント聾学校に通っているのよ。」「あの子(ろう者)は私の遠い親せき。彼女の両親もろう者で、彼女の母親はフリーモント聾学校の職員よ。」といった紹介がいくつもあり、大きくそして狭いデフコミュニティーがあることを実感した日であった。


◆◇風邪対策◇◆◇
オーロニ大学でも2人の生徒が新型インフルエンザにかかり、大学の随所にアルコール消毒液が設置されたり、手洗いうがいを呼びかけられたりと、一層の注意が必要になってきた。テストなどで不規則な生活になりがちだが、きちんと栄養・休養を取ったり、運動をしたりして、免疫力を落とさないようにしっかり対策したい。
この記事のURL
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/343
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント